ここんとこ各所で数々の失言を繰り返している気がする…
本人には傷つける意図は全くないのです、すみません、 もっと、慎重に言葉を選びます。 …1週間ほど自分の失言にずっとブルーだったので(へたれの気にしいなんです) さすがにちょっと疲れました… #
by mi-narai
| 2007-12-09 15:09
| その他
なんと!コンビニで蓋付きの缶に入った日本酒をみつけてしまいました!カワユイ。 なぜに日本酒は缶に入ると美味しそうに見えるのか… (缶入りのワインも美味しそうに見えるけど) 小川英雄著『ローマ帝国の神々』 まだまだ途中。 ローマ時代に、ローマの固有の神の代わり(?)に輸入された エジプトやオリエントの神々が、ローマのどの神と同一視され、 どんな祭祀を行っていたか、という記述を今延々と読んどります。 いやあ、ほんと、ローマ時代っていろんな宗教がごった煮ですね~ 排他的(そういう印象があります)なキリスト教一色の中世とは 大違い!360度オールオッケーな態度は天晴れです。 次、ミトラス神の説明に入るっぽいので、 サトクリフの一連のローマン・ブリテンの作品の中で 主人公たちの額にあった試練の証がどうやってついたかようやく 分かると思うとワクワクします。 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 ジャレド ダイアモンド / / 草思社 ISBN : 4794210051 スコア選択: 同時進行でジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』の 上巻を読み始めました。まだ序文しか読んでない。 一番最初、地域間格差などなかったはずの人類が、 今現在は持てる富も権力もこんなに差がついてしまった。 いったい、これはどこから差が出てきたのだろう、というのを 真面目に考える本らしい。ちょっと楽しみです。 恋愛小説ふいんき語り 麻野 一哉 / / ポプラ社 ISBN : 4591100057 スコア選択: ※※※※ 上記2冊読んでるにもかかわらず、さらに 麻野一哉、飯田和敏、米光一成共著、『恋愛小説ふいんき語り』を 読み始めました。昨日いきなり出版されていることを知って 買いに走ったのです。 ゲームクリエイター3人による「ベストセラー本ゲーム化企画」の 一端で、その恋愛小説編。 そもそも恋愛小説を読むのが苦手なワタクシ、 (ロマンス小説とホモは好きなくせに…) 若干意地悪な気持ちでこの本を買いました。 わざわざ嫌いなゲームのレビュー(Amaz○nとかさ)を開いて、 自分と同じ理由でこき下ろしてあるのを見てスカッとする心理です。 (人としてさいてーですね☆) いや、でもこの本、意外な見かたなんかもしてあって、結構 面白いですよ。今、『わすれなぐさ』『夏の終わり』『不信のとき』 『キッチン』『天使の卵』『恋』『不機嫌な果実』『センセイの鞄』 のゲーム化まで読んだ。 そのうちの一冊として読んだことはないのですが、 『わすれなぐさ』と『恋』『センセイの鞄』は ちょっと読んでみてもいいかな、という気になりました。 後に『博士の愛した数式』とか『恋空』とか有名どころが 控えてて、続きが楽しみです。 #
by mi-narai
| 2007-12-06 17:00
| 2007年12月の読書
祭暦
オウィディウス / / 国文社 スコア選択: ★★★★ オウィディウス著、高橋宏幸先生訳の『祭暦』読了。 『祭暦』には6月までの暦しか載っていないのですが、 どうやらそこまで書いた時にオウィ先生は ローマを追放されてしまったらしい…。 後書きを読んで、ウェルギリウス先生やホラティウスと違って、 オウィ先生はちょっとまえのローマの混乱時代を知らない、 いわゆる『戦後世代』なのだ、と初めて知りました。 それにしても、本文もさることながら、膨大な量の注釈に とっても楽しませてもらいましたー! どうでもいい無駄知識、大好きです♪ 伝説上のローマ建国史にもちょっと詳しくなったし、 まだ爛熟しきる前の、ローマの一番いい時代の雰囲気を味わえて たいへん満足です。 ミネルウァ・カプタも見つけたしな。 エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち (「知の再発見」双書) ジャン・ポール テュイリエ / / 創元社 スコア選択: ★★★★ ジャン・ポール・テュイリエ著 『エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち』読了。 これまた大層楽しく読み終えました。 エトルリア文明入門書、といった感じの、画像の多い分かりやすい本でした。 歴史はいいなあ…(うっとり)。 もちろん、ローマの前にエトルリア文明が栄えていて、 ローマに大きな影響を与えたことは知っていたのですが、 詳しく読んだのは初めてです。 まだまだエトルリアに関しては素人なので迂闊なことは言えませんが なんとなく、大らかな明るいイメージのある文明です。 そもそもワタシ、都市国家、てのに弱いのです。 その上、ギリシャ文化との交流が盛んで、潤沢な経済力を持ち、 女性も周辺諸国よりは発言権があったっぽい、洗練され、敬虔だった文明。 これが惚れずにおれようか! しかし、エトルリア語は難しいてさっぱり分からん。 ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書) 小川 英雄 / / 中央公論新社 スコア選択: 続いて小川英雄著『ローマ帝国の神々』を読み始めました。 読み始めて失敗に気づいた。 しまった、この著者、古代オリエント史が専門じゃないの! 案の定、ローマ神話とエトルリア、ギリシャ、他サビニー神話などとの関係は あっさり流され、オリエント話に力が入れられとります。 直前にエトルリアの本を読んだところだったので、 そりゃあ、オリエントは文明が高かったじゃろうが、そればっかじゃなくて、 もうちょっとエトルリアの影響も認めてやってよ、と思ってしまいました。 当時のオリエントの宗教事情をざっと説明する段は 興味深く読ませてもらいましたが。 しかし、『ローマ固有のあまりに人間くさい神々はすでに吸引力を失っていた』って、 そりゃあ、そうなのかもしれんが、だからといって一神教もどうかと思うよ…? (個人的に、イエスはすごい人だとは思うけど) …とは思いつつも、民族的な宗教よりその枠を取り払った、個人の意思で自由に 入信・信仰できる宗教の方が、この時代受け入れられやすかった、 といった記述にはちょっと納得もしてしまいました。 まだまだ序盤なので続きを楽しみに読みたいと思います。 忘れてたけど、そういえばヒッタイト人て印欧語族だったなあ…。 それと、クマルビ神話ってフルリ人か… (吉田本にしょっちゅう出てくるんだもん、クマルビ神話) #
by mi-narai
| 2007-12-04 19:55
| 2007年12月の読書
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