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晴れ

日曜は散髪、月曜は仕事、火曜に振休をもらったので、年賀状を書き上げて、残り時間で
県立図書館へ行ってまいりました。
以前来たのは学生時代だったけど…いつから図書カードでその場で借りれるように
なったの!?(驚愕)
(前は最寄の市立図書館から貸し出し申し込みをしないといけなかったのよ)
年の瀬でやることが多くて読む暇などないってのは分かってるのですが、
誘惑に勝てずとりあえず5冊ほど借りてみました。頑張れワタシ!
ところで、年末恒例の大掃除を我が家でもやっておるわけですが、
今年も200冊ほど趣味が変わったりしてもう読まなくなった漫画をアデュー致しました。
(ここ数年めっきりマンガ購入冊数は減ってたんですが(ホモ本を除いてな!)
フローは少なくてもストックが大きいのよ…。長年いらんことに金つこてるなあ…)

…年々シリアスで真面目なモノが去っていってお笑い系だけが残っていく気がする…


ところで、先日書いた無駄遣い二つのうちのもう一つはコレ


海の男達の歌
土気シビックウインドオーケストラ / / インディペンデントレーベル
ISBN : B00028G4E6
スコア選択: ※※※※

無駄遣いには違いないんですが、このCDも当たりでした!
表題作「海の男たちの歌」(海兵隊の依頼で作曲したらしい)と、
「伝説のアイルランド」「大地と水と火と空の歌」(これはネイティヴ・アメリカンが元ネタ)の、
R・W・スミスの曲が軒並み良かったのと、
ロングフォード・レジェンドも気に入ったので(ロングフォードって言ったら、
レンスターのミディールの丘があるとこじゃない!ひゃっほう)
もちろん、レスピーギの『アッピア街道の松』も大好きです!
最初小さく刻んでいた低音のリズムが、メロディーラインと一緒に徐々に大きくなってくるのって、
あれ、ローマの軍団兵の足音なんですよね!
(レスピーギのプログラムの注意書きに確かそんなようなことが書いてあった)
辺境の戦に勝ったローマの軍団がアッピア街道の向こうから近づいてくる姿が
ものすごく容易に想像できる曲で、大好きです!
でも、最初音が小さいからってボリューム上げてたら最後えらいことになるので要注意。


しかし、つくづくミーハーな曲の聞き方してるなあ、自分…。
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by mi-narai | 2007-12-27 00:04 | その他

曇り

…ははは、今週は反省しないといけない無駄遣いを
2件もしてしまいました…
そのうちの一つ↓

オデッセイ
大阪市音楽団 / / オクタヴィアレコード
ISBN : B00068X5TE
スコア選択: ※※※※

買っちゃった☆(もっと反省なさい)
いや、でも、目的の「オデッセイ」の他にも
バーンズの「Danza Sinfonica」と
スパークの「四つの真理」も良かったからいいや。
「オデッセイ」は個人的に2曲目の「ポセイドンの風」の迫力のある部分と、
4曲目の「イサカ」(せめてイタカ、と訳して欲しいところ…)の
「準備いいですカー、盛り上がりますよー、さー、盛り上がった!」
といわんばかりのフィナーレ振りが好きです。



野崎昭弘著『詭弁論理学』読了。
詭弁のあたりから、論理の分類の話になって(これは三段論法だ、とか、二分化だとか、)
なるほどなあ、これは前提が曖昧なんだなとか、ためにはなったけど、
ちょっと理数に弱いわたしには難しゅうございました…。
なんにせよ、詭弁に引っかからないためには、健全な常識を身につけねばならん、
というのは良く分かった。
まあ、そりゃ当たり前の話だよなあ…


ローマの起源―神話と伝承、そして考古学 (文庫クセジュ)
アレクサンドル グランダッジ / / 白水社
ISBN : 4560509026
スコア選択: ※※※※

続いてアレクサンドル グランダッジ著
『ローマの起源―神話と伝承、そして考古学 』を読み始めました。
真ん中へんまで読めた。
最初、まずは文献学からのアプローチ、
伝説上の7人の王たちの物語をざっと紹介し、
(間に、学者たちの諸説の紹介や批判を挟み)
次に、近年(21世紀に入ってからのものも)活発に行われたローマの発掘から
判明した事実(とはいえ、学者の間でまだ色々もめてる部分もあるみたいだけど)
をざっと紹介し、
今ちょうど、文献上の記述と考古学から知りえた断片をつき合わせてるとこ。
ここまで読んだ限りじゃ、従来思われてたよりも多くの部分で
伝説の裏づけが取れそうな感じです。
へえ、意外と符合するもんだなあ…
これからますます面白くなりそうなところです、
続きを楽しみに読みます!


数日後、読了。
面白かった!
ものすごい真面目な本なので帰りの電車ではさすがに
何度か眠りかけましたが…(ダメジャン)
考古学の発見から判明した推測と伝説との照らし合わせの後、
ローマの祭事や制度からどういうことが分かるか、の検証もあったのですが、
少し前に『祭暦』を読んだところだったので
この部分が妙に馴染みやすかったです。

また、著者の説を面白く拝読する一方で、
歴史(それも、古い時代であればあるほど)の解明を
しようと思えば、各方面の学問を総動員してその上でどの説に偏りすぎる
ことなくバランスよく考えないといけないんだなあ、などと
そのややこしさに震撼したりもしました。
ちょっと『星を継ぐもの』を思い出した。
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by mi-narai | 2007-12-21 20:03 | 2007年12月の読書

吹奏楽

こないだ『オデッセイ』を作曲したロバート・W・スミスがなかなかいいと
どこかで書きましたが、ベルト・アッペルモンドもいいよーーー!!
(昨日発見した)
めちゃめちゃ最近の作曲家でコンクールの自由曲で演奏されたりして
もりもり注目を集めているようです。
この人も、『ギルガメッシュ』とか『アイヴァンホー』とか『ラウンドテーブル』とか
ファンタジー(笑)なタイトルをたくさん作ってる人ですよ。

しかし、今ラウンドテーブルと聞いてもB7R制空域しか思い浮かばない…
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by mi-narai | 2007-12-19 07:34 | その他

晴れ

ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』(上)
まず、人類の各大陸への移動の時期についての考察。
ある程度狩猟の技術を会得してから前人未到の地へ行くと、
その土地に棲む動物は人を恐れないのでどんどん狩りが出来てしまい、
あっというまに絶滅→その地でその動物を家畜化する可能性も消える
→その地の人類の有利な点が一つ消える。

次、ポリネシアの各島の人々の政治形態や生活様式の観察からの考察。
農耕が不可能な土地に移住したため狩猟に頼らざるを得ないくらしに
逆戻りした部族の場合は余剰が生まれず、
みなで分け合って仲良く暮らす知恵が発達する。
農耕に適した土地の場合、専門職人や戦士、族長などを養う余剰が生まれ、
結果として他と争いが起こった場合、有利に働く社会構造になる。

…というような説明を読みました。



丹羽隆子著『ローマ神話 西欧文化の源流から』読了。
ローマ神話、がタイトルの割りに、『アエネイス』からそのまんま
ローマ建国史が延々続き、共和政の樹立、その後の周辺民族との
軋轢や共存などが語られとりました。
でも、純粋に史実、というのではなく、多分に歴史を語る上で
形作られた伝説なんかの割合が多いあたりが「ローマ神話」なんだろうなあ…。
いや、歴史っぽいだけでもう好物なので、とても面白かったですよ!
これまた入門書、という想定で書かれてるのか、ものすごく
わかりやすく簡単にあんまり諸説を織り交ぜずに描いてありますし!
これまで読んだアレコレをすっきり説明してあって、
自分の中での整理も出来ました!



詭弁論理学 (中公新書 (448))
野崎 昭弘 / / 中央公論新社
ISBN : 4121004485
スコア選択:

上記2冊とさらに平行して野崎昭弘著『詭弁論理学』を読み始めました。
いや、別に詭弁を使えるようになりたいとか、そういう理由じゃないんですよ。
本屋で手にとったら、前書きに、『腕っ節も口げんかも弱い著者はいつも
押しの強い口の回る人に言いくるめられて悔しい思いをするので
せめて相手の手口を観察してやろう、と思ってこの本を書いてみました』、
ってあって、思わず共感しちゃったんです。
わたしも、そのくらいの心の余裕を持つよう心がけたいと思います!
てなわけで、楽しく読み進み中。
今、強弁と詭弁の違いについてまで読めました。
強弁の場合、要するに、精神的に幼い人が多用するものらしい。
説明を読んで「わはは、いるいるこういう人!」などと
のんきに笑ってしまいましたが、
…自分が強弁を使わないように気をつけなくっちゃな…。
今から、いよいよ詭弁術がいかにして生まれてきたか、の段です。
ああ、楽しみ♪



ヒストリエ 3 (3)
岩明 均 / / 講談社
ISBN : 4063143953
スコア選択: ※※※※

『ヒストリエ』3,4巻
いいとこの坊ちゃんから奴隷人生に転落、その後、船からも転落して
アナトリアの村人に助けられた幼い主人公が青年に育つまで。
で、4巻の最後で、1巻の最初につながる、という構成です。
むさぼるように読んでしまった。
んもう、これからって時に~~!!というところで終わってた!
(4巻の出版が今年の7月だなんて、5巻の発売まだまだ先じゃない!)
エウメネス君いい感じに育ってますよ!
期待を裏切らず頭のいい青年に!それでいて人の痛みの分かるやさしさと、
時々覗くスキタイ人の残忍さが同居している風なのがまたいい感じです!
(あらためてWikiを調べてエウメネスっちゅうのがアレクサンドロス大王の
書記官だったことを知りました。おお、実在じゃったか)
しかし、3,4巻では、1,2巻にもまして「オデュッセウス」の固有名詞が
頻出でした…ドキドキしました(←あほ)。

知能派が好きといっても、ワタシ、三国志の孔●はイマイチなのです。
(↑実在の人物像は知らんけど、あのステレオタイプされた小説の方の)
一体どのあたりに境界線があるのか…
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by mi-narai | 2007-12-18 19:22 | 2007年12月の読書

晴れ

小川英雄著『ローマ帝国の神々』読了。



ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』(上)
一番最初の、類人猿から人類がそれぞれの文明に向かって分岐するまで、
の章に取り掛かりました。ものすごく面白そうな予感はするけど
とにかく1ページにぎっしり字が詰まっててなかなか前に進まないのです。
気長に読みます。


ローマ神話―西欧文化の源流から
丹羽 隆子 / / 大修館書店
スコア選択: ★★★

丹羽隆子著『ローマ神話 西欧文化の源流から』を読み始めました。
これまた読み始めてちょっとしまったかな、と思った。
ありていに申さば、わたくし、ミネルウァさんを探しておるだけなのでございます。
なのに、エトルリアとの関係や、ローマ神話の独自性などについての言及は
さらっと流されてあっさり『アエネーイス』の紹介に入ってしまいました…
(わたし、何回アイネイアスとお付き合いすればいいのでしょう…。
それはいいとして、著者の、「アイネイアスがアキレウスと重なる」、
という意見には賛成できん!重ならん!ちっとも!
嘆願する相手を殺す場面も、似てるようでやっぱり全然違うやんか!)
(↑妙なこだわり)


後日、『アエネーイス』の部分を読み終わって、その後の歴史的叙述
(アテナイのテセウス伝説のように、歴史、といわれてるものの中に神話的
要素もあるので)の項目に入りました。
ようやくエトルリアがちょびっと出てきそうな気配になってきた。
楽しみです!
最近サビニー人の女たちとか、タルクィニアとか、「あ、このエピソード知ってる」
てな記述が増えてきて、ますますローマにも馴染んできた感じで嬉しいです(笑)。
ところでマルスはやっぱりローマに昔からいたらしいですね。
もともと、もっと主要な神様だったのに、ギリシアから文化が伝わって、
そのおかげでユピテルに押されて地位が下がり、アレスのせいでちょっと人気が
翳ったとか。マルス、とばっちり!かわいそうですね。


ヒストリエ 1 (1) (アフタヌーンKC)
岩明 均 / / 講談社
ISBN : 4063143589
スコア選択: ※※※※

お借りした『ヒストリエ』1・2巻。
今回も頭の良さそうな主人公です。
知能派好きのわたくしの好む路線を良く知っていらっしゃる…。
紀元前300~400頃の話です。
今回のゲスト有名人はアリストテレス先生とアレキサンダーだな(予想)!
ソレはさておきアリストテレス先生、どっちかというと、ソクラテス、プラトン
の師弟が好きなわたし、アリストテレス先生にはノータッチで
(別段アレクサンドロス大王が好きなわけでもないし)

ソクラテス…アクがあって、人をくったような態度の、ソレでいて無邪気なところも
ある陽気な親父。おそらく、ものすごく頭がいいと思われる。
プラトン…控えめで、温厚で、誠実で、寛大な哲学者。
会った人全てが好意を持った、と伝えられてるあたり、
よっぽど人あたりよかったんだろうなあ。
アリストテレス…プラトン先生とたもとをわかつ野心的な若者。
温厚な恩師に対して弟子のアリストテレスは
もっと攻撃的な性格だったんじゃないかと。

なんの根拠もなく大体こんなイメージだったんですが、
この漫画でも大体そんな感じですよ、アリストテレス先生。
アルキメデス先生と違って、この作品では狂言回しっぽい雰囲気だし…
(後の巻でどう転ぶかは知りませんが)

また、いろいろ気になってた騎馬民族スキタイ人が出てくるのも美味しいところです。
騎馬民族、さり気に好き…(残忍だけどネ…)

それになにより!
主人公のエウメネス君、彼、すごい読書家なんですが、その彼が
ホメロスについてこう語るんです。

「ホメロスには数々の英雄が出てくるけど、やっぱり一番はオデュッセウス(意訳)!」

友よ!!(がしぃっ!!)
(エウメネスに対する好感度マックス!)

その場面のオデュッセウスのビジュアルも、ものすごい好みだったし、
この作者様を神と崇めたくなりました。
続きを読もう!
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by mi-narai | 2007-12-14 07:49 | 2007年12月の読書

晴れ

小川英雄著『ローマ帝国の神々』
ミトラス神について読み、その後あんまり期待してなかった
ユダヤ教とキリスト教の項目が意外と楽しくってびっくり。
キリスト教の広がり具合の説明などを読むと
「わがままを言ったもん勝ち」
てのが正解じゃないかと…
後もうちょっとで読み終わります。



麻野一哉、飯田和敏、米光一成共著、『恋愛小説ふいんき語り』読了。
電車の中で読むのは危険な本。
むやみとニヤニヤしてしまっておかしな人になってしまいました。
いやあ、楽しかった。
『無銭優雅』もちょっと読んでみたいと思いました。
本は読みたくないけど、ゲーム化は是非して欲しいのは『不機嫌な果実』。
わがままネゴシエーター麻也子、素敵過ぎる…!!



ヘウレーカ (ジェッツコミックス)
岩明 均 / / 白泉社
ISBN : 4592135008
スコア選択: ※※※※


お借りした『ヘウレーカ』ポエニ戦争時のローマとカルタゴの争いを背景に、
カルタゴの尻馬に乗ってローマから離反し、シチリア全島の
全権を掌握しようとたくらむシラクサ市と、
それを防ごうと攻め来るローマ軍によるシラクサ攻防戦。
歴史好きとしてまず普通に面白かった!
そんで、ダメッピ君がスパルタ人である意味について考えてみました。
作中でさんざん「スパルタ人なのに強そうに見えない」と言われてるし
実際スパルタでは異端だったんじゃないかしらこの子。
体力より知力の人だし。
で、いづらくってシチリアまで流れてきたんじゃないのかなあ。
書評をさらっと読んだ限りでは、この漫画には救いがないと書かれてるけど
最後ダメッピ君はスパルタに帰るじゃないですか。
もう遅いかもしれないけど、と言いながらも。
散々厭世観や戦争の残虐性を描いておきながらのこの結末ですよ。
この話はきっと、
「そんな理不尽で凶暴な世界の中で個の力などちっぽけだけど
でもあがく」とダメッポスが決意するまでの話なんよ、多分…。
それにつけても、アルキメデス先生は良かったです。
科学者のジレンマを抱え、その報いを受ける覚悟が出来ているところが
とても良かった。
若く美しいお嬢さんが死ぬよりアルキメデス先生の最期に涙してしまいましたよ。
おじいさんに極端に弱いのですよ。



ヴィンランド・サガ 1 (1)
幸村 誠 / / 講談社
ISBN : 4063635597
スコア選択: ※※※※

続いてお借りした『ヴィンランド・サガ』1・2巻
表紙の時点ですでにアシェラッドさんに眼が釘付けだったワタクシ、
ドキドキしながら1巻目を開き、なんとのっけから彼が主人公の父親の
仇であることが発覚!
「主人公をたてにとって父親を殺した」の記述にさらに大ショック。
頭のいい老獪なものすごく好みの人っぽい予感はあるのに
残虐や非道、といった好みでないフラグが多すぎていまいち踏み込めません。

が、2巻の巻末で!!
萌えの神はわたしをお見捨てでなかったのです!
実際のアシェラッドと主人公の父トールズの決闘シーンを読んで
真実を知り、アシェラッドが別に残虐でも卑怯でもなかったことがついに判明したのです!
(主人公はまだチビがきだったため、良く分かっていなかったのです)
もうアシェラッドなんて呼び捨てで呼べないわ…
アシェラッドさん(はぁと)
さー、3巻以降の巻、買ってこなきゃ!


DVD
ビューティフルメモリー
/ タキ・コーポレーション
ISBN : B000QUUGKS
スコア選択: ※※※

『ビューティフル・メモリー』ロバート・カーライル主演なので借りてみました。
…相変わらず、ロバートは悲しそうな困った顔が絶妙な役者だなあ…(いきなり感想それかい!)
冒頭は、パン屋を営むフランク(これがカーライル)が
偶然自動車事故に行き会ってしまう衝撃の始まりです。
その男に40年前の約束を果たすために必ず行ってくれ、と
言われたのが「マリリン・ホッチキスのダンスクラブ」、
なんと社交ダンスサークルだったのです…!

大人な映画だったなあ…。
悪い人は一人も出てこなかった…。
プロットがものすごく錯綜してるけど、それがまた面白くて。
主人公のフランクと、彼に約束を託して死んだ男スティーブの
物語が平行して進むのですが、最後の最後でやられました。
でも、アレをみてスティーブの約束に対する執着具合に納得した。
熱狂的に好き!とまではいかないけど、意外と良かったです。
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by mi-narai | 2007-12-10 19:14 | 2007年12月の読書

ゼッフチョウ

ここんとこ各所で数々の失言を繰り返している気がする…
本人には傷つける意図は全くないのです、すみません、
もっと、慎重に言葉を選びます。



…1週間ほど自分の失言にずっとブルーだったので(へたれの気にしいなんです)
さすがにちょっと疲れました…
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by mi-narai | 2007-12-09 15:09 | その他

晴れ

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なんと!コンビニで蓋付きの缶に入った日本酒をみつけてしまいました!カワユイ。
なぜに日本酒は缶に入ると美味しそうに見えるのか…
(缶入りのワインも美味しそうに見えるけど)


小川英雄著『ローマ帝国の神々』
まだまだ途中。
ローマ時代に、ローマの固有の神の代わり(?)に輸入された
エジプトやオリエントの神々が、ローマのどの神と同一視され、
どんな祭祀を行っていたか、という記述を今延々と読んどります。
いやあ、ほんと、ローマ時代っていろんな宗教がごった煮ですね~
排他的(そういう印象があります)なキリスト教一色の中世とは
大違い!360度オールオッケーな態度は天晴れです。
次、ミトラス神の説明に入るっぽいので、
サトクリフの一連のローマン・ブリテンの作品の中で
主人公たちの額にあった試練の証がどうやってついたかようやく
分かると思うとワクワクします。



銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド ダイアモンド / / 草思社
ISBN : 4794210051
スコア選択:

同時進行でジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』
上巻を読み始めました。まだ序文しか読んでない。
一番最初、地域間格差などなかったはずの人類が、
今現在は持てる富も権力もこんなに差がついてしまった。
いったい、これはどこから差が出てきたのだろう、というのを
真面目に考える本らしい。ちょっと楽しみです。



恋愛小説ふいんき語り
麻野 一哉 / / ポプラ社
ISBN : 4591100057
スコア選択: ※※※※

上記2冊読んでるにもかかわらず、さらに
麻野一哉、飯田和敏、米光一成共著、『恋愛小説ふいんき語り』
読み始めました。昨日いきなり出版されていることを知って
買いに走ったのです。
ゲームクリエイター3人による「ベストセラー本ゲーム化企画」の
一端で、その恋愛小説編。
そもそも恋愛小説を読むのが苦手なワタクシ、
(ロマンス小説とホモは好きなくせに…)
若干意地悪な気持ちでこの本を買いました。
わざわざ嫌いなゲームのレビュー(Amaz○nとかさ)を開いて、
自分と同じ理由でこき下ろしてあるのを見てスカッとする心理です。
(人としてさいてーですね☆)
いや、でもこの本、意外な見かたなんかもしてあって、結構
面白いですよ。今、『わすれなぐさ』『夏の終わり』『不信のとき』
『キッチン』『天使の卵』『恋』『不機嫌な果実』『センセイの鞄』
のゲーム化まで読んだ。
そのうちの一冊として読んだことはないのですが、
『わすれなぐさ』と『恋』『センセイの鞄』は
ちょっと読んでみてもいいかな、という気になりました。
後に『博士の愛した数式』とか『恋空』とか有名どころが
控えてて、続きが楽しみです。
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by mi-narai | 2007-12-06 17:00 | 2007年12月の読書

晴れ

祭暦
オウィディウス / / 国文社
スコア選択: ★★★★


オウィディウス著、高橋宏幸先生訳の『祭暦』読了。

『祭暦』には6月までの暦しか載っていないのですが、
どうやらそこまで書いた時にオウィ先生は
ローマを追放されてしまったらしい…。
後書きを読んで、ウェルギリウス先生やホラティウスと違って、
オウィ先生はちょっとまえのローマの混乱時代を知らない、
いわゆる『戦後世代』なのだ、と初めて知りました。
それにしても、本文もさることながら、膨大な量の注釈に

とっても楽しませてもらいましたー!

どうでもいい無駄知識、大好きです♪
伝説上のローマ建国史にもちょっと詳しくなったし、
まだ爛熟しきる前の、ローマの一番いい時代の雰囲気を味わえて
たいへん満足です。
ミネルウァ・カプタも見つけたしな。


エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち (「知の再発見」双書)
ジャン・ポール テュイリエ / / 創元社
スコア選択: ★★★★


ジャン・ポール・テュイリエ著
『エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち』読了。

これまた大層楽しく読み終えました。

エトルリア文明入門書、といった感じの、画像の多い分かりやすい本でした。
歴史はいいなあ…(うっとり)。
もちろん、ローマの前にエトルリア文明が栄えていて、
ローマに大きな影響を与えたことは知っていたのですが、
詳しく読んだのは初めてです。
まだまだエトルリアに関しては素人なので迂闊なことは言えませんが
なんとなく、大らかな明るいイメージのある文明です。
そもそもワタシ、都市国家、てのに弱いのです。
その上、ギリシャ文化との交流が盛んで、潤沢な経済力を持ち、
女性も周辺諸国よりは発言権があったっぽい、洗練され、敬虔だった文明。
これが惚れずにおれようか!
しかし、エトルリア語は難しいてさっぱり分からん。



ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)
小川 英雄 / / 中央公論新社
スコア選択:




続いて小川英雄著『ローマ帝国の神々』を読み始めました。

読み始めて失敗に気づいた。
しまった、この著者、古代オリエント史が専門じゃないの!
案の定、ローマ神話とエトルリア、ギリシャ、他サビニー神話などとの関係は
あっさり流され、オリエント話に力が入れられとります。
直前にエトルリアの本を読んだところだったので、
そりゃあ、オリエントは文明が高かったじゃろうが、そればっかじゃなくて、
もうちょっとエトルリアの影響も認めてやってよ、と思ってしまいました。
当時のオリエントの宗教事情をざっと説明する段は
興味深く読ませてもらいましたが。

しかし、『ローマ固有のあまりに人間くさい神々はすでに吸引力を失っていた』って、
そりゃあ、そうなのかもしれんが、だからといって一神教もどうかと思うよ…?
(個人的に、イエスはすごい人だとは思うけど)
…とは思いつつも、民族的な宗教よりその枠を取り払った、個人の意思で自由に
入信・信仰できる宗教の方が、この時代受け入れられやすかった、
といった記述にはちょっと納得もしてしまいました。
まだまだ序盤なので続きを楽しみに読みたいと思います。

忘れてたけど、そういえばヒッタイト人て印欧語族だったなあ…。
それと、クマルビ神話ってフルリ人か…
(吉田本にしょっちゅう出てくるんだもん、クマルビ神話)
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by mi-narai | 2007-12-04 19:55 | 2007年12月の読書