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『ローマ建国史(上)』 『エトルリア』 『黄金の羅針盤』

忙しい時期が終わっておちつきました!


リーウィウスの『ローマ建国史(上)』
王政が終わって共和制に入りました。
ローマ視点で描かれてるから仕方ないんだけど、エトルリア側が必要以上に
悪く描かれているのがちょっと悲しい…(特に王政末期あたり)。
エトルリア人の書いた史書も残ってれば良かったのに、と思わずにはいられません。
タナクィルは素敵だと思うけど、ルクレティアはお高くとまってる気がしてしまうの…。
とはいえ、本自体に関しては、リーウィウスさんの文章は、なんだか御伽噺を読んでるみたいで
面白いし、注釈も細かくて二度おいしいんですけどね!
とりあえず、続きを読みます!


本の感想を書き損ねているうちに読了。
この巻は前468年までしか載ってないんだけど、
この頃のローマって、対外的には周辺勢力との小競り合いを延々続けてるのですね。
強力なライバルとガチンコ勝負なんじゃなくて
昨日はサビニ人、今日はウォルスキー人、明日はエトルリア人、みたいに
次々入れ替わり立ち代り対立したり手を組んだり。
それでも勝率高いから、ローマの軍隊って強かったんだなあ…
(ていうか、負けてたらローマは滅亡してるか。そりゃそうか)
ちなみに、ローマ内部では、元老院内で勢力争いしたり、
平民と貴族が対立したり。なかなか生々しくて面白いです。

あと、、執政官の名前に対する巻末の注釈を読んでいてびっくりしました。
エトルリア系の王が追放されてからも、要職にけっこうエトルリア系の
人間がついていたのですね~。

訳者の鈴木先生がなくなったとはいえ、早く続き出してくれないかなあ!

エトルリア―ローマ帝国に栄光を奪われた民族
ヴェルナー ケラー / / 佑学社
スコア選択: ★★★★



平行して、ヴェルナー・ケラー著
『エトルリア ローマ帝国に栄光を奪われた民族』を読み始めました。
一度借りたけど、返却期限が来て返した本。今度こそ読みきるぞー!
これは、真面目な研究書というよりは、ちょっと軽めなエトルリア紹介本です。
とはいえ、まずは地中海の動向をクレタ文明の発展から書いてくれるという親切さ。
やっとヴィッラ・ノーヴァ人の項目を過ぎてエトルリアの都市国家に入ったところで、まだまだ序盤。
楽しみに読みます。

数日後、もうちょっと読み進む。
この作者はエトルリア=リュディアからの移民説をとっているのだなあ。
今、ルキウス・タルクィニウス王の業績のところまで進みました。
作者がエトルリアに傾倒しまくってるので話半分に読まないといけないんだけど、
ロムルスもヌマもトゥッリウス・ホスティリウスもアンクス・マルキウスもけして
ローマ王じゃなくて、ローマ村落の首長であって、
ローマを都市に育て上げ王と呼べる地位に就いた最初の人はエトルリア人のタルクィニウスだ
という主張を展開していて、ちょっとワクワクします。

黄金の羅針盤Âライラの冒険シリーズ〈1〉
フィリップ・プルマン / / 新潮社
スコア選択: ★★★★



フィリップ・ブルマン著『ライラの冒険1 黄金の羅針盤』読み始めました。
…時流に乗っかってとか、そういういのじゃないんです。
もともと児童文学好きのワタクシ、ライラの冒険は発売したその月に実は買ってたんです。
もう何年も前の話です。
その頃はハリー・ポッターが流行るか流行らないか位の頃で
児童文学が文庫化するなんて思いもよらなかったからハードカバーで買ったんですよ!
でも、例によって他の本を優先して読んでるうちになんかしらんが、児童文学がブームになって
次々といろいろが映画化され、とうとうライラの冒険まで映画化…
友人Tに映画を見に行こうと誘われてるので、
なんとしてもコレはそれまでに読んでおかねば!と。慌てて読み始めた次第です。
全く、買っておきながら積んで置かれている本のなんと多いことよ…
(実は『精霊の守人』シリーズも、もう10年ほども前に買って読んでたりするのでした…
読んだ当事は普通に面白かったけど、ここまで騒ぐほどじゃないと思ったんだけどなあ…)

まだ最初だけど、主人公はおてんばで鼻っ柱の強そうな女の子です。
舞台は、なんとなく、スチームパンクの香りがする…。
古き良き蒸気の時代、みたいな。空には飛行機じゃなくて飛行船ですよきっと。
また、訳も、安易にカタカナを使わない古風な訳で、
ちょっとレトロなのも作品の雰囲気にあってていいと思います。
さあ、大急ぎで読みきらねば(字が大きいからさくさく読み進めそう)!
by mi-narai | 2008-02-26 20:25 | 2008年2月の読書
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