『ローマ建国史(上)』
ちゃんとした感想を書く暇がないので小ネタメモ。
・ローマ関連の本を読んでると良く出てくるネタなんですが。、
イタリア半島の真中へんの西海岸あたりに、キルケーイイーかなんかいう岬があってさ。
そこが魔女キルケーの座ってことになっててさ。
なので、ラテン人の祖はオデュッセウスとキルケーの子だとか、
氏族の祖先がテレゴノス(やはりオデュッセウスとキルケーの子)などという言い伝えも
ままあるわけです。
とうとうリーウィウスにもその伝説に関する言及がありましたよ。
リーウィウス説だと、オデュッセウスとキルケーには3人も息子がいたらしいよ。
(おいおい、やりすぎだろ、オデュッセウス)
そんな伝説があること自体は純粋に面白いと思うのですが、
……オデュッセウスとキルケーの子って、なんか、嫌な感じの子供っぽくありません?
(二人のこう、悪巧みエキスがぎゅっと濃縮されてそうでさ…・)
でも、確か、伝説ではディオメデスも戦後イタリアにおちついたそうだから、
オデュッセウスとディオメデスの子孫が半島を席捲!…と想像するとちょっと笑えます。