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『月魚』 『藤原道長の日常生活』

コーエ○さんから出てた下天/の/華かなんかいうゲームが気になって、
つい買っちゃったんですよ。
で、手元に届いたそれのキャラクターデザイン見たら、
結構好きなBLマンガ家さんだった☆
コ○エーさんたら、思わぬところから人材を…


中国の至宝展
タダ券もらっちゃったんで行ってきたぜ…。
何年か前だったら楽しんで行ってきただろうけど、
今年はタダ券もらわなけりゃ行かないところでした。
いや、でも、カバだか豚だか分かんないような架空の動物とか、
どう見ても宇宙服にしか見えない謎の焼きものとか、
意外と面白かったですよ。
夏・殷あたりのものすごい前の中国の文物って、
中南米のデザインと似てますよね~


月魚 (角川文庫)

三浦 しをん / 角川書店

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三浦しおん『月魚』
友達に借りたので読みました。
両思いなのにすれ違いっぱなしのホモカップル(肉体関係あり)が、
過去のトラウマを乗り越えたり、お互いへの思いを確かめ合ったりする話。
どう転んでもホモ。嘘ではありません。
一般書でこれ、ええんか?とは思いましたが、
ワタクシ腐女子ですから!BL本のノリで楽しく読みました。
古本に関するあれこれは、この本においては付け足しです。恋のスパイスです。
主眼はあくまでも二人の依存すれすれのバカップルっぷり。
貸してくれた友人の
「『最初から決めてました!』みたいな二人だったっスよ」
という感想が忘れられません。


藤原道長の日常生活 (講談社現代新書)

倉本 一宏 / 講談社

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倉本一宏著『藤原道長の日常生活』読了。
超有名人ですね。
いや、道長さんは割と気になってた人なんで。
道長さんの日記、直属の部下の日記、批判的な文化人の日記、
この三つの日記を比べつつ道長さんがどんな日々を送っていたのかを考察した
タイトルからうけるイメージよりもだいぶ真面目な本です。

なんか、道長さん、ちょっと、かわいいな。などと。

あくの強い人だけども、極端すぎもせず、意外と小心なとことか
忘れっぽいとことかあったりして、
アガメムノンに対して思うのと同じ種類のかわゆらしさを感じます。
多分、ディオメデスさんのどストライク(※何気なくホモネタを振るのはやめましょう)。
道長さんににやにや出来るのと同時に、平安時代の貴族の生活とか、
宗教儀式とか、同時に味わえて、二度美味しい仕様でした。
意外と血なまぐさいぞ、平安時代。
(道端を死体が転がってるとして、現代なら殺人事件として犯人捜査とか、
被害者の弔いとか、そういう方向に進むところを
死体によって汚れが移っちゃったとか、眉をひそめて誰も被害者に同情しないっつうか、
モノ扱いな辺りが貴族社会だなあというか、殺伐感満載だったのです)


摩天楼の悪夢―新宿少年探偵団 (講談社ノベルス)

太田 忠司 / 講談社

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太田忠司著『新宿少年探偵団』
二日で読み終える。
日本人の推理物って(以下略)。
ホラーと銘打ってあったので身構えましたが、
スプラッタ系だったので、そんなに怖くありませんでした。
小さい子向けの読み物みたいなノリ。


『『コーラン』を読む』と『死ねばいいのに』も読み終わりましたが、
前者の感想がものすごい長くなっちゃったので次回に回します
by mi-narai | 2013-04-21 23:53 | 2013年上半期の読書
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