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パーシー・ジャクソンとオリュンポスの神々

やっと見てきました。
これで

「一度見るまでは読むのを我慢!!」

と固くオノレに戒めてきた色んなところのレビューも解禁や~!
(だって、一度映画見たほうがよりレビューの内容がわかるもん!
割とネタバレは平気なのですが、人様のレビューは一番面白い状態で読みたいんじゃい!)


ちょうど今さっき見てきたばかりなので興奮気味で恐縮ですが
面白かったー!


ゼウスが男前でした。


(お前の最初の感想はそれか!)
ポセイドンもヘルメスも思ったよりもハンサムでひとりでニヤニヤしながら見てしまいましたよ!

どの道児童文学の映画化だもん、その上アメリカ映画ですヨ(※今さらっと上から目線で物言った)
ギリシャ神話の神神が出てくるといったってそんな高尚ななにかはもともと期待してません。

エンタメ的な意味ではとても面白かった♪
いいじゃん!努力!友情!愛ですよ!
それをいい大人の登場人物があんまり独り善がりにやってると
さすがにヒキますが、今回は主人公は若い男の子だし、
そういう青臭さもほのかなラビュも何もかもカワユらしかったです。

若干人の命が軽いけどな。
ほんと、主人公以外はどうでもいいのねアメリカ人。

以下、たいした事ないけどネタバレ含むので畳んでみました




マトモな文章にするほどまとまってないし面倒(本音)なので以下、雑感を箇条書き。

・最初はアテナの娘と聞いて、「アテナに娘なんていちゃやだー!」とまるでアテナイ市民のように
駄々をこねてましたが、割とあの娘っこも良かった。
アテナの娘も青い目なのね~。
アテナの娘もヘルメスの息子も性格に親の血がありあり感じられる演出でニヤニヤしちゃいました。
特にヘルメスの息子は良かった。

・主人公は身内にやさしいポセイドンがお父さんで良かったよね!
それにしてもアンピトリテは丸無視だな。

・ポセイドンの息子はまずは牛をやっつけるのが伝統。
しかしこれまたクレタとの関連や歴史的背景は丸無視です(まあ仕方ないけど。そこまで
期待はしないけど)。
ちなみに、ケイローン先生はさりげに自分の教え子の名前ばかり出してたな…。
なんでテセウスのことを言わんのじゃ!と思いましたが、
アレはアテナイの英雄だし、ケイローン先生の教え子じゃない(ここ重要)からか。

・ハデスさんは他の兄弟に比べてあまりにも扱いがひどくないでしょうか。
でも、暴力男で陰気でも、ペルセポネーにはラブラブなあたり「ちょっと可愛いナ」とか思ってしまいました。

・稲妻が盗まれた、と聞いて真っ先に「ヘルメス?」と思ったし、
羽付きサンダルを盗んだ件については「あはは、奴の息子は例外なく盗賊になんのね。
そら親父が盗人と嘘吐きの神だもん。
パーシーが水の中で平気なように裏社会技能が染み付いてんのよ。
名前もアウトリュコスと似てるしな」と思ったにも関らず
奴があまりにも上手にしらをきるので
その思いは、終盤になるまで忘れられてました。
ようやく思い出したのは真相が判明してからでした。
やっぱなー!そらそうだよなー!
ヘルメスの息子だもんなー(この一言に全て集約)!

・でも、最後の詰めが甘い辺り、奴もまだまだです。
そんなもん、正面から戦ってポセイドンとアテナの血に敵うわけないじゃないの。
もっと悪巧みをめぐらせなさい。
パーシーとアテナの娘を疑心暗鬼に陥らせて同士討ちに誘い込む、くらいの策略用意しとかなきゃ!

・しかし、奴の言い分はものすごく正統だと思った。
頭のいい遺伝子受け継いでるから、いろいろ考えすぎちゃったのよ。

・その点主人公は直情傾向のポセイドンの血なので悩みなくて幸せですヨ。

・メデューサに石にされた人のくだり、ナルニア国物語でアスランが「ふーっ」ってして
石から人に戻してくれたのを見たので、これも戻るのかと思ったら

も ど ら な ん だ !!!


・それにしてもゼウスはかっこよかったなあ…

・ショーンはちっこい島の奥さん思いの領主から世界の神々だなんてえらい大出世です。

・世界の神々といえば、あのキャンプには世界中から半神が集まってると聞いて
肌の青い息子(インドのシヴァの家系)とか、羽のマントもってるやつ(カラス、カラス!)とか
いるのかと思ったら、

なんだよ、ギリシア関連だけかよ
(ちっ)

まあそれはそうですよね。他の神々はいちいちあんな大掛かりなキャンプ作らなくても
もっと地域密着型で、まだ信仰の伝統が崩れてないから、自治体にそれぞれ祀るシステムが
既にあるだろうしな。
あのキャンプって発想がいかにもアメリカ的で笑ってしまいました。

・しかしギリシアの神々なんだから、ギリシア辺りに収まっといて欲しいものです。
ギリシア・ローマ文化の伝承者を自認(言うのは簡単)している
北米はある程度仕方ないかもしれんが(先住アメリカ人の神話がこれまた丸無視されてますが)
なんで他文化圏のアジアにまで兄弟喧嘩のとばっちりが来ようとしてんねん。
帰れ。


・とまあ、散々書いてますが、アメリカの青春ドラマみたいで面白かったですよ!
しつこいけど、神々が男前だったのですべて許せちゃう。
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by mi-narai | 2010-03-20 22:20 | その他
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