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『歴史(上)』 『レッド・クリフ』パート2

のっけになんですが半分私信:
『リトルアンカー』終わったら、次は『風色サーフ』なんてどうですか!(またコーエ●さんに薦められたっス。)
スターシップの次は「メンフィス・ベル」ですよ!なんちゃってWWⅡ。
HPの機体設定見てちょっと萌えました。
なにあのフォルム。かわいいじゃないの!
(…ああ、帆船の次は戦闘機にまで…)
48歳のおっさんを落とせるなら本気で購入を考えても良いなあ。


ヘロドトスの『歴史(上)』
まだまだ読み進み中ですよ~。
ようやく後ちょっとで上巻が終わるところまで行き着きました。
―が、まだエジプト部分です。
(やっとエジプトとペルシャのドンパチ部分に入った)
とはいえ、毎回
「ほな今日もヘロドトスさんのお話を聞いたろか」とほのぼのした気分で
本を開くのは大変に楽しいので良しとします。


『ヨーロッパ人名語源辞典』
この本、禁帯出のため、借りられません。
ので、図書館に寄る度にちょっとずつ読み進むことによる完読を目ざすことにしました。(気の長い話)
漸く、ヘブライ語起源の名前が終わって、ギリシャ語起源に入りました!
諸々の小ネタはブログの方にメモることにする。


『笑うミカエル』
そういえば、川原泉好きの知人にDVDを借りたのでした。
あんまり期待してなかったけど、まあそこそこ面白かったですよ。
アニメと映画の中間点に位置する感じで、
CGが若干チープだったけど、もともとがコメディなのでさほど気にならず。
原作とはほぼ別物ですが、全編に渡りうえのじゅりが関西弁で絶妙なツッコミ入れてたことは
全ての欠点をチャラにするほど良かったです。
今更知りましたが、うえのじゅりちゃんって加古川出身なんですってよ、奥さん!
柚子さん役の女の子はお隣の明石出身だっていうし!
あらあらあら、まあまあまあ!


『レッド・クリフ』パート2
これまでの色々な3部作映画に惑わされてこれもてっきり三部作だと思っていたら
パートⅡで完結でした。

そもそも、妹と行こうと話していたのは「スラムドッグ」の方だったのです。
でもその日たまたまおかんも暇だったので、おかんも誘ったところ
「そんな暗そうな映画見たくない」とあっさり却下(別に暗くはないと思うけど…)
で、その代案として浮上したのが「RC2」だったわけです。

最初は「そっちも暗そうやん」とこれまた眉をひそめられたのですが、
妹と二人「いや、赤壁の戦いっていうたら、劣勢やった主人公側が大勝する話やん!」
「めっちゃスッキリするって!」
「戦いシーンかてリアルな戦闘っていうより、様式美様式美!」

と説き伏せて半ば無理やり連れて行きました。
今思えばどうしてあれほどおかんを引っ張って行きたかったのかよく分からない…

で、女3人で見に行ってきて、
「いやー、面白かったねー」
「別に期待してなかったのに意外と良かったねー」
と満足して帰ってきました。
…映画は期待しないで見るべきです☆

とまあ、見た後のそこはかとない満足感は覚えているのですが、
これまた見てから時間が空きすぎて細部がウロ。
なので、特に強く思ったことのみ箇条書きで。
(※以下、まるっとネタばれてます、まっさらな状態で見に行きたい人は飛ばしてください※)






































最後の最後まで劉備は悪い人かと思ってました。ごめんごめん☆
そういや、原作読んだ時もそういう作戦だったような気が薄ぼんやりとしてきました。

・前回はどっちかというとワルモノ寄りに描かれてた曹操たまですが、今回はちらっと曹操たま側の理由とか、理想とかも描かれてて、もともと曹操好きの見習い、どうしてもというかやっぱりというか、曹操たまが憎めなくなってしまいました。
なので、小喬(周瑜の奥さん)のせいで曹操たまが攻撃のタイミングを逃した時は、曹操たまのために悲しめば良いのか周瑜のためにはらはらすれば良いのか分かりませんでした。

・そうは言っても、今回も周瑜は良かったっスよ!かねしろ孔明との友情もあわせて5倍掛けで美味しかった♪
後でパンフレットを読んだら、もともと周瑜は『三国志演義』では、孔明の才能に嫉妬して色々難癖つけたり邪魔したりする心の狭い男に描かれているのだそうな。
そういわれればそうだったそうだった。
(だから初読時にはワタシの心に何も引っかからなかったのです)
でも、『三国志演義』というのは、史書を元ネタに、実際の三国時代より1000年近く後に完成した大衆読み物なので、そもそもが主人公の劉備(蜀)目線で面白おかしく書いてあって…

…つまり、呉と魏はもともと不利なんですよ。

だから、映画でその分差っ引いて改めてパワーバランスを均等に描いてたのがとても良かったと思います。
主人公サイドに余り感情移入出来ない読者なので、こうして脇にスポットが当てられてるととても嬉しいです。ありがとう、ウー監督!
(まあ、有名俳優を使ってる以上悪い役には出来なかったって理由もあるんかもしらんが)

・カメラワークとか、間の取り方が独特で、スタイリッシュで展開の早いアメリカドラマを最近見慣れてた目には新鮮で、なんだか目新しかったです。
一見、
「…このシーン、美しい、という意外になにかここまでじっくり撮る理由ってあんの…?」
というシーンがいくつも入ってるんですが、見てるうちにそれはそれで情感たっぷりでいいと思いはじめるジョン・ウーマジック。
後、戦闘シーンも、リアルさを追求するというよりは、スケール感とイキオイを表現する方に力が注がれていた感じがします。
見せる戦闘シーンというか。
だから、そんなにえぐくはなかったデス。えぐいの苦手なので助かるっス。
後、関さんや趙さんが一人で敵の群れに突っ込んで周りを蹴散らした後、ポーズを取る(ていうか、見栄を切る)のが、中国っぽくて良かった。
(ここで同時に無双を思い出してしまう辺りコーエ●さんに毒されてます。)


見終わった後、家へ帰る途中に妹が

「なあお姉ちゃん。わたしずっと思っててんけど、
……曹操の役やっとる人、T●KYO(伏せてねえ…)のリーダーに似てへん?」
などと言い出すので、それ以降、曹操たまがリーダーにしか見えなくなってしまいました。
うん、リーダーももうちょっと年取ればあのくらい貫禄がつくのかもね☆
by mi-narai | 2009-05-12 23:44 | 2009年5月の読書
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