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雑記と映画メモとゲームメモ

とんび
こないだ最寄駅の隣駅で久しぶりに降りたら、駅の上を大量の鳶が飛んでました。
数えたら32羽も居たよ!何事!
しかし、鳶はカッコいいですね!ほとんど羽ばたかないの!
グライダーみたいに円を描きながら長い間滑空してるのですよ。
上手に上昇気流を掴まえて省エネしてんだなあ…。



ロクム

ロクムが買えなかった…。

いや、故あってロクム菓子を手に入れたいと思い、久々に足を伸ばしたんスよ。
生田署の北に売ってるとこあったよな~確か、とか思って。
(通りがかったらちょうどエザーンが流れてました!
町中なのでだいぶ抑え目だった、配慮ありがとう!
しかし、拡声器の声というのは内容がなんであれ全て「石焼~き芋~」に聞こえてしまう罠…)
幸い店はすぐに見つかったのですが、ちょうど品切れで、片言の日本語を話すお姉さん曰く
「夕方の宅急便で届く」

そうか…。

仕方がないので、もう一軒、トルコ料理の店でも売ってたはずだからそっちに回ったら
「2月××日までトルコに帰ってます」の張り紙が。

そうか………。

あんなクセの強い菓子を人に送りつけようとするな、というどこかの神のお告げかもしれん、と思って気を取り直しました。



映画

「風立ちぬ」

映画館に行くほどでもないなあ、と思って上映時期をスルーしたジブリ作品。
テレビでやってたので見てみました。
ええっと。
なんでしょう、この後味。

…普通…?(可もなく不可もない感じ)

映画って2時間の間に色々詰め込んで起承転結はっきりさせて、盛り上げて締め、
みたいな作りの物が多いと思うんだけど
なんか、そういうのと違って、「朝ドラの総集編見た!」みたいな印象だったなあ。
まあ、わたくし、エースコンバット好きなのでそのつながりで戦闘機好きだし、
それが飛んでる映像見るの、不謹慎だけどちょっと胸躍るし、
飛行機を作るくだりとか、一つの目標に向かってみんなでわーっと盛り上がってるとことか、
プロジェクトXみたいな部分は面白かったです。

などと思い、どっかで全く同じ感想を聞いたな、と思ったら妹でした。
(妹は映画館に見に行ったのだけれども、「どうやった?」と聞いた時に全く同じような感想を漏らしておりました。姉妹だな…)

ぶっちゃけ恋愛部分はたるかったっス。
というのも、ヒロインの女の子に対して

あんな都合いい女おるかい!


と思ってしまったもので。史実なのかな。すみません。
仕事に理解あって、無理も言わないでただ耐えるような、しかも無様なところ見せないよう自分から去る女なんて

何を女に夢を見ているのだと言いたい。

いや、まさに夢、なのかな。あのお嬢さんは主人公の飛行機に対する夢と同じくくりなのか。
最初は生身の人間として出てきたのに、どこからそうなったんだ???
病気を知ってから?
えげつないくらいありえない都合のいい女に描いてあるのはわざとか。
いやそれでもほんまふざけんなよ。
そういう視聴者の苛立ちは主人公への妹からの非難である程度は吸収されるんかもしらんが、
あかん、わたしはあかんかった。なんか、もやもやとした腹立ちが残ってしまいました。

ドイツとイタリアの対比は面白かったですよ。
あの辺り宮崎節っすね。
後、紅の豚に出てきた空の上の飛行機の墓場、みたいなの、また出てきましたね。
設計図から飛行機を頭の中で描いて飛行シーンを想像する場面とか、そのスムーズな流れと迫力は、
流石だなあと思ったけど、録画するほど好きか、と言われたら、そこまででもないかも。
毎度のことながら、アホな感想ですまん。


めぐり逢わせのお弁当 DVD

東宝


「めぐり合わせのお弁当」
久々に二本立て映画館に行ってきました。
1本目は独仏印合作映画。
舞台はインドの都会、弁当配達人が弁当を間違えたところから起こる見知らぬ男女のやりとり、みたいな話。
そもそもあそこの映画館のチョイス、しっとり系多めなので。これもそんな感じの映画です。
でも、弁当を介してのお手紙での、淡々としたやり取りなのに、なぜか飽きずに最後まで見てしまいました。
手紙の返事が、毎回ほんのちょっとだけ観客の予想を裏切る内容だったり、
こうだ、とはっきり説明せずに、間接的な動作や背景や台詞のやり取りで言いたいことを描いているシナリオとかが
なんちゅうかものすごい大人で、その辺りは好みだった。
しかし、最後、奥さんブータンに行ったんか??
一体ブータンってインド人にとってどんな位置づけなの!??


小野寺の弟・小野寺の姉 特別版 [DVD]

ポニーキャニオン


「小野寺の姉、小野寺の弟」
片桐はい/りの弟が向/井理などということはありえないのですが、
そういう設定の映画でした。
優しい姉弟の話。
結末は納得はいくけどせちがれぇなオイ。
後、クリスマスのくだりは身につまされた。


京都ゆうても端のほう 1 (プリンセスコミックス)

二星 天 / 秋田書店


漫画『京都いうても端の方』
前回に引き続き、またも掟破りの漫画の感想。
京都府の行楽課に配属になった新社会人君が主人公のオカルトファンタジー(嘘ではない)。
いや、これは、話も普通に好きですが、なにより

京言葉が!

萌えたので!
作者によると、「京都風関西弁」なのだそうですが、
関西いうても端の方(すなわち田舎)に住まっておるわしからすると
なんか、京言葉はすべからく雅に響きます。
ちなみに大阪弁もちゃきちゃきと都会っぽく響くんだぜ。
自分の話してる言葉は、なんていうの、いかにも野暮ったい田舎っぽい方言だもの。
いや、まさに田舎もんなんで、自分にはそのくらいがちょうど合ってると思いますが(なので直さないぜ!)。

後、「府庁」ってのもカッコいいよね。なんか、冥府の法廷みたい。

最後のおまけページの、京都住まいの登場人物の「買い物するのは大阪」、って返答が可笑しかった。


以下、『無双orochiZ』『無双orochi2Ultimate』のレビュー。
微妙にネタバレってるので念のためたたんでおきます(今更の配慮)

アホ感想
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by mi-narai | 2015-03-08 10:23 | その他

『本の町の殺人』 『古代エジプト』 『エトルリア学』

エクソダス。
わたしのアイドル、ラムセス2世に失礼な映画作んな~~!!!!
そもそもモーゼの映画作る言うなら当時のエジプト語とヘブライ語喋るくらいの根性見せてみんかいゴルァ!(無茶ブリ)



萩尾望都著『マージナル』『バルバラ異界』
いや、手持ちの萩尾望都本を読み返したら、持ってないのも読みたくなって
思わず買い求めてしまったのです。

マージナル (1) (小学館文庫)

萩尾 望都 / 小学館

スコア:


『マージナル』は一度貸してもらって読んだことがあったんだけど、
今回改めて買ってみた。マルグレーヴ(メイヤードさん)がなんか好き。
(毎回アシジンと彼のシーンだけ何回も読みなおしてしまう)
昔読んだ時も今回も読み終わった後も、サトクリフ読んだあとみたいに世界から戻ってこれずに
ぼんやりしちゃいましたが、今回は特に最後の辺りのナースタースの嘆きが心に響いたっちゅうか。
後、解説のおかげで「あー、なるほど!」とようやく話が分かりました。アホですまん。


バルバラ異界 1 (小学館文庫 はA 41)

萩尾 望都 / 小学館

スコア:


『バルバラ異界』
いや、これも、面白かった…!
最初はよう分からんまま読み進めてましたが、ストーリーテリングの巧みさや場面の切り替わりのうまさ、
単純に画面の美しさに引っ張られて結局一気読みしてしまいました…。
(で、読み終わった後は世界から戻ってこれずry)
すごすぎて正しく語る言葉を持たないので、感動の合間にちらっと思ったよしなしごとをメモ書きします。
・ヨハネが意外といいやつだった…。
・確かに、移植した場合は他人の肉は拒絶反応起こすのに、食べた場合は大丈夫なのは、言われてみれば不思議だなあ…
(消化器官と酵素さんのおかげか?)
・妹に、最後のタカとキリヤの顛末がどういうことなのか分からんと言われて、わしもよう説明できなんだ。
「えーと、なんか、そういうもんやねん」(幼稚園児レベル)


猫mix幻奇譚とらじ(8) (フラワーCアルファ)

田村 由美 / 小学館

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田村由美著『猫mixとらじ』8巻
※こんなタイトルですが、よくある飼い猫との日常本ではなく、ファンタジーです。
ネズミに子供を誘拐されたお父さん(職業:英雄)と、ネズミに人型にされちゃった仔猫とらじの旅の話。
前から宣言してるとおりマンガとロマンス小説はよほどのことがない限りレビュー書かないんですが
(消耗品だから。キリがないもの)
この1年に1回しか出ない本が、去年よりちょっと早めに出版してたのが嬉しかったので。
相変わらずのとらじのかわゆらしさですよ!!!!
猫好きさんは必読の書ですよ!!!!!
中盤の銀ちゃんに追いすがるとらじのシーンであまりのかわゆらしさにキュン死するかと思いました燃え滾った!

この『とらじ』の他に、2冊ほど長いこと続きを待ってるマンガがあって
『やぎさん郵便』と『10ダンス』(いずれもホモ)なんですが、
『やぎさん』の方はつい最近ようやく続きがでましたが(完結は次巻にもちこされたけどな!とほほ…)
『10ダンス』の方はいつ出るんでしょうか。続きが気になって気になって気になって仕方無いよ~~


本の町の殺人 (創元推理文庫)

ローナ・バレット / 東京創元社

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サイン会の死 (本の町の殺人2) (創元推理文庫)

ローナ・バレット / 東京創元社

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ローナ・バレット著『本の町の殺人』、『サイン会の死』読了。
表紙からも分かるように、かるーい口当たりのコージーミステリー。
本格ミステリがお好きな方からは眉を顰められるかもしれませんが、
わたしはジル・チャーチルの主婦探偵シリーズとか、
アメリカ産のこういう、女性主人公で地域密着型で日常満載の
明るいミステリーが結構好きなのです。
なので、割と楽しんで読み終わりました。
いや、最初のあたりはいまいち乗れないというか、『ゴッサム』に引き続き
「失敗したかな、これ」と思ってましたが、
姉のアンジェリカと和解したあたりから面白くなってきた。
外国産ミステリーってその国の日常が垣間見えるのが楽しいですよね。
女性作家だとそれが顕著な気がします。主人公に共感もしやすいですし。

『本の町』は、まず、本屋を営んでる主人公の元に、最近離婚した姉が転がり込んでくるところから始まります。
この姉とは小さい頃から折り合いが悪くって主人公は最初辟易としてるんだけど、
同時期に主人公が意地の悪い保安官に殺人容疑(濡れ衣)を掛けられて、
一緒に無実を晴らすために捜査するうちに
結局仲直り出来て良かった良かった、みたいなドタバタコメディタッチの筋。
『サイン会の死』は、その半年後、店でサイン会やったらその作家が店のトイレで死んじゃって、
捜査のために店をまたもや天敵の意地の悪い保安官に封鎖されちゃって、
なんとか店を再開するために犯人探しに乗り出す主人公、みたいな筋。
1巻目は若干グダグダするけど、2巻目は最初から大半の登場人物に馴染んでるし
より楽しく読み終えた気がします。けっこう姉のアンジェリカが好きかも。

でも、言っておきますが、この本に大層な人生の意味とか、文学的な面白みとかを
求めてはいけませんよ。純然たる娯楽作品だからね!
後、1巻目でいけすかない事件記者として出てきた男と2巻目冒頭でいきなり
良い仲になってて、びっくりした。あれ?あたし、何か見逃した??


古代エジプト 失われた世界の解読 (講談社学術文庫)

笈川 博一 / 講談社

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笈川 博一著『古代エジプト』
エジプト展に行ったし、昔読んだエジプト本の知識も薄れかけていたので
知識の補強もかねて、本屋で新発売されてたものを買い求めてみた。

そもそもわたしの歴史への嗜好って、小学校の時分のマヤ・アステカ・インカそれとエジプトへの
興味が元になってるんです。もともと好きなのよ、あの辺り。
(いや、子供って一回はその辺りに憧れるもんじゃない?後恐竜と。
謎とか古代とか滅亡とか、そういうワードに無闇に目を輝かせるというか。
自分がそうだったからみんなそうなんだと思い込んでるだけなんかしら…)
しかし、長じて、知識というのは一度知りたいと思いはじめると際限ないと痛感してから、
なるべく喫緊に知りたい範囲以外に手を広げるのはセーブするようになって
(ただでさえ、広く浅くの傾向があるのに!)
マヤ・アステカ・インカ・エジプトに
関しては、すごい好きなんだけど、
「あかん、そこにまで密に手を出し始めたらマジでキリないで」
と我慢してたんですよね。(それでも時々我慢しきれなくてポロポロ読んじゃうんですが)
なので今回のこの本もよっぽど買わないでおこうかと思ったんですが、
ぱらぱらめくった時の「この本良さそう」という直感とか、
某方がお好きだからもうちょっと知っておくと次回話のネタになるかしら、という下心とか、
最近いろんなエジプト展に行ったせいで妙な親近感があったりとか、
色々相まって買っちゃったんですよ。

結論としては、買って良かった。

面白かったです!

出版されてるエジプト本って、発掘とからめてごくピンポイントなことを中心に掘り下げて書いてあったり
後はエジプト王の事績を拾った歴史本だったりするけど(勿論そういう本も大好物!)
この本は、「これ一冊読めば古代エジプトの地理、歴史、宗教、言語などが総括的に概観できるように」
という目論見の元書かれただけあって、総合的に分かりやすくまとめてあります。すんごい親切!!
いや、エジプトの歴史って鬼のように長いから、詳細は書ききれなくって、
ホントに大事なところだけざっくり、なんですが、
特にわしのようなあんまり知識のないアホには、まずは大まかな把握が大事なので有難いことこの上ない。
では、以下、特に思ったこと



地理の話
・エジプトって地図で見たら範囲が広そうに見えるけど、
人が住んでたのは本当にナイル流域だけで、
それも上流に行き過ぎると滝が連なっててそれ以上進めないし、
川の両側は砂漠でやっぱり住めないし、
正味の居住地だけ集めたら、四国分ほどしかないんだって。
意外と狭い!
相手の方も人口密度が低かったのだろうとは思うけど、それでも大帝国のヒッタイトと
互角に戦ったりしてたのかと思うとちょっと凄いですね!

宗教の話
・日本などは当時の政権によって雑多な神話が一つにまとめられたし、
ギリシャ神話だって、ばらばらだった各地の神話が歴史時代には大まかには系統だてられ済みだったと思うけど
エジプト神話の場合はそれに比べると統一性が薄いというか、地域によって信じられてる神話が
わりと地方色を残したまま同じ価値で並行して信じられてたそうです。
(そういえば以前そうお聞きしたな!このことか!)
現代日本でエジプト神話を読むときはそれらをあたかも一つの神話系統のように並べて書いてありますが
実はアレ、この神々はオンで伝えられてきたもの、このエピソードはテーベ系、とか
系統がバラバラで、思いのほか繋がりが薄いみたいです。
あんまり統一しようという機運もしくは必要性がなかったのだろうな。
時代によってテーベ勢力が強くなったりしてたみたいだけど。
例外的にアテンに統一しようとしたアメンホテプ4世(イクナートン)がいるけど、失敗したしなあ。

イクナートンと言えば、今ウォークマン入れにつかってる袋の模様、イクナートンだわ~。
(出っ張ったおなかとお尻が特徴☆アテンの手もバックに描いてあるし)

・ウセルが太陽神と聞いてニヤニヤしました。
確か、エトルリアにも、カタの他にウセルっていう太陽神がいた気がするんですよ。
偶然かもしらんが、ギリシャからもアポロンを直輸入してたエトルリア人なので
エジプトから直輸入、という可能性も捨てきれないぞ!
(あれ?でもそれならラァを輸入する方が自然か??やっぱ偶然かしらん)

・言語の話。
セム語と同じで子音しか記してないから
意味は分かれど正しい読み方がさっぱり分からない古代エジプト語※。
(アラビア語で痛感したが、この系統の言語ってホントに意味は子音が担ってるらしいんですよ、
日本語みたいに母音が変われば語の持つ意味が大幅に変わるってことがほぼないらしい。
なので、子音表記のみで当時の人は全然事足りてたんだなあ。
ひょっとすると、アラビア語みたいに、母音は名詞から動詞への変化とか、そういうのを担ってたかも知らんが。
言われてみれば日本語は上記のような事情から、自然、子音と母音がワンセットになった仮名が発達したのだろうし。
昔の人はそれぞれよう考えて仕様文字を決定してるなあ)
(※エトルリア語と逆バージョンですね。エトルリア語は読みは完璧にわかるのに正確な内容が分からない。
言語系統も不明)
古代エジプト語の直系の子孫としてコプト語があるし、ロゼッタ文書もあるから文章の意味はほぼ分かるのに、
コプト語は、現在日常では使わないし、それ以外にあんまり発音を類推できる資料もないようだし
発音の復元は難しいのですって。
とりあえず、読み下す時には「E」の母音を形式的に足してるらしいんだけど、

だから、本とかで説明されてる王名とか名詞とか、あれ、便宜上ああ読んでるだけなんだって!

なんとなくその辺りの事情は知ってたけど、改めて説明されるとそれなりに衝撃でした。
当時のエジプトにタイムマシンなんかで行けたとしても、会話どころか王名さえ通じないんですよ!
ホントはどう発音されてたのかなあ!気になる!
ホレムヘブとか、ホントはホラムヒーボ、みたいな発音だったかもしれないんですよ。オモロすぎる。

・エジプト文学の話。
まだホメロスも生まれてない頃に文字で文学を記してたってのがすごいですね。
流石エジプト!!
古代の中国もすごいと思うけど、エジプトも突き抜けてんなあ!
なんかもうこの辺りの古代文明って桁違い!
日本が余裕で縄文ってた頃なんで、それを考えるとちょっとときめきます。かっこいい!
(いや、辺境好きなので日本の立ち位置も大好物ですが)
紹介されてる文学は「二人兄弟の話」と「シヌヘ」と「書記の話」、「ホルスとセトの争い」
「アヌビスとバタ」など。
この「アヌビスとバタ」はタイトルロールのアヌビスとバタ兄弟の話で、
アヌビスの方はあの有名なジャッカルの頭部をもつアヌビスなんですが、
バタの方をこれまで聞いたことなかったのでびっくりした。
ちなみに、これまたヒッポリュトスタイプの話ですよ。
弟が兄嫁に陥れられる話。

「ホルスとセトの争い」は、タイトルから、有名なプルタルコスが伝える、
セトがオシリスを殺してホルスに仇を討たれるあの筋かと思ってたら、同じ主題を扱ってるものの

法廷ものだった…!!

オシリスの死後、ホルスとセトが神々の法廷でそれぞれの弁護人を従えて自分の王権を主張する話だった…!
なんか、ちょっとこれ、面白かったです。
それ以前に、イシスがまんま息子命のおかん過ぎて読んでてドン引きしましたが。
(娘に対するのと息子に対するのではどうしてこれほどあからさまに態度が違うのか!
…という娘側からの訴えをあまりに多く耳にするもので。)
後、セトにもちゃんと味方がいるのだな、と思ってほっとしました。
プルタルコスの伝えるオシリスとイシスの神話に関しては、わたしはセトの味方ですよ。
(これには、上下エジプトが統合される前、上下で争ってた時に、セトの守護する側の勢力がホルスの守護する側に
負けたからだという説があるそう)

・ファラオ=ペル+アア(大きな家)

・ラアメス2世の話
一番最後の章を丸々使って、ファラオのテンプレートとしてラムセス2世の半生について書いてありました。
ひゃっふう!
ラムセスというのは、ギリシャ語読みらしく、エジプト語では
ラア(太陽神ラア)+メス(産む、生まれる)でラアメスらしい(もちろんこれも便宜上の読みですが)。
あれ?じゃあ、トトメスは、トト+メスか!!!
ラムセス2世の半生や嫁、子供についてはあまりに有名なのでここでは割愛するとして
一つビックリしたことをば。

名前がめっちゃ長かった…!!

聞くところによると、ファラオの名前って5つに分かれてるそうで!
(だから、ラムセスだけじゃなく、全てのファラオの名前がたいそう長い)
時期によってまた変化したりして大変そうです!!


『エトルリア学』
日常生活の項は、どうだったか、というだけではなく、どこの遺跡や遺物から
どのように割り出されたかまで事細かに説明してあって相変わらず楽しいです。
武器から始まって日常の衣服についても記述があるんだけど、衣服の変遷のところで

「全裸はギリシアにおけるよりはるかに少ない」

って書いてあって笑った。


エトルリア語の方は、まずエトルリア語がどういった資料から判じられているか、
それを元にどういった説を唱えた人がいたか、今現在(勿論著者にとっての)の判明度合などが
詳しく説明してあって、その後おもむろに分かってる範囲での文法とか語の説明に入ります。
以下、思ったこと箇条書き

・著者はじめエトルリア学者はほぼ印欧語族の言語話者だからしゃーないけど、
印欧語の文法に則して考え過ぎじゃね?
流石に最近は「膠着語っぽいな」って思われてるみたいだけど、性とか語の屈折とか、格変化とか、
いちいち印欧語の変化モデルに対応して説明するのがうざい。

・訳者の方が膠着語の説明として、日本語、韓国語、フィンランド語を例に出して説明していらっしゃるんですが、
今んとこ、ものすごいトルコ語に似てる感じがするんですけど…。
(勿論、文法的にですよ。語彙は似てない)
しかし、ウラル語族のフィンランド語も膠着語だというのは知らなんだ。へー。
じゃあ、エストニア語とハンガリー語もそうなのか???

・母音調和が起こりがちというか同じ語の中で母音がそろいがちなのもトルコ語と似てますよね。
言われてみればフフルンス、って全部母音Uやんけ。すっげー。

・フフルンスといえば、フフルンスの町だからフフルナなのかと思ってましたが、ひょっとして逆なのでしょうか。
Sが属格(ていうか所属を示す接続語尾)らしいんだけど、フフルナの神だから、フフルンスなのかな。

・薄ぼんやり、「印欧語族侵入前は、方言はあろうけどうっすら膠着語を話す人々があの辺一体に広がってたとしたら
面白いな」ほどに思ってましたが、エトルリア語に特有の発音(もともとのラテン語ではないエトルリア起源の語として)
nθ
についての言及があり
「あれ?これギリシャにおけるインド・ヨーロッパ語以前の言葉にもこの発音なかった?
コリントスとかラビリントスとかってギリシャ語以前の言葉の残滓なのよね?」
などと夢が膨らみました。まあ、実際は関係ないでしょうが、線文字A時代の言語とエトルリア語に類縁関係があったら
ホント面白いのにな~。
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by mi-narai | 2015-02-03 18:05 | 2015年上半期の読書

雑記とゲームネタ

こないだ大阪のプラネタリウムに行ってきました。
…プログラムがちょっと今一だった…
けど相変わらず椅子は気持ちよかったです!
そして、またもや大阪の都会っぷりに目眩がしました…
迷いそうになったですよほっといてくれどうせ田舎者だよ!
なんかもう行っても行っても高いビルばっかりだし、どっち向いてるのか分かんないし…
すごいなあ。


10月11日、今年もまた近所に御輿が回ってきましたよ~!
台風が来る前に巡幸できて良かったですよ。
しかし、相変わらずいったいこの御輿がどういう理由で町内を回っているのかが
さっぱり分かりません…。神社よ、もうちょっと住民を啓蒙してくれ…
(多分、西の方の住吉神社の秋祭りの一環なんだろうな)

神社と言えば、他地域では荒神さん信仰がないらしいと聞いてちょっと吃驚した。
住んでる地域の田舎さを実感しました。超ローカル。
荒神さんの神社で売ってるお札買って、台所の神棚(大体上の方にある)に備えて、
毎月1日にはお供えの米、塩、水、酒、榊を捧げて拝むんですが、
そのため地域の花屋には1日付近になると必ずお供え用榊のセットが売り出されるという周到さ。
神棚とか、毎月ごとの神事とか、ちょっと良くない?
特別な用意をしなくても、古代ローマのララリウム気分が味わえるという、ね。

後、雰囲気はぜんぜん違うけど、ハロウィン気分が味わえる、
地蔵盆。
お地蔵さんは毎月23・24がお参りの日なので、
わたしが小さい頃などはばあさんがわたしを連れて
近所のお地蔵さんにふかした芋など備えてお祈りを捧げてたもんですが
(もちろんその後ふかし芋はお下がりとしてわたしのおやつに)
詳しい日にちは知らんが1年に1度晩夏か初秋あたりに
大きな祭りの日があって、その日が地蔵盆なんですよ。
(盆って言うからには8月だったっけか?)
子供の守護神だからか、祭りの主役は子供で、
地元のお地蔵さんの設置場所に自治会の人がお菓子を用意してくれてて、
子供が行くとお菓子を配ってくれるんですよ。
小学生の頃、地蔵盆の日は、夕方に4カ所くらい回ってお菓子を集めてた記憶があります。
友達の地域は朝回ってたって。
田舎では、夏祭りならぬ地蔵盆祭りがあって、
屋台が広範囲に出て、打ち上げ花火も上がってたなぁ…。


この間、本棚の整理をしていて、奥の方から掘り出した萩尾望都の文庫本を読みふけってしまいました。
そのとき読んだのは『AーA’』『フラワー・フェスティバル』『ローマへの道』、
どれも大好きな本なんです。
思えば何だかんだいって結構読んでるなぁ。
(比較的最近の数冊と残酷な神とバルバラ以外は多分制覇してます。胸を張り)
小さい頃母方の叔母に『精霊狩り』『ウは宇宙のウ』を貸してもらって
特に『精霊』の方が好きで何度も何度も読み返した記憶があります。
その後、スター・レッドとか、百億の昼と千億の夜とか銀の三角とかも貸してもらって、
その辺から長い萩尾望都道へ踏み込んだので、…諸悪の根元は叔母でした。
(中山星香とか、竹宮恵子とか、ガラかめもしかり。)
今度はわたしが姪っ子に英才教育を施す番ね…!


以下、『コルダ3』1周目感想

夏も終わったってのに…
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by mi-narai | 2014-10-17 21:23 | その他

『ギリシャ・フェニキア』 『バースへの帰還』 『イスラームの「英雄」サラディン』

どうも、更新をサボっちゃっていけません。
これからは3件くらい溜まったら小まめにアップしようかしら…

アマイタマシイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

杉本 亜未 / 集英社

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アマイタマシイ 2 (ヤングジャンプコミックス)

杉本 亜未 / 集英社



この作者の『アニマルX』とか、シリアスさにはついて行けないけど好きだったんだよなあ、などと思いながら
本屋で衝動買いした一品。

なんか、面白かった!!

頑固なお侍さんみたいな性格の変人シェフが、めちゃめちゃうまそうな洋菓子を作るんですが、
これがまあアンタ!生きてるうちにいっぺん食べてみたい!!と洋菓子好きの見習いをうならせるほど
おいしそうなのです!
シェフと周りの人の頓珍漢なやり取りもおかしく、コメディタッチなので、私と同じくシリアス苦手なあなたでも
大丈夫!(いったい誰に薦めているんだお前は)
続きが超楽しみです!


『PEN ギリシア・ローマ特集』
散髪屋でいつも、なぜか私の前には『PEN』が置かれるのですが、
今回上記のような特集だったので、すぐさまその足で本屋に寄って買い求めてみた。
観賞用です。
雑誌って、素敵な写真使ってますよね~!



古代美術とトロイア戦争物語

スーザン ウッドフォード / ミュージアム図書

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『古代美術とトロイア戦争物語』
古本屋で安くなってたので、ノリで買ってみた。
あれ?2011年出版?意外と最近だな。結構買いだったのかもしれません。
トロイア戦争関連の絵が描かれた壺とか、壺とか、壺の写真が載っている
薄めの図録みたいな本。
ざらっと写真だけ眺めてとりあえず満足する。


ナショナル ジオグラフィック [DVDブック] ビジュアル保存版 古代ギリシャ フェニキア 地中海に生まれた文明の興亡 (ナショナルジオグラフィック DVD BOOK)

ナショナル ジオグラフィック / 日経ナショナルジオグラフィック社

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『ギリシャ・フェニキア』
DVD付のやつを正月気分で買い求めてしまいました。
どっちかといえばDVDの方がメインで、本の方には大したことは載ってなかった…。
でも、近年の研究で、トロイアの城壁の全体像が書き換えられ、
狭いと思われてたけど、やっぱりけっこう広かったみたい、ということが
判明したらしい、と分かったのは収穫でした。
そうよね。トロイアは広くなくっちゃ!
スカイア門は城壁の近くなのね。

とはいえ、ギリシャ部分は、まあ、いいのです。
わたしのメイン目的はフェニキアですよ。
DVDがフェニキアについてだったので、付属本の方の叙述が少ないのは大目に見ます。
で、肝心のDVDですが、

判明したん、そんだけかよ!!

第一の感想がこれでした。
(まあ、映像とか、フェニキア(レバノン)の風景には、ものすごい浸れて楽しかったですが。)
でも、レバノンて、内戦があって発掘が遅れてたから、
シドンの遺跡とか手つかずなんですってね(2004年当時)。
まだまだこれからだと思うとワクワクします!
後、レバノンという国名が、地中海東沿岸をさすレバントから来てるって
初めて知った…!レバントという呼称は知ってたけど、国名とくっつけて考えなかったよ!!
ちなみに、レパントの海戦のレパントはまた別の地名ですよ。
パレスチナも、「ペリシテ人」から来てんのね…。わーお…。



バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ピーター ラヴゼイ / 早川書房

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ピーター・ラヴゼイ著『バースへの帰還』読了。
前作でバース警察を(正しくはエイヴォン アンド サマセット署)辞職したダイヤモンドが復職する話。
殺人の罪で2年前に収監された男が脱獄し、警察署の偉い人の娘を人質に取って
自分の無実を証明するよう警察に迫るのだけど、
彼が交渉役に指名したのがダイヤモンドだったの。
(↑2年もずっとムショ暮らしだから、ダイヤモンドが辞職した件を知らなかった)
で、数年前の殺人事件を再捜査することになるダイヤモンドの活躍が今回の見どころなのでした。
わたし、毎回このシリーズは最後まで犯人が分からない(ていうか、推理力がないので大体分からない)
のですが、今回もやっぱり分かりませんでした。
おかしいなあ、以前一度読んでるはずなんだけどな…
面白かったですよ!



猟犬クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ピーター ラヴゼイ / 早川書房

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ピーター・ラヴゼイ著『猟犬クラブ』読了。
続けて読んでます。
ラブゼイはダイヤモンドシリーズは一作ごとに作風を変えて書いてるんですが、
1冊目は警察小説、2冊目は追跡劇、3冊目はミステリ・サスペンス要素が増えた推理もの、
で、とうとう、この4冊目で

密室の謎。

ですよ。
殺された男が所属していたのが「猟犬クラブ」というミステリーサークルで、
そのメンバーがまたそれぞれのミステリーに詳しくて、
ミステリファンなら二度美味しい仕様。
これまた推理が二転三転し、最後まで犯人が分かりませんでした。
まさか、あの人が…
(しかし、作中で出てくる作家、読んだことあるの、クリスティと、セイヤーズとイヴァノビッチ、クィーン、
カーも読んだかな、そのくらいですよ。エルロイは映画見た程度。フレミングとか、ブラウン神父とか
(作者名忘れた)、その辺は名前しか知りません。
あ、でも『薔薇の名前』と修道士カドフェルシリーズは読んだ、
もちろんシャーロック・ホームズもね!)



イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男 (講談社学術文庫)

佐藤 次高 / 講談社

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佐藤次高著『イスラームの「英雄」サラディン』読了。
ホントはサラーハ・アル・ディーンとか、サラーフ・アッディーンとか言うんだけど、
一般に良く知られてる「サラディン」で統一します。
この人、イブン・ジュバイルの旅日記にやたらと絶賛されていたので、読みたくなって買ってみました。
知らなかったサラディンの生い立ちなど載ってて大変楽しい。
彼、クルド人なんですってね。
後、イスラムは中国と並ぶ記録大国で、色々文献が残ってるんですって。
日本で知られてないのは翻訳が進んでいないせいか(もったいない)、
まあ、根本に需要がない、というのもあるでしょうけども、
東南アジアとか中東辺りの歴史も面白そうなのになあ…。
(原文ではよう読まんので知識人にはガンガン翻訳したり本書いたりしてほしいです)

それはさておき、十字軍です。
ほんまこの頃の十字軍は超迷惑!
最初、順礼が通るのはいつものことだから西欧人たちを快く通してあげてたイスラム諸国も、
彼らがエルサレムをいきなり攻撃して占領したのにはビックリですよ。
なので、エルサレムを解放したサラディンが、アラブで英雄扱いされてるのもなんとなく納得です。
そらもう胸がすく出来事だったのだろう。
側近も、切れ者が揃ってたみたいだし、かっちょいいなあ。
でも、後世まで続くような体制を作らずに死んじゃったので、
アイユーブ朝はそんなに続かなかったらしい。すぐ後にモンゴルとかティムールとかがやってくるしな。
サラディン一人のカリスマとか人望とかで持ってた国だったのですね。
本人は自分では王だと名乗ったことないし、謙虚で、慎重で、思慮深い人だったみたい。素敵です。
ちなみに、彼が可愛がってもらってたシリアの王ヌール・アッディーンの配下としてエジプトへ赴き、
そこで宰相の地位についたのは30そこそこの時だったらしい。
割と夫婦生活も円満だったらしいし(若干アホな弟たちへの面倒見が良すぎる気はするが)
なんか、こういう、おおっぴらに「かっこいい」と明言してもこっちが恥ずかしくない人って、いいよなあ…
(某イタケの人とかテミ公とかは、きらりと光る部分もあるけど、ダメ要素が半端ないからな)
まあ、とにかく読んでる間中楽しかったッス!時代も人物も地域も好きなので!
そうそう、アサッシンの語源となったイスマーイール派の暗殺集団も出てきましたよ。
サラディンは間一髪助かったけど、狙われたどっかの王様が暗殺されてた…!
後、トルコが思いっきり田舎者扱いされてて時代を感じました(笑)。



奇談蒐集家 (創元推理文庫)

太田 忠司 / 東京創元社

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太田忠司著『奇談蒐集家』読了。
借りた本。この著者の推理物ばかり読んでいたので今度も推理物かと思ったら
幻想小説の類でした。
不思議だけどちょっと不気味、みたいな。
考えたら、この人「月読」とかオカルトチックな推理物も書いてるし、こういうのが好きなのかしら。
でも、目先が変わってちょっと面白かったかな。
読みやすかったので、朝の通勤時間だけで二日で読めました。



死が最後にやってくる (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー / 早川書房

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アガサ・クリスティ著『死が最後にやってくる』
古代エジプトが舞台の異色ミステリー。
墓守イムホテプと、墓に付随する農園などの経営で暮らすその裕福な家族たち、
長男夫婦、二男夫婦、生意気な三男、出戻った娘、年老いた女中、祖母、孫たち、経理人。
そこへ、イムホテプが若く美しい愛人を出張先から連れ戻ったことから悲劇が始まる―
…みたいな筋。
以前一回読んだことがあるんだけど、改めて読んでみたくなったのです。
なかなか面白いですよ…!!
クリスティの3番目くらいの旦那が確か考古学者なんだっけ。
ものすごい量の資料を回してもらったんだろな(身内に学者がいると得だな)と思わせるアレっぷり。
なんか、さらっと古代エジプトのとある一家の生活を描き出してるのがすごい。
話の筋が、どこの時代に持ってきても通用するような人間ドラマなのもある意味すごい。
事件が起こるまでが若干長くて前半はもじもじしますが、
一度起こってしまえば畳み掛けるような連続悲劇で、
しかもわたし、また、最後の最後まで犯人わからなかったーー!!!

動機などについては若干疑問が残りましたが、主人公が今後幸せになりそうな終わり方だったので
読後感は爽やかでした。
ミステリ好きの人も、エジプト好きの人も一度読んでみて!



今、『一神教の誕生』と『暗い迷宮』を読み進み中。



多読
春からずーっと、ロマンス小説のスピンオフを二日にいっぺん2ページずつほど読み進んでます。
6割くらい分からない単語なんですが、なんか、ロマンス小説を読み慣れてるからか、
分かる単語だけで勝手に話を予測して脳内変換している私がいます…。
全く英語理解が深まってる感じがしないッ!!
とりあえず、3分の1くらいまで読み進んだ。
ヒーローは早くヒロインのかわゆらしさに気づくべき。
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by mi-narai | 2013-02-03 20:16 | 2013年上半期の読書

『ロシアの神話』 『ポンペイ・奇跡の町』 『猫mix幻奇譚とらじ』他

ロシアの神話 (丸善ブックス)

エリザベス ワーナー / 丸善

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エリザベス・ワーナー著『ロシアの神話』読了。
全世界の神話制覇を目論んで。
丸善ブックスのぺらいアレなので、ざっくりしか載ってなく、
興味本位で軽く読んだため、ほっとんど記憶に残っていないという情けなさ。

しかし、戦いと雷の神の名前が ペ ル ー ン て…(カワイイ…)


ポンペイ・奇跡の町―甦る古代ローマ文明 (「知の再発見」双書)

ロベール エティエンヌ / 創元社

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ロベール・エティエンヌ著『ポンペイ・奇跡の町―甦る古代ローマ』さらっと読了。
知の再発見双書シリーズなので、写真、イラストが多くてこれまたあっさり読み終わりました。
ポンペイの町中の復元模写図、線が繊細で見てて楽しかったですヨ~。

で、とりあえず知りたかったのは以下の来歴。ポンペイを支配したのは

オスク人→ギリシア人→エトルリア人→ギリシア人→サムニウム人(オスク語)→ローマ

の順らしい。エトルリアが途中入ったけど、思ってたより影響は少なかったみたいですね。
オスク系の町。
でもって植物系の神々が力もってたっぽい。


海のフェニキア人 (1977年) (ライフ人類100万年)

メートランド・A.エディー / タイムライフブックス

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メートランド・A.エディー著『海のフェニキア人』
よんでもよんでもあたまにはいらない…
フェニキア、と銘打ってある割に、古代地中海の民族史が書いてある感じの本。
フェニキア部分は少なかったような気が。
ていうか、他の民族の記述に現れるフェニキアを丹念に追ってある感じの本。でした。


『ノスタルジアの考古学』
ちくしょう、また返却期限がきちまったぜ!!
当時のギリシア人が信仰や神話をどう考えていたのかを考察する面白い内容なのに
どうしていつもいつも途中で返す羽目に…(※早く読まないからです。)
マンモスの骨を人間ぽく並べたら巨人に見えるよね~、と著者に言われて、
確かにそうだな、と思いました。
後、アキレウスと黒海のあたりになんか繋がりがあったっぽい。


多読
『The African Queen』(レベル4)
2月ほどかけてたらったら読みました。
ホーンブロワーの作者、セシル・スコット・フォレスターさん原作の異色の海洋(?)冒険小説、
一部ロマンスあり。
だらだら読んだけど、話の内容はものすごく面白かったのです!
第2次世界大戦時のアフリカ、宣教師の兄についてとある村で暮らしてたイギリス女性が主人公です。
大戦が勃発して、村がドイツに占領され、村人がドイツ人に徴兵され、それがショックで兄が死に、
かよわい女性のみでぽんとアフリカに取り残されたところからスタート。
気の毒に思って「そこまで船で乗せていこうか?」と申し出た気のいい運搬業者のおっさんを巻き込んで
この女性がその船をなかば乗っ取って、川を下ってドイツ軍の戦艦の浮かぶ湖に辿り付き、
お手製の魚雷をおっさんに作らせ、一矢報いてやる、と奮闘する話でした。途中ヒルも出ます。

いやー、この女がすごいの何の。
巻き込まれ型のおっさんが好対照に気が弱くて、なんかいい感じのカップルでした。
(途中でガッツリ、メイクラブもありましたよ☆)
でもって、わたしが一番燃えたのは物語終盤のイギリス人海軍将校が出てくるくだり。
それまでの冒険活劇からいきなり雰囲気が軍隊モノに。
やっぱこの人は英国海軍書かせたらぴか一ですヨ!アイ、サー!


……しかし、主人公のドイツ嫌いが半端なくてビビりました。
当時のイギリス人てみんなこんなんだったんかしら。


漫画

猫mix幻奇譚とらじ 1 (フラワーコミックス)

田村 由美 / 小学館

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『猫mix幻奇譚とらじ』1~4巻まで。
古本屋で衝動買いしたんですが、思いのほか面白くて!
主人公のパイ・ヤンがお堅いのがまずイイ。
(普段主人公には目が向かないけど、彼は面白い)
奥さんに逃げられ、子供は攫われ、という結構深刻な状況なのに、
猫のとらじとコンビニなると、ほんわかコメディチックになるのもいい。
(真面目なパイ・ヤンは、猫のとらじの習性にいちいち本気でビックリするのです)
ねずみが人を食べるとか、人化した動物『mix』とか、設定が面白い。
その中で展開する人間ドラマも意外と深い。
教授や伯爵(犬)、シャルル(猫)やペロ(犬)など脇役がいい。
…などなど色んな理由で、ワタクシの心のお気に入り入りした作品です。
とりあえず、続きを待ちます(1年に1冊くらいしか出ないの)。


ドラマ

ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間 DVDコレクターズBOX

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『Lie to me』
主演のティム・ロスが好きなので見てます。
人の浮かべる微表情を目ざとく拾い、嘘を見抜く、心理捜査のプロ達のチームが、
色々な事件時に召集されて現場に行って、相手の嘘を見抜くことで事件を解決に導くドラマ。アメリカ産。
面白いよ!
でもって、ティム・ロスは相変わらず芸達者だなあ…。


映画

オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

Happinet(SB)(D)

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『オーケストラ!』
前からちょっと気になってた映画がTSUTA●Aにあったので。
あらすじ(めんどうなので密林さんから抜粋)
劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)は、かつてはロシア・ボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者だった。彼は、共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだった。
ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いつく。

結論から言うと、面白かった。
いや~、しかし、ロシア人、すげえな。
相手先をだまくらかして、かつての劇団員総揃えでパリに行ったまではいいものの、
いきなりそこで思い思い勝手にパリの町に散る劇団員。
ある者は商売を始め、ある者はかつての知り合いを尋ね…
その日の夕食にも、翌日のリハーサルにも誰一人として戻ってこない劇団員。

マイペースっぷりにビックリした。日本人ならありえない…。(多分、半分くらいは戻ってくる)

物語はこんな力技を加えつつも、人間ドラマあり、最後は音楽の素晴らしさとそれの起こす奇跡で感動のうちに締め。
ロシアの世情やフランスとロシアの関係、色々背景に盛り込まれてますが、
やはり中心は音楽、でしょうか。ロシア人とチャイコフスキー。
ビックリしたことばかり言いましたが(ユダヤ人の逞しさも凄かった)、概ね好きです、この映画。
これって、基本フランス映画なのね(フランス、ロシア、ベルギー、ルーマニアの合作らしい)。
最近フランス映画が好きになってきました。


そうそう、『パイレーツ・オブ・カリビアン』も見に行ったのでした。
いつもの職場のアホ映画友達と。
もともと感動する気も映画を見て社会に付いて真面目に考える気もなかったので
アレはアレで面白かったっスよ。結構楽しめました。ザッツエンタメ。
ストレートに宝探しで、海で、船で、バルボッサだもん。

しかし、『オーケストラ!』ではロシア人にびっくりしたけど、
この海賊映画では何にびっくりしたかって、
スペインのかっ飛びっぷり(to斜め上)でした。
いやまさかあれだけ手際よく組織だってやりたかった事って

そ れ な の ! ? 

みたいな。ミラクルエスパニョーラ(意味不明)!
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by mi-narai | 2011-07-03 14:56 | 2011年6月の読書

『はたらけ、ケンタウロス』  古代ギリシャ展、他

はたらけ、ケンタウロス! (ゼロコミックス)

えすとえむ / リブレ出版

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えすとえむ著『はたらけ、ケンタウロス』
発売前からタイトルが気になってたんですが、
発売後、現物を手にとってビックリ。


ほんとにケンタウロスが働いている…!!


法律が施行され、ケンタウロスの雇用も順調に進んでいる現代日本で、働くケンタウロスたちの話。
(一部外国で働くケンタウロスの話もアリ)。
ギャクだけでもなく、時にしっとり読ませもする実に好みの一冊でした。
いや、面白かった。
この方の漫画、シリアスすぎるものは肌に合わん、と思ってたけど、
このくらいの明るさのやつは好きだな~(他のはBLですけども)。

他に、漫画といえば
『月光条例』と
『昴』&『Moon』
をそれぞれ途中まで読みました。
『月光』の方は、イデヤがあんまり片思いが激しすぎて段々可哀想になってきました。
『昴』の方は、これまた天才を主人公に据えた漫画なんですが、

マヤちゃん(C・ガラスの仮面)っていい人だったんだな…

としみじみ思いました。そう思わせる主人公のアレっぷり。いやでも漫画は面白いです。

『テルマエ・ロマエ』3も読みましたよ。
個人的には好きな漫画ですが、あんまり世間で騒がれすぎると
「…ええっと、そこまで言うほどな、の…?」と却って疑念が湧いてきたりも…
大体、映画化ってどういうことだ!!



古代ギリシャ展×3
何が×3なのかというと、

既に3回行ったという意味で(誇らしげ)。

いやでもまだ後2回は行くつもりですから!
円盤投げの兄ちゃんは、幾度もの鑑賞に堪える尻を持っておる…!!
(T様、その節はお世話になりました。
ワタクシ、マントの前をはだけて前面を露出させるクセにしっかり靴を履く
やつらのハイセンスっぷりが大好きでございます。
それにしても、まさかT様ものっぺら女神がダブルで出現する呪いを蒙るとは…)
各時代のものがまぜこぜになってるのはどうかと思うのですが
(テーマ別だから仕方ないか)、
ギリシアってだけで楽しいし、思いのほか満喫しております。

しかも、「イタリア・ヴルチ出土」の壺が超多いんだ…!!!この古代ギリシャ展!!!
(さすがギリシャ大好きエトルリア人!)

その上、あまつさえ、エトルリア製作の遺物が少なくとも3つはありましたよ…!!!

おおおお、生きてるうちにこの目でエトルリアの遺物を見ることが出来ようとは…!!!
見習い、感無量です。

以下、心に残った事を箇条書きに。

・2回目に行ったのは、青柳先生の講演を聞きに、なんですが、
古代ギリシャの男性・女性の彫刻と、オリンピックについてのお話が聞けて、超楽しかったです。

・ヘルメスの髭率の高さに震撼した。そして、
「髭のヘルメス、…案外かっこイイんじゃね?」などと思っている自分にも震撼した。

・部屋の片隅にそっと置かれているソクラテス大先生の小像にはときめきました。
いいなあああ、プラトンは大先生の肉声が聞けてよう…!!

・しかし、あれやこれやの素晴らしい彫刻たち、数千年も昔の人がアナログで作ったってのに
いちいち感動します。手の甲とか、血管浮いてるし!!

・彫像の足が綺麗なんです。男性像が特に綺麗。これから見に行く人は是非注目してください。

・噂の粒金細工をこの目で見れたのも嬉しかったです。想像よりも細かかった。

・酒盃でかすぎだろ!!

・でもって、酒を飲み干したら、エロ画が現れる仕様なのも、どうかと思いました。
 そんなんなってたら、何杯でも飲んでまうやないかーーー!!!

・酒盃を使っての美青年への愛の告白もイイと思います。
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by mi-narai | 2011-04-26 22:05 | 2011年4月の読書

『近代大阪経済史』 『オスは生きてるムダなのか』 『街場のマンガ論』

某N●Kの番組で、銀閣寺の本来の姿を予想してCGで再現してるのをたまたま見たんですが、

これがえっらい美しかったの!(白亜の寺ですぜ…)

しかも月見の館だと…!!
月を愛でて酒を飲むためにわざわざ作ったとか…(なんと風流な)

どっちかというと、月見で一杯いきたい派であるワタクシ、つくづく、
日本が月を見て気が狂うとか色々不吉なものを連想する西洋式の伝承を持つ国でなくて良かった!
と心から思った次第であります!

同じ事を虹に対しても最近思ったけども(笑)。
(綺麗なものを見てあんまり不吉な事を連想したくないよな~)

蛇足ですが、番組内で、銀閣寺の一階の4畳半の説明をするときにバックに流れてた都留さんの曲、
好きなんですよ~。(タイトルがこれまた『月をつくった男』)


近代大阪経済史 (大阪大学新世紀レクチャー)

阿部 武司 / 大阪大学出版会

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阿部武司著『近代大阪経済史』、半分くらい読んだ辺りで返却期限がきて泣く泣く返却。
いきなりなんで経済史かと思われるでしょうが、別に政治経済に興味があったわけじゃなくて、
某『●馬伝』に出てくる長崎商人があまりにカッコいいので、
もっと商人に浸りたくなっただけという(そんな他愛無い理由で借りました)。
しかし、この作者の方、大阪大学の教授だけど、東京出身の方なのね。
その分余計な感傷を交えずに事実だけ著しておられそうな気がするので期待大です。

最初は大阪商人の変遷(江戸時代あたりから戦前まで)から始まって、徐々に詳細に移るのですが、
幕末、大名が借金踏み倒したり、
維新後、政府に金を毟り取られたりしてダメージを受けたくだりを読んだ時には、
人事ながら腹が立ちました。権力の側ってのはなんで毎回こういうことを…!!!

しかしそれでもめげない大阪は素晴らしいです。
商都として発展して自分たちの事は自分たちでする気風の強かった大阪、
横浜・神戸の港が官費で整えられたのに対して、大阪港は地元が金出したらしい(スゲエ)!
これからも大阪さんには頑張っていただきたい!と思いました。
褒めすぎですか。褒めすぎですね。
どうもワタクシ2府には夢を見ていたいという願望がございまして…。

後、明治の大阪の発展に関った鹿児島の人、五代友厚(才助)はやっぱりかっこいいなあ☆


オスは生きてるムダなのか (角川選書)

池田 清彦 / 角川学芸出版

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池田清彦著『オスは生きてるムダなのか』 後もうちょっと。

この本、めっちゃおもろい!!

いきなり失礼しました。


以前読んで面白かった『生きる力、死ぬ能力』と同じ作者の新刊です。
しかもタイトルがコレ。
これはもう買うしかッ!

と、本屋で見つけて即レジに持っていった一冊。
期待を裏切らない面白さです。
具体例をあげつつ、性というしくみは、一体いつ誕生したのか。死の起源との関りは。
オスメスに分かれて生殖するとどういうメリットがあるのか。
メリットだけでなくデメリットは。
性の進化。人間の性決定。
などという根本的な疑問をひとつひとつ解き明かしていくんですが、
その過程が分かりやすく、かつエキサイティング!
「性」というものを生物学的に説明してあります。
例によって、理系に弱いわたしでも理解できるよう噛み砕いた易しい言葉で。(ありがたや)

以下、特に心に残った箇所を箇条書きで(毎回の事ですが、わたしの心に残るのは
大体本筋とはなれたどうでもいいことです)

・性があるのは生物としての多様性を増やして環境の変化に対応するため、
という説はこれまでいろんなところで聞いて知ってたんですが、
それに加えて減数分裂時に遺伝子の損傷を修復するためでもある、という意見には
目から鱗が落ちました。なるほどー!無駄のないように出来てんな~

・ネオテニー(幼形成熟)のはなし。
難しい話はようわからんが(各自本を読んで確認してくれい)
ざっくり言えば幼い外見で出産可能年齢になれるほどネオテニーが進んでいる。
そして、ネオテニーが進んでいる方が長生きであるらしい。
そう言われてもしっくり来なかったんですが、「東洋人はよりネオテニーが進んでいるので
そのことは東洋人の長寿の秘訣にも関ってるんじゃないか」という言葉には納得した。
「勝った…!」(笑)。

・死の起源の辺りの話は、『生きる力、死ぬ能力』で読んだような感じだった。

・オスが提供するのは情報だけで、基本生殖における主役はメスである、
というあたりも前に読んだ本を補強してる感じ。

・性的に激しい(※オス同士の争いが激しかったり)生物の方が
ペニスが大きいという叙述には笑ってしまった。
人間は他の生物(多分霊長類とか)と比較した場合、割合的には大きい方なんだそうですが、
これって国別平均も当てはまるのかしら(笑)

・途中で先生、
「オスは生きている無駄であるとわたしは思う」
と言い切っちゃっておられます(いいのか!?)。
…この箇所読んだ時にやにやしてものすごい気持ち悪い人になってしまった…


まだ5分の1ほど残ってる状態ですが、ここまで読み進んで

「ああああああ、オスじゃなくて良かったー!!!!」

と深く思いました。いやまあ人間の場合は男性より筋力が弱いせいで色々不便も有るんですけども。
でも、基本、生物として強いのはメスなんだなあ…(しみじみ)



数日後、読了。
残りの少しのページは、人における性の決定に付いてでした。
体の性の決定と脳の性の決定とか、ホルモンのどの成分がどう作用してるかとか。
面白かったよー!


街場のマンガ論

内田 樹 / 小学館クリエイティブ

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内田樹著『街場のマンガ論』読了。
さらさらーっと読めました。
この人の本、ていうか、この人、沢山本出し過ぎです。
言う事もイマイチ胡散臭い気がするし、面白いんだけど買ってたらキリがないので
よっぽど面白そうなもの以外は買わないことにしてるのですが

これはマンガ論だったので!

読み終えてこの本の趣旨を一言で言えと言われれば、

マンガ万歳!

でしょうか(略しすぎ)。

いやあ、マンガっていいですね!日本の文化ですね!
でも文化と祭りあげてしまうと自由さが失われるから、
ちょっと文学には足りないサブカルチャーと思われてるくらいが良いよね!

と読後しみじみ思うこと請け合い。
くっそー、今回もまたしてやられた感満載でした。
漢字とカナのハイブリッド文字である日本語を駆使する日本人だからこそ
ストーリー性を持ったマンガという一大コンテンツをここまで創りあげる事が出来た、
という論とか、
少女漫画を読解するには少女漫画リテラシーが必要、とかいう意見とか
面白かった!!
もちろん、「いや、お前の言っている事には同意できない」という部分も
半分ほどはあったのですが(BLについてとか)

でも、著者もガラスの仮面を全巻持ってるようだから
全てそれで許しちゃう!



多読
『King Arthur and the knight of the round table』(レベル2)
アーサー王について書いた本。
返却期限超過しちゃったので、アーサー王がグウィネヴィアと結婚して、
円卓の騎士たちがそれぞれ冒険して、
モルガン・ル=フェがアーサー王の邪魔をしたりする辺りで
返却してしまいました。


『Julius Caesar』(レベル2)
前回の侍本に引き続き、不親切なアメリカの出版社の本。
文章は簡単だけど副詞とか形容詞とか変に分かりづらくて

読みづれえよ!!!

ちくしょう、アメリカ人め…(涙目)。

もう途中で(三頭政治→各地を転戦して勝利→娘・ユリアの死に伴うポンペイウスとの蜜月の終焉辺り)
「カエサルさんの人生なんてどうでもいい!!!」という気分になり、
一番最後の
「こうして共和政ローマは終わり、ローマ帝国が始まりましたとさ」
という一文だけ読んで終わった事にして返却してやりました。
すまん、カエサルさん。恨むならアメリカ人を恨んでくれ。


『Long-ago stories of Japan』(レベル2)
こちらは日本の出版社が出した多読本。
うって代わって読みやすいです。

ありがとう、日本の出版社…。

桃太郎とかちかち山読み終えたところ。次は花さかじいさんです。
犬の名前がちゃんと ぽち じゃなくて しろ になってる
(※時代考証的にしろの方が正しいらしい)
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by mi-narai | 2010-10-17 22:43 | 2010年10月の読書

『モンテ・クリスト伯』 その他

ドイツ、強ッ!

途中から、アルゼンチンが気の毒になってしまいました。
しかし、イングランドがあの点差で負けたのはまぐれではなかったのだなあ…


『ゴーストトリック』
『影の塔』
『大神伝』
『Ace CombatX2』
のよっつが今のところ気になるソフト。そのうち、一番最初の奴は買った。


古い『アンドレジイド全集 3巻』を手にとる機会があったんですが
(読んだわけではなくって、単に手にとってパラパラ中身見ただけ)
 巻末の脚注に同性愛関連のあれこれがあり、
もちろんそうなるとそこはそれ、アキレウスとパトロクロスについても言及がありました。
昔の文学者はなにかっちゃ引き合いに出すよなあ。

後、エウリピデスが女を愛したようにソポクレスは少年を愛した、とも載ってました。

ほっといたれ。

(エウリピデスに関しては、女好きだったとか女嫌いだったとか、みんな色々言いたい放題だよな。
その中間くらいじゃなかったんかいなと思うんですがどうでしょう)

同じくパラパラ見ただけの『アンドレジイド全集 6巻』 
戯曲形式で書かれた、『ピロクテーテース』 がありました。

ユリシーズはなんかピロクテーテースに感動しとる…。

ネオプトレモスと二人、弓だけもらって帰ってますよ。
ピロクテーテースはせいせいした顔で船を見送ってエンド。


『ジャングル・ブック』のごく古いバージョンも同じ時期にパラ見したんですが、
主人公の少年モーグリの正義はイリアッドのアキリーズをほうふつとさせる、
と訳者の方が書いておられます。
いやあ、ちょっと前の日本の文壇て、意外と古代~古典期ギリシア文学にまみれてたんだなあ!


辛坊治朗・辛坊正記著『日本経済の真実』途中でやめる。
なんか、面白くなかったんだもん。


モンテ・クリスト伯 (上) (岩波少年文庫 (503))

アレクサンドル・デュマ / 岩波書店

スコア:


デュマ著『モンテ・クリスト伯』上・中・下 読了
大人向けの文庫じゃなくて、子供向けの岩波少年文庫から出てるものを読みました。
いや、ある日、父が家で図書館からそれを借りてきて読んでたから
「お、それ、わたしも気になっててん!」
などとウッカリ口にしたら、次の日又貸しされたのです。
返却期限に間に合うよう急かされまくりつつ、3冊を鬼のように読んだ。

面白かったー!

わたしと父は佐藤賢一の歴史小説を面白いと思う部分で共感できるので、
今回も、同じようなところで面白いと感じていたと思います。

ものすごい血湧き、肉躍る冒険活劇!といった雰囲気の小説でした!
エンタメです。

当時は三文大衆小説だと文壇のえらい人に馬鹿にされたのも納得!

わたしは大好きです、こういうの☆

ざっくりしたあらすじは、真面目で明るい好青年が、恋人と結婚するほんの数時間前に
信じていた人に裏切られ、14年間も監獄島に閉じ込められるのですが、
その中でたまたま知り合った囚人から知識を得、生まれ変わって脱獄し、
かつて自分を裏切った人たちに一人一人復讐していく、というもの。

筋だけよむとおどろおどろしいのですが、
この人、復讐する傍ら、昔世話になった人には恩返しもするんですヨ。
それに、何だかんだ言って、心の底では善人なので、
復讐の話なのに、物語の色調が全体的に明るい感じで、あまり鬱にはなりません。
最後もまさかのハッピーエンドだしね!

しかし
フランス人の感情表現の激しさには若干ビックリした。
いやー、この人たち、ほんと、ラテン系だなあ。
ポワロさん(C/クリスティ)が再三
「フランスでは恋愛から引き起こされた事件に寛大だ」と言っていたのを思い出した。
さもありなん。
後、作中で、作者がさらっと「イギリス人なあ、あいつらホンマ暇やからな」的な
記述をしてたのもおかしかったです。



大久保町シリーズの、『決闘』と『燃えているか』
また読んでしまいましたよ…。何回読めば気が…
個人的には、『燃えているか』が一番好きかなあ。


マンガ
『王家の紋章』
職場の知人が貸してくれるというので、
文庫で持ってる7巻以降から貸してもらい中。
今、バビロニアから生還したキャロルが、
リビアの王女カーフラとメンフィスの仲を誤解して、現代に帰り
(所謂『実家に帰らせていただきます!』的なアレか?)
そこでもアラブの大富豪に懸想され、そのライバル社のえらい人に攫われ、
ピンチピンチで砂漠の真中のオアシスで助けを待ってるところまで読みました。
(ちなみに古代ではエジプトVSバビロニアの戦いが勃発)

これもまたツッコミどころ満載で楽しいなあ。
キャロルは、『番町学園』でいうところの

特殊能力『攫われる:∞』ですよね。

とりあえず、ほっとくと攫われる。
妖魔夜行なら、マイナスCPが50ほど付いて、立派な足手まといになれますヨ。
後、4ページ分まるまるが黒一色(※最初の1ページ目の真中辺りには「メンフィス…」
という台詞があるが、他のページには台詞はオロカコマも絵もなんもない)という、
伝説のページが、21巻の真中へんである事も判明した。
古本屋で見かけた方は是非確認してみてください。


多読本
『HenryⅧ and his six wives』(レベル2)
ヘンリー8世のことを書いた歴史ドキュメンタリーっぽい内容かと思ってたら、
ヘンリーの6人目の奥方が、ヘンリーの秘密の小箱から、それぞれの妻からの手紙をみつけたことをきっかけに、
侍女に、各奥方の結婚の経緯を話して聞かせる、という枠物語になってます。
なので、これまた面白く読み通せました。


『A stranger at Green Knowe』(レベル2)
児童書の棚でよく見かける「グリーンノウのお客人」という本の、要約版かな?
と思って借りてみた。

少年とゴリラの話だった……(衝撃)

ホントにグリーンノウのお客人の話って、こんな話なの!?
後、あれ、シリーズ物だった気がするんだけど、どう繋がるんだー!!


『Five childen and it』(レベル2)
これまた有名な「砂の妖精」の要約版。
サミアドン。
もっと心温まるはなしかと思ってたら、基本は
子供が願い事をする⇒そのせいで困った事になる
の繰り返しでした。


『William Shakespeare』(レベル2)
シェイクスピアにトビーという同じ村出身の友達がいたと仮定して、
そのトビーの目を通して語られるシェイクスピアの生涯。
不覚にも、シェイクスピアが亡くなった日のページでは泣きそうになってしまいました。


『Grace Darling』(レベル2)
似たようなタイトルの映画があったから、てっきりグレイスという女性の一代記とか
そんなんかと思っていたら、

難破した船と、灯台守一家の話だった…!(これまた衝撃)

ハラハラの連続で、これまた一気に最後まで読んでしまいました。


『長生塔』
なんか、社会情勢を童話の形を借りて批判するようなタイプの本だったので、
ちょっと読みかけて返しちゃった…。
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by mi-narai | 2010-07-04 15:10 | 2010年6月の読書

『家守奇譚』 『江戸と大阪』 『饗宴』その他

こないだ帰宅時に、近所の公園が明るくてえらい子供が群れておる、と思ったらば、
夜店でした。
もうそんな季節か~(しみじみ)

こないだ帰宅時に、駅の近くの店に寄ったらば、
栃木県で人気(らしい)の、牛乳寒天、早稲田大と京大周辺でしか売ってないエジプトシリーズのビール
ルビーナイル等が売っててたまげました。
しるこサンド見つけたのも、カレーせんべい見つけたのもその店だしな…

あなどれん、●野エース…


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読書メモ

『江戸と大阪』までは5月の読書、なんスけどね~!
最近文章を書こうとすると頭痛が…(アホ丸出し)


家守綺譚

梨木 香歩 / 新潮社

スコア:


梨木 香歩著『家守綺譚』
『エフェンディ』を貸してくれたのと同じ人にかりたもの。
雨柳堂とか、百鬼夜行抄のものすっごい短いSSを読んでる感じの本。
ごくあっさり。
明治あたり?の日本と、売れないお人よしの小説家と、
有象無象のあやかしどもの薄味の日常ファンタジー連作。
別にものすごく好きなわけでもないけど、嫌いじゃないです。


江戸と大阪―近代日本の都市起源 (ネットワークの社会科学シリーズ)

斎藤 修 / NTT出版


『江戸と大阪』
図書館の経済学関連の棚に並んでた本。
大阪の商人についてがっつり語ってくれるのかと思ったら、
どちらかというと日本と欧州の対比が主みたいで、
その上、人口比率とか、奉公人の雇用人数とか、
ものすごい話が専門的になってきたので、めんどくさくなって途中で返しちゃいました。


饗宴 (岩波文庫)

プラトン / 岩波書店

スコア:


『饗宴』
『家守』を貸してくれた人が「『饗宴』って面白い?」と聞くので
「もう、めっちゃ良いっスよ!超オススメ!
あいつら、アホですヨ!ただの酔っ払いっスよ!…ちょっとホモだけど
と猛プッシュしたところ、
翌日ホントに古本屋で岩波の『饗宴』を買いおったのです(この女、やりやがった…!!)。
とりあえず、岩波も良いけど、もうちょっとだけ読みやすい新潮文庫から読みなさいよ。と、
手持ちの新潮版を貸したわけですが、
その間に、薦めた手前、わたしも岩波版をこっそり裏でおさらい。
冒頭部分、訳者の先生の熱いプラトン語りが入ってます。
そこで先生が、ごく当然のことのように
「プラトンは師のソクラテスを敬慕しており」などと語るのを読んで
そう、そうっすよ!そうなんすよ!プラトン先生はソクラテス大先生が大好きだったのよ!
などと固く握り拳を固めてしまいました。

今パウサニアスの演説まで読んだとこ。
他の演者はどうか分からないけど、パウサニアスは真性だと思うな…(きらり)

日記をアップしないでいるうちに読了。
岩波版、やっぱちょっと読みづらいなあ…
もともと筋を知ってるならともかく、
ちょっと興味がでてせっかく読んでみようと思った希少な読者を減らす結果になるんじゃ…
などと、心配になりました。
京大叢書の『饗宴』が一番読みやすいんじゃないかと思います。
ありがとう、京大!



マンガ
『イスタンブル物語』
面白かった。
『バジル氏』と1.2位を争う、わたしの個人的なマンガベスト1。
いつかコミック感想に詳細を載せてやろうという野望をもっているので、
詳しい感想は省きますが、
「黄金の三角形」と「愛の落穂拾い運動」「じ・だんだ」の名台詞は必見ざます!
ケマル・パシャとキュメルもでるぞ!


『聖☆お兄さん』5巻
貸してもらって読みました。
貸してくれた友達が「1、2巻の頃と比べてイキオイが落ちてきた」というから
どうかなと思っていたら、
思いっきりゲラゲラ笑いながらよんでしまい、挙句の果てに妹に
「お姉ちゃんの笑い声気持ち悪かった」などと言われてしまいました。
とりあえず、わたしたち姉妹の間では
「逆奇跡は笑ってまう」
ということで意見が一致してます。

あのお兄さんたちは、どちらもいい人でイイですよね~心が洗われますですよ……

そして、今回も梵天さんは素敵だった……


手塚治虫の『ブッダ』一気読み。
『聖☆お兄さん』を貸してくれた人が貸してくれました。
仏陀については、これまで色んなところで断片的な情報しか得てなく、ソレを総合してぼんやり
その生涯を想像してましたが、今回通しで読めて大分スッキリしました。
(手塚先生曰く、大分フィクションらしいけど)

いやしかし、『お兄さん』のイエスじゃないけど
「仏門を叩きたくなったよ」



多読本
普段良く行く図書館に多読スペースがあるのは知ってたんです。
(※多読、とは、「英語多読研究会SSS」の説明によると、

”多読(Extensive Reading 略してER)とは、文章を分析しないで大意を把握する読書法です。”
”SSSでは、次の3つの原則を 多読3原則といっています。
辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない)  ”

だそうですヨ)

でも、自分の英語力の無さには自身を持ってたし(持つなよ、そんなもん…)、

簡単な本って言ってもどうせ読めねえんだろ?無駄だよ、むだむだむだぁ!

などと、はなからスルーしてたんです。
しかしある日、仕事中に偶然一番簡単なレベルの本を手にとる機会があって、
中身をちらっと見てみたら

え、わたしでも読める…?

文章を一番最初に習い始めた中学生の頃の教科書レベルの英語のみで書いてある感じなんですヨ。
めっちゃ読める!

自分にも英語力があるのでは、と変な勘違いをしてしまいそうになるくらいスラスラと。


単純なワタクシ、うほう、これならワシでもいけるかもしれん!などとえらい簡単にその気になり、
早速その翌日、図書館で多読用のコーナーで(もちろん一番簡単なレベルを選んで)
本を借りてみたのでございます。

とりあえず、手近な目標は、
レベル6のパーシー・ジャクソン、
最終目標は、日本語訳がまだのパトリック・オブライエンの英国海軍小説のつづきです。
(アレ、日本語に訳されてるやつも、微妙な訳だからなあ)


…道が遠すぎる…(たどり着けんのかしら…)

まあ、やる気のあるうちは続けるつもりっス。目ざせ50冊。
とりあえず、今んとこ、これだけ読みました。


『Frog and Toad all year』(レベル1)
有名なかえるくんとがまくんのあの童話。
「おてがみ」が有名です。
うおおお、なんじゃこのかえるとがまはああぁぁぁぁ!!!
カワユすぎるじゃろーー!!!

絵も相まって、おっさん二人がほのぼの友情語ってるみたいで、
非常に心が温まりました。

『The witches of Pendle』(レベル1)
なんでよりによってわたしはこれを借りたのか…。
魔女の一家に生まれた女の子が、人を呪ったり、そのせいで村人に邪魔者扱いされたりする
家族が嫌で、家族を告発し、最後は自分が子供の嘘の告発のせいで魔女として
牢屋に入れられてしまう、と言う、筋でした。
救いが無い…(ずーん)

『Pokahontas』(レベル1)
ディズニーでない史実の方のポカホンタスの話。
ホントはこんな話だったのね~

『Aladdin and the enchanted lamp』(レベル1)
これまたディズニーではない普通のアラビアンナイトの方。
しかしなあ。最話したのはイギリス人らしいけど、
なんで欧米人はすぐに愛がどうとか語りだしたり
スキンシップ激しかったりするのだ……

『Mutiny of the Bounty』(レベル1)
かの有名な「バウンティ号の叛乱」事件の顛末を語った一冊。
いつもいつも海洋冒険小説で話にでるのに、実際一体何が起こったのか
全く知らなかったので、よし、これはチャンス!と思って読んでみました。
ほうほう、そうか、こんな事件だったのか…。
(叛乱された艦長、その後も勤め上げたのね)
慣れ親しんだ世界の話なので読みやすかったです。

『The story of Rome』(レベル1)
上の4冊とは違う出版社からでてるやつ。
だからか、ちょくちょく分からない単語がありました。
とはいえ、ローマの話、もともと知ってる話なので、
その辺りは適当に想像で補って…
……脳内で全く違う話になってたらどうしよう………

『Robin Hood』(レベル1)
『Rome』と同じ出版社から出てる奴。
ロビンフッドの話を、村の小さな少年を語り手に書いてあります。義賊もの?
これ、毎ページにカラーで挿絵があるんですが、

ロビンが男前だったの……

なので、ちょっとときめいた。

『Tales from Longpuddle』(レベル2)
トマス・ハーディの原作を簡単に語りなおしたもの。
タイトルから、村の民話を集めたものかと思ってたらそうではなく、
村の噂話でした。
なんちゅうか、「アボンリー」を読んでるみたいな感じでした。
予想とは違ったけど、これはこれで楽しかった。
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by mi-narai | 2010-06-19 11:23 | 2010年6月の読書

マンガ各種

『ハチミツとクローバー』読了。
有名なマンガ。
まったく自分の好みとはかけ離れていますが、貸されたので読みました。
読書のモットーは「好き嫌いをしない。」
それなりに楽しく読みましたが、読み終わって最も心に残ったのは
こっぱずかしさだったという…



『天は赤い河のほとり』読了。
これまた有名な少女漫画。
『王家の紋章』的な、現代の少女と古代の若者(大体王族)のラブロマンス。
某方と本屋で「地球の歩き方」を見ていて、そこのヒッタイトの説明に
このマンガの絵が使われているのを見て
「読んでみたいね~」
「定価では買いたくないけどね~」
などと話していたのですが、
ちょうどその直後古本屋で見つけてしまったので。
これまた割と面白かったですよ~そこそこ楽しかった。

読み終わって最も心に残ったのは、
粘土板お手紙が、Eなばさんの説明どおりだったことでした。
わー、ほんとにトンカチで割って読んでる~!

(や、ちょうどツタンカーメンの死後数年、くらいの年だったし、
後でウィキったらそれなりに時代背景も合わせてあるみたいだし
かといって歴史側に寄り過ぎず、エンタメ的要素も盛り沢山で
さすがベテランだなあという読みごこちでしたよ。
定価では買わんが。
ちなみに一番のお気に入りはラムセスだった。
どうしてわたしが気に入る人はいつも振られるのか…。)



『蒼のマハラジャ』
これは逆にハチクロを貸してくれた友達に無理やり貸し付けた自分の本。
貸す前に読み直しました。
感想は、「コミック感想」の方とかぶるので略。
やはり、ジャイプール王が素敵でした☆


映画
『ジェイン・オースティン』
『ある晴れた日に』


読み終わった本
『同性愛と異性愛』
『村田エフェンディ帯土録』
『南洋通信』
『マンガは越境する』

途中の本
『日本語の歴史』

多読本
『Frog and Toad all year』
『The witces of Pendle』(いずれもレベル1。わたしの語学レベルは中学生ざます)
の感想は次回!!

もう、ほんとに 今度こそ簡潔に!
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by mi-narai | 2010-05-20 21:08 | 2010年5月の読書