『経済学に何が出来るか』 『極楽のあまり風』 『ばけもの好む中将』 『トロイラスとクレシダ』

最近のテレビ

「山賊の娘ローニャ」 「あわれな山賊たち」回。
もじゃ率の低さに衝撃を受ける。
いや、北欧だし、8割もじゃだろう!!
一人くらいは腕にも背中にも足にも腹にも毛が生えてて
「毛ガニ!」とか呼ばれててもいいじゃない!
そんな中アッティス親分だけつるっつるで気にしてて
ロビスに「シラミが沸かなくていいじゃないのさ」とか
言われてたらいいじゃない!

…などと思いながら見てました。
みんなのプリけつは美味しく鑑賞させていただいたわよ!ごち!


コズミック・フロント・NEXT 「ガガーリン」の回
これまた歴史の話っぽい回。

ソ連が、怖すぎる。

初の宇宙飛行生命体である、ライカ犬、
実は打ち上げて数時間後に死んでたらしいですよ。
ちょっと悲しくなりました。
しかし、最初の有人飛行は1時間ちょい、位だったのだなあ。
今なら一般人でも金を積めば出来ちゃう時間ですよ。
このまま科学が進歩し続けたら、この宇宙の外側にも行けるかな。


こっから読書

歴代首相の経済政策 全データ 増補版 (oneテーマ21)

草野 厚 / 角川書店(角川グループパブリッシング)

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草野 厚著『歴代首相の経済政策』読了。
日本の肖像を見た後だったので、それとシンクロしててちょっとわかりやすかったです。
日本の政治家はろくな事してないと思ってたけど、それでもそれなりに
頑張ってたんだなあ。

もっと頑張れ。給料分働いてくれ。

後、予算における近年の借金の割合の増えっぷりが恐ろしいよ…
(年毎の予算額と振り分けが載ってるんですよ)


経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書)

猪木 武徳 / 中央公論新社

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猪木武徳著『経済学に何が出来るか』
大真面目に経済学に何が出来るかについて考えた本(タイトルまんまやがな)。
いや、一般的には経済学というと机上の空論で実際の役には立たんと思われてるけど、
それに対しての経済学者からの真摯な反論ともうしますか。
大真面目に経済学の方法を説明しながら、現代政治の瑕疵を論じてます。
読んでからだいぶ経ったからもうあんまり覚えてませんが(だめじゃん!)。
しかし、経済学で理論を論ずる時、どうしても単純化、普遍化するけど、
実際の社会ではもっとさまざまな要因があるわけじゃないですか、
そのせいで、理論と同じようには展開しないんですよね。
その辺りのズレが経済学が役に立たんと言われる所以なのだが、
だからといって理論自体が間違えているわけではない、
という著者の主張は、まあ、そらそうだなと思いました。


この辺りで、そろそろ政治・経済関係の本はいいかな~と思って
趣味の本を読み始めました。


ばけもの好む中将―平安不思議めぐり (集英社文庫)

瀬川 貴次 / 集英社

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瀬川貴次著『ばけもの好む中将』
お借りした本。軽い読み物なんだけど、意外と面白かった。
タイトルを見れば、
舞台が平安時代で、物の怪とか、妖怪が好きな中将が出てくるのだな
という大体のコンセプトは分かると思うのですが、
その中将が意外に好みの男前だったのですよ。
なので、それだけでわたくしの評価は跳ね上がっております。
ワトスン役の右兵衛佐が上にお姉ちゃんが12人も居て、
おまけに怪異が大嫌い(怖いから)というネタキャラで、
いちいち驚いたり怖がったりしてくれるのでまた楽しい。
続きも貸してくれるそうなので楽しみです。


京へ上った鍋奉行 (集英社文庫)

田中 啓文 / 集英社

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田中啓文著『鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行』
相変わらずのお奉行様の喰いっぷりのことよ。
主人公の同心の恋もほんのすこしだけ進んだかな。
4冊目にもなると、お奉行様が出てくるとほっとするというか、
あんなどうしようもない人なのに愛着がわきまくってます。
『ハナシがちがう!』シリーズの梅寿師匠もどうしようもない人なのに
そこがやっぱり良くて、たまらん感じに書いてありましたが、
この作者、こういう欠点たっぷりの人間を魅力的に描くことに関しては天才的ですね。
次の巻も楽しみです。


極楽のあまり風―ギリシア文学からの眺め

中務 哲郎 / ピナケス出版

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中務哲郎著『極楽のあまり風』
この本、ウッカリ2冊買っちゃって(マイナー出版社の本だったからさ…)
某方に無理矢理一冊押しつけたというアレな本(ほんと、その節はスミマセン!)。
さすがに、押しつけてから数ヶ月たつのに未読とか、ないよな、と思って
ようやく読んでみたんですが

面白いな!これ!

のっけの
「アイスキュロスは禿頭にカメ落とされて死んだ」ってネタに
悪いけどリアルに笑ってしまいましたよ。
ツルぴかの禿頭見て、飛んでた鷲が「岩はっけーん!」と思って
甲羅割るつもりで持ってたカメ落としたら、
アイスキュロスの頭蓋骨の方が割れちゃったっていう、ね。
ひとしきりニヤニヤしてから、そう言えば、他のなんかの本でも
同じネタ読んだな、と思い出しました。
しかし、あんなシリアス悲劇書いた詩人にしては
突飛なエピソードですね。
まあ、有名人は軒並み伝説級の死に様エピソードを後から創作されたらしいから
実際にこうやって死んだと信じ込むのは早計ですが。
オマケに、なんと、夏目漱石の小説にこの逸話が!載ってるらしいよ!!
漱石、博学だなあ!!
先生は、漱石が何をソースにそのエピソードを知ったかってとこまで
追跡してらっしゃるんだけど、そんなこぼれネタ知ってる先生の方が博学ですよね。

かように、この本は、
長年西洋古典文学に携わってこられた中務先生が、折々に思ったことなどを
チラシの裏にメモるみたいに綴られた雑学満載のエッセイ集、なのです。
ネタの宝庫ですよ!
先生はさすが長年生きてきただけあって、西洋古典だけでなく、
他の時代、他の地域のこぼれネタもたくさんご存知で、
(それをこの金額で教えていただくのが申し訳ないくらい)
西洋古典のエピソードと絡めて縦横無尽に空想なさる様を
こうして興味本位で気楽に読むのがまた楽しい!
ほんまに、極楽の余り風やなあ…。
(※極楽から漏れいでたような涼風、転じては良き品、良き事を指す)

以下、読みながら特に思ったことメモ。

・初潮の話と出産姿勢の話。
「初潮」が、色んな地域の色んな時代の文学の中でどのように表されているかを
西洋古典から、古事記から、アラブ文学にまで広げてピックアップ。
アラブの表現の美しさに瞠目したよ。
出産姿勢の方は、膝立ちとか、立ち姿勢が多かった件について。
確かに、その方が楽そう。

・牛の皮で囲える土地をくれ、と頼んで了承を得てから、
皮を細く裂いて広大な土地を囲う、というこすからい伝承について。
色んな民話に出てくるのは知ってましたが、そうや、ディードーも使ってたわ、この手!

・間男はビーツをケツにツッコまれて、毛を焼かれたてエピも載ってますよ!
わははは!なんやその刑罰!
まあ、女性だけが責められて、宗教裁判で処刑とかよりは
ぜんぜんいいですよ。もっとやれギリシャ人。
でも痔には気をつけて。

・喜劇詩人のメナンドロス、いつか読もう、読もうと思ってまた未読です。
いつか読もう。

・難しい漢字が沢山。
普段使わないような美しい言葉をさらっと普段使いで使ってあるのがかっこいい。
なんか、昭和期を生きた方って、下地でかなわない気がします。

・アイリアノスの『ギリシア奇談集』からの引用が多数でてくるんですが、
わたしこの本読んだはずなのに、全然覚えてないよー!

・最後の後書きが、京都の人っぽくて、ニヤニヤしました。


ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼 (集英社文庫)

瀬川 貴次 / 集英社

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瀬川貴次著『ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼』
短編、短編、中編で1冊の、ちょっと変わった編成の本。
でも全部バラバラのハナシなのかと思ったら、最後でちゃんと一つにまとまって
ちょっと感心してしまいました。
今回も中将のはじけっぷりがきらりと光る良い1冊。
中将のセレブなお友達たちや、主人公のお姉ちゃんたちにもスポットが
あたって、楽しかった。お姉さんたちの個性が強すぎる(笑


シェイクスピア全集 (〔24〕) (白水Uブックス (24))

ウィリアム・シェイクスピア / 白水社

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ウィリアム・シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』
読み始めてすぐに思ったことは、

シェイクスピアやなあ!

ということ。
舞台がトロイア戦争なので、勿論なじみ深くて、登場人物もよく知ってる人
ばかりなのに、言い回しや筋立てがものすごいシェイクスピアっぽくて
なんか、不思議な感じです。
あんまりシェイクスピアに詳しくないわたしが言うのも何ですが、
シェイクスピアの喜劇って、道化が出てきて狂言回しをするイメージが強くって、
このトロイラスとクレシダにおいては、テルシテスがその役回りなのですね。
タイトルロールの二人の恋愛に関しては、マジでどーでもいいですが、
アキレウスがみんなにさんざん「あいつ高慢すぎる」てぶつぶつ言われたり、
アイアースがからかわれたりする件はちょっと面白いです。
しかし、英語読みだから、それが誰かをいちいち頭の中で変換するのは面倒。
 ・
 ・
 ・
翌日読了。
後書きで「カテゴリー分けに困る作品」とあったけど、確かに。
途中喜劇っぽいけど、全編喜劇ではないし、大団円ではない、
かといって、史劇ほどの重さはなく、
悲劇といっても、ロミオとジュリエットのような完璧な美しさにはほど遠く、
ハムレットのように最後全員死ぬわけでもなく、
「なんやこの話???」
と思ってる内に終わるという…
何がねらいなんだ???とそりゃ学者連中も頭をひねるわな、こりゃ。
とりあえず「問題劇」というカテゴリーに今は入れられてるらしいです。
でも面白くないかと言えばそうでもなく、さすがシェイクスピアというか、
舞台転換とか場面の見せ方とか秀逸で、飽きずに最後まで読めちゃいました。
(もともとシェイクスピア(の喜劇)が好きなので、だいぶ点が甘いかもしれん。)
もちろん、元ネタのイーリアスや他のトロイア関連叙事詩とは、だいぶ
筋立てを変えてきてるんだけど、
その辺りはシェイクスピアの構成手腕の見せ所ってやつで、
むしろどう組み立ててるかの方に剋目しました。
ちなみに、タイトルロールがトロイラスとクレシダなので、
一応その二人中心に話が回ってて、
他のアキレウスとヘクトールの因縁とか、
パリスのくだりとか、その辺はわりとさらっと流されてます。
ヘクトールの死はさすがに確定済みなんですが。
(シェイクスピアは、同時代のトロイア戦争に題材をとった劇脚本だけでなく、
一応イーリアスの翻訳も参考にしたらしい。)
かといって、別にトロイラスとクレシダがいうほど純愛な訳でもないし、
他の作家の作品みたいにクレシダに納得できる要素があるわけでもなく
ううむ、マジで、何を主眼に描きたかったのか悩むな。
ざっくり一回読んだくらいじゃ分からんのも当然かもしれません。
時代背景とか、シェイクスピアの劇作手法とかに無知なので、それがネックなのかもしれません。
手強いぜウィリアム!(わたしがアホなだけか?)
とりあえず、劇を見て、演出家がどういう風に結論づけてるか、
(それともシェイクスピアの原作通りなのか)、を
確認してこようと思います。

ていうか、新幹線、動くのか?(動いてくれよ)
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# by mi-narai | 2015-07-17 00:03 | 2015年下半期の読書

ぱぱん…

ポルナレ/フっぽく今のわたしの驚きを表現してみたいと思います。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『さっき父の書斎に用があって入ったら、
パソコン画面がとうらぶだったんだ』


な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何を見たのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

ソリティアだとかフリーセルだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ちなみに、大阪城の地下に潜り中だったぜ…



いや。マジッス。衝撃直後のわしら親子の会話。
わし「え、とうらぶやん」
ぱぱ上「よう知ってるな」
わし「わしもやっとるからな。ぱぱ上はいつの間にこんなん初めてたん」
ぱぱ上「20日くらい前かな」

ぱぱーん!!!

わし「ま、まあ、レベル上げにゲーマー魂が燃えるよな」
ぱぱ上「(にやり)」

そろそろ年金ももらおうかという年齢の成人男性が!
始まっておった!


ちなみに、ぱぱ上の初期刀はどうやらむっちーらしいとご報告させていただきます。
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# by mi-narai | 2015-06-28 18:58 | その他

テレビ、下天の華夢灯り感想

古墳ハイキング

5月下旬の土曜日、奈良県某地方の古墳ハイキングに参加してみました。
お茶友達のお誘いで。一日で10個ほど古墳回ったよ!
藤ノ木古墳で締め。(ほんのちょっとだけ法隆寺も寄りました)。
解説してくださる先生が大変すてきなお爺さまで説明も楽しく、
すごくすごく聞く気はあったのですが、後半バテちゃって魂抜けててごめんなさい…。

ともあれ、道なき道を行き、他人の畑を上り、木々鬱蒼と生い茂る山あい、
精神病院の敷地内など、普段入らないようなところに踏み入って古墳を見るのも、
当時の首長墳が、地元民の首領から中央政府の送り込んできた偉い人に
移り変わる様子を説明してもらうのももの凄く楽しかったです。
でもって、終わる頃にはふらふらに疲れていたのですが、
それでも古本屋と本屋には寄って帰るわしらのど根性よ…(誰か誉めて)。


最近見ている番組より

カルチャーラジオ 科学と人間『植物の不思議なパワー』
割と一般向けの雑学っぽいことをお話しなさってますが

もう、可愛いなあ…。



生命大躍進2回目

おもしろかった!
間あいだに挟まれる小娘二人の小芝居は要らんが。
前回の目の獲得の時もそうでしたが、
今回の胎盤の獲得も、他の生物の遺伝子がDNAに紛れ込んで
その偶然によって躍進が起こったというネタだった。
そんな事って起こり得るんだなあ!
遺伝子って意外と変異しやすいのですね。ちょっと怖い。
後、天変地異について。
恐竜絶滅の原因なんじゃないかと言われている隕石衝突は知ってましたが、
ペルム紀の地殻変動、大噴火は知りませんでした。
しかも100万年続いたって!!!!
そりゃ9割以上の生命が死滅するわ!!


次回は知性の獲得で、時代も数万年前まで近づくので、
これまた楽しみです。


「山賊の娘ローニャ」
BSが見れるようになったので、再放送をちみちみと。
見てますよ~!
古き良き子供向けアニメよろしくゆっくりのんびり話が進んでいきます。
いや、ここはもうちょっと巻いていこうよ?と思う箇所もないこともないですが、
(後、主人公の笑い声が若干わざとらしい)
個人的には、ちょっとこののんびりした感じ、ハイジとか思い出して楽しい。
今、ようやく隣んちの男の子に主人公が心を開き掛けたところです。
主人公のローニャがガキ大将っぽくて、可愛いんだよなぁ^^。
続きものんびり見ていこうと思います!


コズミック・フロント・NEXT
このシリーズ、意外におもしろくて!

「クレオパトラの天体図」の回
コズミック・フロントを見るようになったきっかけの回です。
タイトルから宇宙物理学的な分野ばかりやるのかと思ってたので
まさかの古代エジプトチョイスにびっくりしてさ。
マジで、クレオパトラの天体図から古代エジプトにおける星座とか
暦がどうやって出来るに至ったか、ヒエログリフにおける表出方など
古代エジプトの天文学主体の、物理ってより歴史の範疇の話題に終始してました。
面白そうなエピソードが目白押しで、飽きずに最後まで見ちゃいましたよ。
天体図に使用されてるのがエジプト絵なだけで、
当時の星座は現在のものとたいして変わらないのが
まずびっくり!
エジプトが先か、それともギリシャが先か、知らんけど
たぶんエジプトの方が先なんだろうなあ。
後、エジプト文明初期の頃はまだ北極星が北の中心になかったって言われて
これまたびっくり。
よく考えたら2万年周期で地軸が動いてるんだからそりゃ北極星が真北に
ない時期だってあるはずなんだけど、
それにしてもエジプト文明って長いんだなあとしみじみ思った一件。
10日ごとの星座を神としてカウントして36人に分担させて、残りの5日は
祭日にする、みたいな一年の起源もすごい面白かった。
中国でも古代エジプトでも一番偉い神様は最初は真北に
住んでいたのかもなあ。

小惑星群の回
惑星の数には入れられてないから、水金地火木て太陽系を考えるときには
見過ごしがちだけど、小惑星群が惑星列の真ん中辺に
しっかりあることに気づかされる回でした。
そらそうだ、はやぶさ2が向かってるのってここだもんな。
なぜ小惑星を調べることが太陽系誕生の時代の宇宙を知ることになるかも
たいへんわかりやすく説明してあって、勉強になりました。だいぶ忘れたけど。

土星の回
土星の衛星に生命がいるかもしらん!という回。
エンケドラスて最近ニュースで聞いたよ!!そういえば!!!
これまたまんまSFの世界みたいで映像だけでもうわくわくしました!
とはいえ、土星に生物がいるとして、その生物が知性を持つまでまだまだ
時間がかかりそうです。


「宇宙白熱教室」
すっかり白熱教室にはまってます。
今回またも宇宙物だったので視聴を開始しました。
第1回は宇宙のサイズの考え方の回。
前に姫路の科学博物館に行ったときに、もののサイズの切り取り方が
10の何乗かで表してあったけど、あれがどういうことが
ようやく分かった気がしますアホでごめん。
後、ミクロの世界の決まり事が宇宙全体のルールを決めてる、
ミクロとマクロはつながっている、というのも、前回なんか他の番組見たときに
すごく実感したことだったので、今回も大きくうなずいてしまいました。
木星が地球に落ちる隕石の大部分を引き受けてくれている、というのも
初めて知ってびっくりしたよ、ありがとう木星!
さすが全知全能の神の名を持つ星!
次回も楽しみです!


「戦後70年 日本の肖像」
タイトルから、人間の生活がどうとか、戦時中の苦しみがどうとか、
なんか重くて暗いドキュメンタリーなのかと思ってたら
意外にガッツリ経済寄りの話で思いの外面白く、
別に見るつもりなかったのに最後まで見てしまいました。

1日目:高度経済成長
欧米の蔑みがこれまたものっすごい腹立つ。
が、日本には欧米並みの科学技術の達成は無理だとか馬鹿にされながら
それを誠実さと勤勉さで成し遂げちゃうんですよ。超キモチー。
ご先祖たちは偉かった。
タイミングと運も良かったんですよね。


2日目:バブルと失われた20年
なんか色々アメリカのせいやないか、
腹立つな~~!!
でも、日本側にも非はあって、やはり色々な要素が混じって、
あんなことになっちゃったと…。
経済って難しいなあ…。

100分DE名著「オイディプス王」
楽しく見ています。
解説の先生が思いの外お上手に説明なさるので、
ついついオイディプス王のスリルに満ちた筋書きに引き込まれて
あっという間に25分が過ぎてしまいます。
アニメ画像の登場人物が着てる服の袖がひらひらで気になるけどな…。

以下、下天のファンディスク感想

下天の華 萌え語りと無双OROCHI2続き
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# by mi-narai | 2015-06-12 20:48 | その他

『政治家の条件』 コルダ3感想

来月6月の100分●名著(あんまり伏せてない)て
ソポクレスの『オイディプス』じゃないですか!!
見ます!


政治家の条件―イギリス、EC、日本 (岩波新書)

森嶋 通夫 / 岩波書店

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森嶋通夫著『政治家の条件』
大学生の時に一度読んだ本です。政治つながりで再読することにしました。
古い本なので、ヨーロッパは、EUじゃなくてECの時代ですよ。OH…

と日記メモに書いて
から数日後に読み終わったのですが、
読み終わってから気づきました。


わたし、この本未読だった…!!


どうして一度読んだ本だと思い込んだのでしょう。
タイトルかな。大学生の時、まったく政治には興味なかったけど、こう、
悪徳商人ぽい雰囲気に浸りたいがため(まさにそれだけのため!)に
政治関連の本読みあさった時期があったんですよね。
そん時に政治家について論じてある本も確かに読んだのですよ。新書で。
でも、今思い返せばその本、グラッドストンとか、イギリスの歴代首相についてもっとページ割いてあったし、
しょっちゅう引用しちゃうクリックさんのあの文句についても書いてあった筈なんですよ。
この本は、前半はサッチャー批判で、後半は日本の政治についてだった。違う本や!!

どうりで、新鮮な気持ちで読めると思った。(もっと早く気づけ)

ということで改めまして、『政治家の条件』読みました。
先に書いたけど、だいぶ昔の本なので、以下のような時代を感じさせる記述が散見されます。
・この本が書かれたのは湾岸戦争直後らしい
・しかもサッチャーが失脚したてである
・ゴルバチョフのペレストロイカ→反対派によるクーデターが失敗(今ここ)。もうすぐソ連崩壊ですよ。
・日本は高度成長期直後辺り。総理は海部さん。バブルはまだ弾けてません。
・当時EUはまだECだった。仏大統領はミッテラン。ドイツはまだ東西に分かれている。
・日本は世界中から嫌われている、といった形容が多数。
確かに、当時は日本って「新参の成金」って立ち位置だったよな。
記述を読むにつけ、隔世の感がありますがそれはさておき。
面白かったです。
著者は経済畑の方らしいのですが、意外と確信をついてます。
いや、状況が変わったから、もうその意見は通用しないよ、て部分もあるのですが
(日本の外交姿勢についてとか)。

時間が経って初めて正しいかどうか分かる事ってあるじゃない。
当時はサッチャリズムってけっこうもてはやされてたと思うんですが、この方、
ちゃんと批判するとこはしてますよ。

政治家には理想と、現実主義のバランスをとる能力が必要、ってのをサッチャーを例に出して説明して、
(職業としての政治家が何故必要かも論じつつ)
次に日本に目を向けて、政治家の資質がどうか(当時から与党議員にはどういった施策を打ち出すかの
大きなビジョンがなく、個々人が勉強不足だったらしい)、
日本の選挙制度、統治機構の問題点などを論じてます。
おおお、『日本の統治機構』で論じられてるのと同じ問題点がここでも!
先にあの本で読んだおかげで、言いたいことがよく分かりますよ!!
この本でも官僚内閣制の不都合と、一党独裁が癒着を生み、無気力な政治家を作り出し、国を腐らせる、
っちゅう指摘がなされてます。
昔も今も、同じことが問題視されている…!!
この頃は中選挙区制だったので、よけいに自民党独裁体制が助長されてたんですが、
著者は小選挙区制推しですね。
長年イギリスの大学で経済学を教えてて、イギリス政治に慣れ親しんでいらっしゃったので、
若干イギリスびいきも入ってんじゃないかと思うんですが。
「日本の統治機構」と併せて読んで理解が深まりました。
国民は(勿論わたし含め)政治についてもっと考えないといけないとはいえ、
普段仕事とかあって、深く勉強してる暇なんてないじゃない。
そんな忙しい社会人のために、公約があるんですよ。
あれは政党の主義主張、したい政策、ビジョンを有権者に分かってもらうためのものですよ。
だから個人で公約(地元に利権を!とか、この市に保育園を!とか)言わんと、党全体で言わなあかん。
党員はそれに絶対したがわなあかん。
有権者もどうせ選挙に行っても無駄とか、入れたい人がおらんとか、
横着言いたくなる気持ちはものすごい共感するけど
やっぱり一票はどっかに投じないと、それこそ組織票とか金持ってる社会的強者に
良いように操られちゃうんじゃないかと心配です。

とりあえず、週末の選挙に向けて、候補者の言い分を見てみるか…

(この日記書いた時点では地方選挙前だったの。ちゃんと投票してきましたよ)


タイムマシンのつくりかた (草思社文庫)

ポール・デイヴィス / 草思社

スコア:


ポール・デイヴィス著『タイムマシンのつくり方』
古本屋で安く売ってたから、買ってみました。
白熱教室と同じような話題でタイムリーだな~と思って。
SF小説っぽいフィクションじゃなくて、まじめに物理的見地から、時間というものについて、
ひいては空間や宇宙やブラックホールについて、タイムマシンというキャッチ―なテーマを中心に
考えています。あんまりお固くなり過ぎず、専門的な公式とかにも踏み込まず、
大真面目に時間を遡ったりジャンプしたりする方法について論じてあります。
確かに、一昔前は『タイムマシン』って機械で過去へいくイメージだったけど、
最近のSFじゃワームホールを通って過去にってネタが増えてます。
これって一応量子力学とか物理学の学説に沿ってんのね。
面白かった!
空間の2点をつなぐとワープ航法の話へ、時間の2点をつなぐとタイムトラベルの話へ
行くわけだな、SF的には。
タイムラインがもう一度見たくなりました。
DVDあったっけな、家に。


数えずの井戸 (角川文庫)

京極 夏彦 / KADOKAWA/角川書店

スコア:


京極夏彦著『数えずの井戸』
お借りしたので読みました。
有名な、播州皿屋敷を元ネタにした京極風怪談話。
ずっと姫路城の井戸の伝説かと思ってたけど
お菊ネタってけっこう全国にあるんですね。

物語は、何人かいる登場人物の一人一人にスポットをあてて、順繰りに内面をたどっていくうちに
どんどん歯車が狂う様子があらわになってゆき、最終的には

そして、誰もいなくなった

というアガサ・クリスティーばりの怒涛の結末へ。
登場人物の誰もが、その辺に居そうで、でも少しずつずれ方が極端なんですよ。
で、その上、気持ち悪い感じに誰もが他人を誤解しているという。
これも、言われてみればその通りで、そりゃ当人が自分をこうだと考えているように
他人を見ることのできる人なんて居ないわな。
相手に対してこうだ、と分かってることなんて微々たるもので、
しかもそれさえ自分フィルターを通した歪んだ像なんでしょうし。
(いや、別に支障がないならそれでいいじゃないでしょうか。
必ずしも知り過ぎることが良いとも思わない)
結局、真相の一部は分からないままになってたりするので、
読んだ後も後味の悪い思いが尾を引くのですが、
本を読むうちに各々のずれっぷりと誤解っぷりをいやというほど味わった後故
「どうせ本人にしか分からん理由やねん、考えてもしゃーないわ」
という気分になっているという京極マジック!

貸してくれた友人は読みづらかったと言ってたけど、
めっちゃすいすい読めました、よ…!?
例によって京極さんの本は分厚いけど、下半分白紙だし、胸糞悪い内面を持つ人もいて
しかも同じ思考がぐるぐるしてたりするので(ホラーなんで、たぶん、効果)
精神的には読みづらいかもしれませんが、文章は読みやすいです。
理解しやすい平明な文章と内容って素晴らしい!


都庁―もうひとつの政府 (岩波新書)

佐々木 信夫 / 岩波書店


佐々木信夫著『都庁―もうひとつの政府』読了。
東京都の各時代の政治について。
特殊なんであんまりなんの参考にもなりませんでしたが、
とりあえず、知事って忙しいんだな、というのは分かった。
作中で、途上国ほど威信を示す為に首都に権限が集中しがちとあったけど、
日本は先進国(自称)なんだからいい加減さぁ…。


以下、コルダ3AS天音篇感想です。ネタバレ予防のため折っときます。

函館篇もあるよ
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# by mi-narai | 2015-05-29 20:45 | 2015年上半期の読書

雑記

某NH/Kの生命大躍進面白かったです。
以前読んだ『恐竜は何故鳥に進化したのか』(タイトルうろ)でカンブリア紀大爆発が
気になってたので、再現映像が見れて嬉しかったです。
しかし、キモかった…(節足動物苦手なんですよ)

それはさておき、我が家で唯一のスマホ持ちの父がコラボで配布されてるアプリ
コダモンをやってたんで、どこまでいったのか尋ねたら
「もうすぐ脊椎動物が生まれそう」とのこと。すげえな。ナメクジウオまで後一歩!


後、新聞に、白/鶴さんが蜂蜜酒を発売したって記事があったので
自分のためにメモっておきます。
ケルト・北欧辺りのの神話とか古代史とかの本を読んでるとしょっちゅう出てくるミードが
現代でも飲めるんだぞう!しかも日本酒メーカーが作った奴が。
でも限定販売らしいので、手に入るかどうか微妙なところ。
白/鶴ミードって商品名らしいので、気になる方はググって見てください。
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# by mi-narai | 2015-05-10 22:08 | その他