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『寝ながら学べる構造主義』 『トロイアの歌』

トロイアついでにもういっちょ。
こないだ『無双ORICHI』に無双繋がりで『TROY無双』アキレウスがゲスト出演している、
という情報をいただいたわたくし、
とりあえず、どの無双オロチなのかを探すことにしました。
(光○さんはいい加減同じソフトをちょっとずつ付け足して新たに出す戦略を
改めていただきたい…)
でまあ、『無双OROCHI2』であるというのは割とすぐに付きとめられたのですが、
次に、他のキャラは出てないのかなってのが気になって。
結果、『TROY』からはアキレウスだけだったんだけど、
アキレウスと仲のいいキャラクターの欄に
だっき、ネメア、毛利元就、呂布ってあってさ。
すっかりギリシャ脳になっていたわたくし、このネメアってのも
ギリシャ神話のヘラクレス関連の人かな、くらいに考えてた。
で、今度はネメアが誰かちゃんと突きとめようと思って、
何のゲームからのゲスト出演か確認したらZill O'llて…

ネメア様ーーーー!!!???

あのネメア様だった!!(だいこうふん)
や、ジルオールやったことない人には分かんなくって申し訳ないんだけど、
だって、だってあのネメア様ですよ!?(しつこい)
仕えてる王様に12個も無理難題押しつけられたりとか、来歴はヘラクレスを下敷きにしてるけど、
モデルとは似ても似つかない、ストイックでいぶし銀の男前ですよ!
(苦労しすぎて、実は20代なのに40歳くらいにしか見えないんだけどな。ロッベンさん現象…)
ハァハァ…ネメア様とアキレウスの共闘…だと…(ごくり)
そんなん買うしかないやんけ…(○栄さんへのお布施決定)

どうせだったらパリス(弓攻撃が秀逸)とツェラシェル(単なるわたしの趣味)も
参戦させてくれたらよかったのにさ。
ゼネテスはいらん。



某●HKの100分DE名著、今のファーブル回が意外と面白くて見てるんですが、
こないだファーブルさん、女子生徒におしべとめしべと授粉の仕組みを説明して、

教職を失ってた…!!!

ええええええ!???

(や、まあ、そういう時代だったんでしょうが)
ていうか、いちいちおしべとめしべにまで色々妄想しちゃう当時のおフランス人の
ムッツリエロ度がすげぇなと思ったのでした。




やさしい死神 (創元推理文庫)

大倉 崇裕 / 東京創元社

スコア:


大倉崇裕著『やさしい死神』読了。
これも読み終わるまでに数回寝落ちしましたが、
慣れて来たのか、寝落ち回数は若干少なめでした。
再び落語にまつわる推理短編集。
人情話のいくつかにはほろりとした。
後、主人公の緑さんの労働条件がきつそうで、
人ごとながら心配。


つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない (角川文庫)

河野 裕 / 角川書店

スコア:


河野裕著『つれづれ、北野坂探偵舎 1』読了。
お借りしたので読みました。
ラノベっぽく、若干感傷的な、推理イロもの。
でもそこまで嫌らしくもなくそこそこ読みやすく、
なんというか、角川っぽいよなあ。この手の小説。みたいな。
舞台が北野である必然性が全くないように思うのですがどうなのでしょう。
北野っぽい感じもないし、神戸弁でもないしな。
幽霊が見えること前提で話が進んだり、
かっこつけようつけようとしてる言い回しが鼻につきますが
漫画原作的な軽い読み物だと思って読めば我慢もできます。
いっそ、表紙絵の秀先生が漫画化してくれればいいのに。


寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

内田 樹 / 文藝春秋

スコア:


内田樹著『寝ながら学べる構造主義』読了。
妹が読んでたからその後借りました。
毎度のことながらこの人の本はさらっさら読めるな!!
二日で読み終わってしまいました。
でも、普通に面白かったですよ。
いつもの、専門外の著者が専門外の読者向けに書いた
分かりやすい入門書、みたいな。
説明は、構造主義の萌芽から、ソシュール、
四人の大家(フーコー、バルト、レヴィ=ストロース先生、ラカン)と進み、
どのように言説が展開していったか、それぞれの持論、などが
大変内田流に噛み砕いて説明してあります。
清ちゃん(鷲田清一先生)の著書を読んだ時も
自分が盤石の価値観だと思ってた真面目な事は良いことだという常識は
実はそれほど確固としたものではないかもしれん、とい気付かされ、
軽いスリルとときめきを感じましたが、構造主義の言いたいことも大体そんな感じで、
特にレヴィ=ストロース先生のおっしゃりたいことには大変感銘を受けました、
非西欧人にだって言い分はあるんよ!と。
そうなんですよ、価値観なんてどれが優れてるとか優劣の問題じゃないよね!
(…と相対化しようとする時点ですでに構造主義に冒されてるわけですが)
さらに遡って、ソシュールの、そもそもの発想の逆転、
ものがあるからそれに名前を付けるんじゃなく、名前を付けて初めて
その物がどこまでの範囲をカバーするかを規定するという考え方も、
深く納得しました。
同じものを指す言葉でも言語によって範囲が違う=翻訳の難しさ
というのは前々から言われていたことですが
(作中では、日本語で言うところの『羊』が引き合いに出されてました。
フランス語では「ムートン」で生きてる羊も食用羊も同じ語で指すけど
英語では食用は「マトン」、生きてるやつは「シープ」と分けられてる、
同じ語だと思って油断してたら意外と意味範囲がずれていて、
実は話者は全く違うものを想定しているかもしれないよ、という話)
それより抽象物の名づけがな。名付けた途端、本当は付随しているのに
看過されてしまう部分ってあるじゃない。
今の自分の気分を問われて「楽しい」といい切っちゃった時点で
そうでない部分を切り捨てているというか。
本当はちょっとだるい部分もあって、覚めた部分もあって、全く別のことに気を取られてる部分も
悲しく思ってる部分もあったりするのに。
自分をどんな人間か言い表すのも、同じく難しいと思う、のでわたしはそもそも言い表さない主義ですよ。
いや、対外的にこうですよ、とはいうけど(そう思っといて欲しいので。
あんまり期待されても困るので大抵赤裸々にダメな部分を告白します)、
自分の中で規定はしないよ。
名前を付けるって難しい。無理やり便宜上付けられた名前(名詞)と、
どうしたって勢い正確には表現できない未完成な言語というツールで
人間はコミュニケーションしてるわけですけども
(まあ、言葉がないと不便でしゃーないしな。)
どうあがいても真に正しくは物事を言い表すことはできないんだけれど、
だからこそ、より一層面白いのではないかなどと
まったく構造主義とは関係のない感想を持ったりしたのでした。
意味範囲の切り取り方で民族の特徴とか出てて、それがまた!
このへんもっと掘り下げて知りたいわあ。

とりあえず、構造主義の専門書はおろか、この本さえ読む暇のないお忙しい方は、
巻末あとがきの、内田先生の
「レヴィ=ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、
バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、ラカンは「大人になれよ」と
言っており、フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした。」(P200 )

という超絶簡略化されたまとめだけ心に刻んでおけばいいと思います。
フーコーさんが素敵すぎる…!!


トロイアの歌―ギリシア神話物語

コリーン マクロウ / 日本放送出版協会

スコア:


コリーン・マクロウ著『トロイアの歌』
読了。
随分前に古本屋で見つけて、積んでおかれた一冊。
今回折角某G様とトロイアトークが出来るチャンスとあって、
急遽読破することにしました。
ハードカバーな上、一ページが上下2段に組んであって、
文章量はすごかったですが、最後まで飽きずにぐいぐい読めちゃいました。
個人的には、すごい楽しんだんだけども、
これを何も知らないまっさらな状態のトロイア初心者に
入門編として差し出せるかというと、ちょっと難しい。
作者は理系の人らしく、事実の核に創作で肉付けした叙事詩という形式を
更に歴史的背景の中に置き換えようとし過ぎて、若干やりすぎてるというか。
現代人の視点が入りすぎちゃってるというか。
良く出来た二次創作・現パロみたいな感じになっちゃってて、
やはり、「これを読む前に原作の方を一読した方がもっと面白く読めますよ」、と
ホメロスをまず薦めたくなっちゃうというか。
というわけで、わたしの中の位置づけとしては「トロイア戦争風ファンタジー」です。
でも、物語としては、面白かったんです。
ツッコミどころは多々あれど、
戦争に至る経緯に両陣営の思惑、その後の展開などが割と無理なく組み立てられてて
読んでる間コリーンワールドに浸りました。


…ていうか、ぶっちゃけちゃっていいでしょうか。

腐女子的に大変美味しゅうございました!!!

これは、是非ともヘスティア様に捧げるべき…!!!


以下、登場人物に対する雑感

・アキレウスとヘクトール
珍しく、そんなに心に残らないなんということのないアキレウス象だったなあ。あら意外。
いや、彼って良くも悪くも印象深く描かれてる事が多いからさ。普通だった。
ヘクトールも、
最初出てきた時はいいかな、と思ったんですが

途中でアンドロマケーにひどいこと言ったからだいぶ点数下がった。


・パリス
三十路!
長男!

という驚愕の設定を引っさげて登場。
でも、中身は通常のパリスたんだったので読者はひと安心。
個人的にはもっとダメダメでもいい。

・アガメムノン
安定のアガメムノン。カワユらしかったですよ。
イタケ人との関係性だけでわたしはもう満足です。
頭が上がらん感じが大変に美味しゅうございました。

・メネラオス
なんで毎回毎回この人だけこんなに…!!!
と思ってしまう酷い描かれっぷりNO,1のメネラオス。
今回も酷かった。

・パトロクロス
たいへんに良いホモでしたが、最後ノンケの恋人が女に走っちゃって
ものすごい気の毒なことに。
メネラオスと双璧でわたしの同情をかっさらっていきました。
成仏してくれい。

・ヘレネー
すんごい女くさいヘレネーでした。
でも、ヘレネーさんだけはホメロスよりこの人間臭さが好きかも。

・オデュッセウス
ファンとしては、頭脳派に描かれてたのでそれだけでもう満足です。
若干の違和感はもちろんあるのですが、あるのが普通というか、
こんなもんこんなもん、と違和感に安心するというか
登場回数が多いだけでも御の字だよ!
おまけにディオメデスと仲良くって、奥さんのことを愛してるなら
何を文句を言う必要がありましょう。十分です。

・ディオメデス
可愛かった。
いや、ディオメデスが可愛いのはデフォルトなので今更特記すべきことではないですが。
ちょ、自分のことを熱い男とか言っちゃうって!!どういうこと!?
おばちゃん色々妄想するよ!?
途中、トロイア側に密偵に行く時、いろいろ宝ぶんどっときながら、アガメムノンには
それを伏せて「オデュッセウスを手伝えるだけで満足です」とかさらっと嘘つくとこが
めちゃめちゃ可愛かった。
もう可愛いところしか思い浮かばない。

・ネストール
ネストールは可愛くなかった。
でも、頭のまわるじいさんだったのでこれはこれで美味しくいただいた。

・アイアース
パリスと逆に若い!でもこの若いアイアースは良かったですよ。

・ポリュダマス
伝聞でしか出てこないが、頭がいいらしい描写があったのでいいことにする。

・パラメデス
いつの間にか名前を見なくなりました。なんやったの…

・アイネイアス
この本における徳川家康的存在。でも最後はなぜか捕虜になって終わってしまうという。残念。

・プリアモス
じじい、正気に戻れ。

・ヘラクレス先輩
いつでもどこでもハイクオリティな突き抜けっぷり。ご立派です。

・ブリセイス
パトロクロスからアキレウスを奪った恋敵。
という印象しかない自分を小一時間問い詰めたいと思います。

・ネオプトレモス
これまた印象薄い。

・ピロクテーテース
世にも珍しいオデュッセウスを罵らないピロクテーテース。
彼のシーンは割と明るめなので、なというか座敷わらしのような存在じゃった…。

コリーンさんとは、作品とか人物の好みの傾向は違うんだけど、
たぶんこの人イタケ人とアルゴス王子のこと好きだよな、
というのはひしひし伝わってきました。
あ、多分、作者はアキレウスのことも好きだと思う。
トロイア側は全員微妙な味付けだったなぁ。



河野裕著『つれづれ、北野坂探偵舎 2』
これまたお借りしたので読みました。
相変わらずさらっさら読めます。
ラノベ調。いちいちかっこつけててイライラしますが
割と読み進んじゃうのは、それなりに面白いんだろうか(何故疑問形。知らんがな)。
いや、今回、シナリオの謎のあたりは面白かったけど、
最後のその謎を解決するくだりは、 なんやそれ、 と思ってしまった。
いや、そういう結末だろうとは思ってたけど、最初に煽り過ぎやろ。
大山鳴動してネズミ一匹、感が半端ない。


多読
「アボンリーへの道」の「アレックに乾杯」の回
(現代は、Family Rivalyだっけな。そんなん)読み終えました。
ぼんやり、好きな回のノベライズを買ったってことは覚えてたけど、
ドラマの内容まで詳しく覚えてなかったんです。
でも、読んでるうちに思い出した。そうそう、こんな話だった!!
アボンリーへの道は毎回ハートフルな方向で決着してて
なんともカナダっぽいというか、こういう地味だけど堅実で誠実なの、大好きです。
職場で昼休みに読んでたんですが、英語だからよう分からん分勝手に妄想しちゃって
あまりのいい話に滂沱してしまいましたよ年取ると涙腺が緩んで仕方ない。
(幸い、誰にも見られずに済みました)
DVDちゃんとシーズン7まで出てるんですよね。
お気に入りのガス・パイクが登場するシーズン2まで勢いで注文してしまいました。
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by mi-narai | 2014-07-27 17:01 | 2014年下半期の読書

トロイアネタ

今●HK見てたら、「祇園祭千年の謎」たらいう番組で

山鉾にトロイア戦争の場面が描かれたタペストリーが使われている

というネタをやっていたので忘れないうちにメモっておきます。
ものすごい中世風やったけどな。
どうやら大きな横長のものを5分割くらいにしたうちの一枚らしく、
騎士のかっこうしたおっちゃんと周囲に何人かおるおねえちゃんからは
いったいどの場面なのかは計り知れなかった…。
残りは滋賀県とか別の場所に散逸してるっぽいんだけど、
そのうちの一枚は確実に「トロイア落城」だなこれ、ってのがありました。
もともとベルギー産だったっぽい。
番組をはじめから見てなかったからよう分からんけども。
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by mi-narai | 2014-07-23 20:19 | その他

2014WC

アメリカ―――!!!

負けちゃって残念だったけど
最後の最後まであきらめないあのガッツ、感服したぜ!
数にして4倍のシュートを打たれながら
前後半合わせて90分0点を守ったハワードさんとデンプシーに
惚れました!!
もうあたし、ハワードさんのこと二度と呼び捨てにしない!
前回のWCもミラクルで楽しませてくれましたが、
今回もアメリカの試合は全部面白かったなー!
後もうちょっと攻撃がしっかりしてりゃなぁ…。
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by mi-narai | 2014-07-02 09:41 | その他