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『天空の世界神話』 『「ニッポン社会」入門』 『ギリシア悲劇全集3』

天空の世界神話

八坂書房

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『天空の世界神話』篠田先生編。
ギリシア悲劇の2巻と一緒に借りてて、2巻に手間取ったせいで
2日ほどで読み通さなくてはならなくなり、結局最後のあたりは読めなかった残念な一冊。
リベンジを心に誓う。
とりあえず、読んで心に残った事をメモっておきます。

冒頭の、世界神話樹立への理念、的なものには大変興味を持ちました。
タイトルが『天空の世界神話』なので、てっきり世界の神話の中から
天空関連のものを集めてきたものかと思ってたんですが、
明けてみるとその予想を裏切る内容で。

ここ最近、人類学やら科学やらの進歩で、人類がアフリカからどのように世界中に
分布していったのかがおおまかに分かるようになったらしいのですが
その新たに分かった仮説を元に、人類がもともとなんらかの神話を持っていたとして
分岐する前の形はどのようなものだったのか考察しよう、というもの。
比較言語学でいうなら祖語の構築っスよ!!!
一体もともとどういう形で、どういう過程を経てこうなったのか、という
「間の流れ」がものっすごい気になる性分のワタクシ、非常に燃えました!!
(ちなみに妹にそのことを興奮気味に話すと
「わたし、途中のソノヘンは別に興味ないからそこまで燃えへん」
とバッサリ切られてしまいました。お姉ちゃん、寂しい…)

いやまあ、理念はそうでも、本の内容はそれぞれの著者の専門分野における
論文集なんですけども。

途中、興味の薄い分野の論文などは、正直時間も無かったし読み飛ばしたせいで
あまり覚えてません。
ぼんやり覚えているのは、

・北東アジアのあたりのオオワタリガラス、クイキニャークの神話。
ブログの方でもチラッと書いたので二度は書きませんが、
たいへんにときめいた事を告白します。
一家で天空に移り住む際に、息子が移動中振り返ったからそりから落ちてしまい、
落ちる息子のお供にしようとトナカイも切り離した話とか。好きです。
(助けはしないんだ…)

興味が出てググってみたら、オオワタリガラス、写真家の星野さんの本で有名なんですね。
火が人間に与えられた話で、自分で運ばずに他の鳥に運ばせて、挙句その鳥が
丸焦げになったエピソードとか(ひでえ)、しかも人間に恩恵を与えてやろうと意図は
まったくなく、たんにおもしろそうだったからそうした、という経緯とか、
非常にトリックスターっぽくて、見習いのハートを鷲掴みでした。


・ワークワーク
確かアラビアンナイト関連の論文だったと思うんですが、
ワークワークという理想郷が実は日本の事なのではないか?と書いてあったんです。
「ワークワーク」といえば藤リューのマンガでしか知らなかったのですが
①原典はアラビアンナイトだったのか
②しかも、そのモデルは日本かもしれないのか
の2点にびっくりしました。


「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

コリン ジョイス / 日本放送出版協会

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『「ニッポン社会」入門』コリン・ジョイス著、読了。
固い本の合間の息抜きに。
14年日本に住んでいた英国人記者の目から見た日本。
とにかく欧米人には批判されがちなイメージしかなかったのですが、この本は概ね好意的でした。
曰く、日本人は親切で、がまん強く、礼儀正しい。
それで、最初は単純に喜んでたんですが
後から、「いや、これは何かの間違いに違いない。きっと心の底では馬鹿にしているのだ」
などと勘ぐってしまうのは日本人の、というよりワタクシ個人のいけないクセです。
とりあえず、何故に著者がこんなに好意的に書いているのかその理由を考えてみた。(暇だな)
一番大きな理由としては、これが日本で出版される本であり、当然否定的なことばかり
書いていては売れない、というものだろうけども、その他

・作中で日本人に親切にしてもらった話がたくさん出てくるが、
それは作者がイギリス人だから、日本人もそこそこ親切に接したんじゃなかろうか。
→中東やアジアの人なら?日本人は同じくらい親切なのだろうか??
このあたり色々事情が複雑でなんか考えているとモヤモヤします。
若干西洋に夢を見がちな自分も含め、反省させられた…
(西洋に限らず他の国々にも色々夢は見てますが)

・作中で日本人に親切にしてもらった話がたくさん出てくるが
その程度の事でそこまで感激する、という事は、裏返せば
イギリス人のマナーが日本人よりもっと悪いということ…なのでは…??
(イギリスの人、ごめんなさい!)
などと思ってしまいました。
→もっと親切で人懐こい国の人が日本に来たら、冷たくて不親切な人々と映るのかも。

いや、勿論作者は大部謙遜というか、ブラックユーモアで
自国を悪く書いてるとこもあるんでしょうが。
それでも、確かに自分の事に限っていえば、イギリス人にはだいぶ夢見てる自覚があるので
実像はもっと等身大なのかも、と思ったのですヨ。

ちなみに、イギリス人が欧米ではものすごい迷惑がられてる話も載ってました。
(方々観光に行った先で酔っ払っては迷惑をかけるから)
…某国擬人化サイトを思い出して笑ってしまいました。


ソポクレース I ギリシア悲劇全集(3)

ソポクレース / 岩波書店

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『ギリシア悲劇全集3』読了。
この巻からソポクレスに突入です。うわーい!嬉しいな!
この一冊には、テーバイ話がまとまって載ってます。
「オイディプス王」と「コロノスのオイディプス」と「アンティゴネー」の3本立て。
しかし、これまた昔に読み終わりすぎて記憶が若干朧っス…。
読書メモはほんと溜めるもんじゃないですね~…

とりあえず、あとがきかどこかで
「往時の三島由紀夫が呉先生の授業にこっそり紛れ込んで聴講してた」てな記述を見て

おのれみしま~~~~うらやまじい~

…と思った事は強烈に覚えてます。


『オイディプス王』
話の筋知ってても、やっぱり読んでてはらはらするしものすごい面白かった!!
いや寧ろこれは話の筋を知ってるからこそハラハラするのでは!!
読者(当時は聴衆)はオイディプスが全ての元凶だと知ってるからこそ
オイディプスの突き進む先には破滅しかないと予測できてドキドキするんすヨ!

オイディプスを突き動かしたのは知への情熱だとか、いろんな解説には
よくそんな風に書かれてますが
なんか、オイディプスを事件の解明へと突き動かした要因の内訳には不安も
あったんじゃないかと、今回読みながら思ってしまいました。
オイディプスは自分が犯人じゃないと確認したかったんスよ。
その裏にはひょっとしたら全ての元凶は自分かもしれないという予感が当然あって
だからこそ、きっぱり自分じゃないと納得して安心したかったのに
そうしようとする努力がことごとく裏目に出てどんどん自分の容疑が濃くなっていくという皮肉…。
(挙句、一足先に真相を察したイオカステは首をつってしまう)
解説好きのわたくし、色々解説読んでソポクレスの悲劇は、
状況は悲劇的で、不可避であり、人間の力ではどうしても避けきれないものなのだけど
最後にその状況下でどう行動するかは人間が選べる唯一のものだという
ところに作者の意図がある、というふうに勝手に解釈してたんですが、
今回もう一度本文の方読んで、悲劇的状況は避けられないものなんだけど、
その状況を作っているのは登場人物たちの性格的なものも多分にあって、
状況と一体化して悲劇を推し進める要因になっている。
しかし、その悲劇的状況を作ってしまう人物造詣もまた悲劇の輝きの要素というか
料理でいうところの旨み成分の一部というか、
ああ、うまく表現できません。
『イーリアス』はアキレウスの怒りが主題で、
アキレウスがあそこまで激烈でなけりゃ悲劇は起きなかったんだけど、
あの個性だからこそ『イーリアス』は面白くて美しい、
あの個性が無ければ成り立たない。
…というのと、似たような何かを感じました。
ソポクレスのオイディプスはアレでなきゃならんのだッ!


…ところで、アキレウスを引き合いにだしといてアレですが
オイディプスもだいぶ激烈ですよね~!
でもって、アンティゴネーはものすごい父親似(笑)。
多分ラーイオスから代々気短な家系だったんだな…(勝手に妄想)



「オイディプス王」で随分行をさいちゃったので、残りは簡潔に。

「コロノスのオイディプス」

アテナイ万歳!

…という感じの話の流れっスね。


「アンティゴネー」
最初は普通に話の筋を追いつつ読んでたんですが、
やっぱり、段々クレオンが気の毒になってきました……
今回読み直すまですっかり忘れてたけど、クレオンてば、最後に心を変えて、
アンティゴネーを閉じ込めた場所から出してやるよう命じるじゃない、
なのに、時既に遅し!
畳み掛けるように知らされる悲報の数々!!
…という展開がもう居たたまれない…
(悲劇としては正しいんですが)
しかしこれまたどちらが正しいとも判じづらい主張のぶつかり合いで、
その上でソポクレスはどう考えてたんだろうとか、
残ってる他の悲劇と比べてどうなんだろうとか、
考えてるとよくわかんなくなってしまいました。


真面目な本を読んでる裏でロマンス小説も何冊か読んだんですが、
そのうちの一冊で「ミネソタ・ナイス」について書いてあってふーんと思いました。
ミネソタ州って、北欧からの移民が多くて、北欧っぽい習俗が強い土地なんですってね。
で、親切で人当たりのいい州民性から「ミネソタ・ナイス」などと呼ばわれるらしい。


リチャード・ボンドの「リア王」見に行きました。誘われたので。
話の筋は「トロイ戦争は起こらないだろう」の方が好きですが
絶対演出とか演じ方とかはこっちの「リア王」の方が良かった!
ものっそい暗くて、メッセージ性の強さが鼻につく感じでしたが
その分見ごたえはもりもりあった劇でした(あまり2度見ようとは思わないけど)


今年の読書分は今年中にアップ出来て良かった…(おせちの合間をぬって更新してますぜ!)
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by mi-narai | 2009-12-31 17:53 | 2009年12月の読書

『スフィンクス』

スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2)

萩尾 望都 / 小学館

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萩尾望都の『スフィンクス』
本屋に行ったら発売しててさ。
ちょうどソポクレスの『オイディプス』を読み終えたところだったので、なんとタイムリーな!と
嬉しくなって買い求めた一冊。
最初の2編が、オイディプスの話です。

わたし、もともと萩尾望都好きなので、点が甘いのかもしれないけれど、

これは良かった…。

なにか、ソポクレスの『オイディプス』を原作に、新たな劇を見ているような気持ちで読み終わりました。
しかし、これは他の誰でもない、ソポクレスのオイディプスですね!
(いや、他の人のオイディプスを読んだ事ないから知らんが)
ちょうど解説を読んだところだったので、証人の羊飼いに対する解釈とか、
オイディプスが父を殺したいきさつとか、

おおおお!!的を得ている…!!

とときめいてしまいました。
(ひょっとして萩尾先生も同じ解説を読んだのか!?)
ワタシ、最初、原作をざっと読んだ時は、

道で行き違った時に無礼な態度とられたくらいでいたいけな老人を殺すなよ、
おまえどんだけ短気やねん、オイディプス…

…と思ってたんですが、解説に、
「オイディプスはちょうどデルポイに詣で終わったところで、
衝撃の予言をされて動揺していた、
一方ラーイオスのほうは、月一の予言の日になんとかすべりこもうと
猛烈に道を急いでた」
てな内容が書いてあって
(⇒だから、
急いでいたラーイオスは気が回らずに道を防いでる若者を無造作にどかそうとし、
オイディプスはオイディプスでそのちょっとした無礼がものすごく癇に障った)

ああ、そうか!
それなら分かる!!

とものすごく納得したのですが、まさにそんなような回答が
萩尾先生のマンガで描いてあったのですヨ…。
で、オイディプスの短気の理由が理解できただけに、
その後のオイディプスの清廉さが心に残ったというか…

ところで、作中に、オイディプスに影のようにつきまとって、彼に助言したり
彼が激情にかられるのを押しとどめたりする壮年の男性が出てくるのだけれど、
(作中では、彼の正体は結局明らかにされないのですが)
最初、ぼんやり、テイレシアスなのかなあ、と思ってたんです。
目が見えてるようだったけど、それはまあ、本当に物事が見えているのは
テイレシアスだけだという比喩かと…

でも、読み終えて後から、アレはソポクレスその人なのかしら、という気がしてきました。
あえて、正体を読者に委ねる辺りも、ニクイ演出だなあ…(さすが大御所です)
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by mi-narai | 2009-12-17 00:15 | 2007年12月の読書

『ギリシア悲劇全集Ⅰ』 『ギリシア悲劇全集2』 井坂本

うわーい、またもぐうたらしてるうちに溜まっちゃいましたよ~

では!さくさく行きますよ!


チルドレン (講談社文庫)

伊坂 幸太郎 / 講談社


井坂幸太郎『チルドレン』読了。
貸された井坂本通算4冊目。
これはそこそこ面白かったです。陣内がおもろい。


アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

伊坂 幸太郎 / 東京創元社


井坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』読了。
貸された井坂本5冊目。
なんども「鴨とアヒルの」と言い間違って「アヒルと鴨」と言いなおされました。
これはちょっとクサい系統の本だった。
ペット殺人の気持ち悪さで最後まで読んじゃったけど、
あまり好きな話ではないde…ほんといさかふぁんのひとごめん!!!
使いたい設定がまずあって、その設定を自然に見せるために後付けで伏線貼った感がアリアリで、
あーもう!
最後もあのオチはどうかと思いますよ。
ああ持ってくるならもっと掘り下げても良かったと思いますオカルト部分を。
ファンの人に喧嘩売るなんて怖いマネしたくないのでこのへんにしとこっと☆


『ギリシア悲劇全集Ⅰ』読了。
ものすっごい前に読み終えたのでものすっごいウロ…。
以下、パラパラと感想。

・知らせのラッパを吹く描写で、そのラッパが
「エトルスキのラッパ」
となってたのにときめきました。
注釈で、「当時エトルスキのラッパは名高かった」てな事が書いてあって、
「そうなんよ、エトルリア人は音楽好きだったのよ!」などと
勝ち誇ったように思ったことも覚えてます。

・アテナ様が、早々にオレステス贔屓を宣言なさってたのには笑ってしまいました。
でも、それを除けば、アレイオパゴスで裁判官を務めるアテナ様は
非常に公平で、公正で、…惚れるかと思いました。

・これまでオレステスが有罪か無罪かの投票で票が割れた事も不思議だったんですが、
エリニュスたちへのアテナ様のお言葉を聞いて、
あそこは同数でなければならんかったんだと納得。

・後、最後の辺り、郷土愛が高まるなぁ。
これを見てアテナイ人はアテナイ人たる自覚と誇りを持ったのだなあなどと感慨深かったです。


アイスキュロス II ギリシア悲劇全集(2)

岩波書店

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『ギリシア悲劇全集2』読了。
読書メモ書かずにもたもたしてるうちにこっちも読み終わっちゃいました。
この本は、『縛られたプロメテウス』『ペルサイ』『テーバイを攻める七人の将軍』『ヒケティディス』の4本立て。

『プロメテウス』
コーカサスの山にプロメテウスが縛り付けられる衝撃のシーンからスタートです。
(この箇所のヘパイストスはいい奴っすよ!いや、いつも彼はいい人ですけどね)
前々から各所で読んで知ってはいましたが、これって三部作の最初の作じゃないかって
言われてるんですよね。

えっらいとこで終わってます。

しかし、とりあえずわたしはプロメテウスさんにツッコミたい。
先に知る、という名のとおり、全部最初から知ってたんでしょうが!
愚痴言いすぎです!

…他にすることないから?(とりあえず愚痴ってんの?)

(や、まあ、最初に恨みMAXにしといた方が、その後の和解がドラマティック
だという作家の作戦は分かってるんですが)
これだけ読むとプロメテウス、めちゃめちゃ頑ななので、
これをゼウスがどうやって宥めるのか、ものすごく気になるところ。
続きが(まあ、三部作だったとしてですが)散逸しちゃったのが悔やまれます。
どっかから発掘されたミイラの包み紙で残ってたりしないのかちら…

『ペルサイ』(俗に言う『ペルシア人たち』)
アイスキュロスの残ってる作品の中では初期の作と言われてる、ペルシア戦争を題材にした話。

ところで、悲劇の上演って、アテナイ人の中で誰か金持ちで地位のある人が
世話人として金出したり、いろいろ手配したりスポンサー的役割を果たすって、
なんかで読んだ気がするんですが

この『ペルサイ』、世話人がかのペリクレスですって!?

しかもアイスキュロス、ペルシア戦争に従軍したのは知ってましたが
マラトンもサラミスもプラタイアも参加してたの!?
(※決定的な勝ち戦3つです)

そら愛国心も燃えるというものですヨ!
(この頃のアテナイと今日見たばかりの『坂の上の雲』の明治が重なるわあ…)

内容は、ペルシア側に立ったペルシア戦争の話なんですが、

『ペルサイ』もえっらいとこで終わってます…。


『テーバイを攻める七人の将軍』
ディオメデスのお父さんの時代の話。
話の内容も骨太で急流に流されるように進んでいって面白かったけど
それより注釈のアレコレに気をとられてしまった。
ところで、ディオメデスの父ちゃん、勇敢、ていうか、


……ひょっとして、あほ……?(言ってはならぬ事を…)


アテナ様は、絶対アレスをダブらせてたに違いないっスよ!


『ヒケティデス』嘆願する女たち
結婚を嫌ってエジプトから逃げてきた娘たち50人+その父親のダナオスの話。
この話で一番可哀想なのはアルゴス王ペラスゴスだと思います…(地獄の板ばさみ)
これも、『またもこんな所で終わってるーッ!』ってとこで終わってました。


なんというか、第2巻は「え!?ここで終わり!??」特集でした…。
続きが気になるのに、続きが残ってないなんて何たる不幸…
(ちくしょう、アイスキュロスめ、2500年越しの焦らしプレイかよ!)



灘五郷・SAKEプラザ2009に行って来ました。
灘五郷酒造組合主催の、
500円ぽっきりで軽いおつまみ付きで大吟醸、吟醸、純米酒、生絞り、
もひとつなんかのうちから3つ試飲させてくれるという
「お客さん持ってけどろぼー!」的なイベント。一応チャリティー。
めちゃめちゃ美味かったっスよ!
味音痴のワタクシにもわかる美味しさ(笑)。
会場のK市、ジャズも推進してるらしく、何故か会場でBGMに流れるジャズの生演奏。
トランペットはジャズもええのう、などとにやつきながら
自分の試飲分を飲み干し、飲みきれないという妹が残した試飲分も飲んでやり、
追加で熱燗(なんと一杯100円ですぜ!?)も飲んで
ものすごいへべれけになって帰りました。
でも楽しかったー!


『坂の上の雲』

第1回目の放映を見て

妹から原作が面白いと聞いてて、気にはなっていたのですが、
主演のMさんがイマイチ好かんあたりで見るかどうか迷い、結局見た一作。

面白かった!!

原作読みたくなりました!!
だって、この時代、東洋の黄色い猿と馬鹿にされてた日本が
もりもり力をつけて馬鹿呼ばわりした奴らに一矢報いる、という気分のいい時代ですぜ!?

ところで、作中で、日本が猿呼ばわりされたのは、外見もさることながら
必死で西洋の真似をしようとする姿を揶揄したのであろう、という
解説が入るんですが、

甘いな!
こっちは2000年近く模倣生活おくってんだぜ!



(逆にいえば、、近くに先進国が常にいて、
自分とこは2流の辺境国だという自覚が普通にあったから
自分より優れた技術だと判断したものをすんなり取り入れることに
抵抗がなかった、ともいえる。)

ああん、もう、早くバルチック艦隊撃破するとこが見たーい!!
ええワタクシ、帆船でなくても、船なら美味しくいただけましてよ!
アルディスは海戦なら何でも好き。
(その後の時代に、天狗になった日本が迷走する辺りは、
ペルシャ戦争に勝って増長したアテナイとかぶる…)


第2回目の放映を見て

かがわてるゆきは演技がうまいなあ…(若者には見えんが)
今回のエピソードの中では、主人公の置手紙を読むてるゆきのシーンが一番好きです。

後、当時の政府が、
陸軍はドイツ(プロイセン?)、
海軍はイギリス

に学んだことは、非常に正しいと思いました(笑)。
やはり海軍はイギリスですヨ!
セーラーに麦わら帽!カレーライスですヨ!



フィギュアスケート
GPファイナルは、もう、出てる選手どの人も上手でこの週末がっつり見入ってしまいました。
特に男子はどの子も皆かわいいなあ…。
しかし、思い返して一番印象に残ってるのが、
男子フリー演技での、ライサチェックのTIKUBIなあたり、
自分に猛省を促す必要性をヒシヒシと感じてます…
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by mi-narai | 2009-12-08 00:03 | 2007年12月の読書

「あ」のつく発売物

ぐうたらして読書メモを怠っているうちにとうとう12月に…。
(よう前はあんなに書けてたな…。)

とりあえず、

岩波さん!ありがとう!!!

…と叫ばせてください。
だって!だってですよ!
プルタルコスの「愛をめぐる対話」が重版されてたんだもん!!
うわーい!やったー!この調子でアリアノスのギリシア奇談集とプルタルコスの食卓歓談集も頼むよ!


後、出版物と言えば
ル=グィンの『ラウィーニア』と
市東亮子の『エリュシオン』も気になります…。
どっちも本屋で眺めてはいつも小一時間買うか買うまいか悩む。
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by mi-narai | 2009-12-01 06:32 | その他