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『エトルスキ国制の研究』 『冬のライオン』

妹の首都方面出張中のかつての同僚がこのGWに関西に遊びに来るので、
妹は最寄のK市の案内をおおせつかったらしい。
パンとスウィーツの食べ歩きを計画してるらしく、どこがいいかと聞かれたんだけど…

ごめん、お姉ちゃん、そんな繊細な舌を持ってないの。
一定以上美味しいと、みんな同じに思えるのよ…(
特にケーキは)。

それに、パンは「ダン・マルシェ」と「PANIFICIO Sivelli」が好きなの…
(↑K市の繁華街からどちらも外れた場所にあり、観光には不向き)

選択肢が多いのも困りものです。首都方面の同僚の方には1週間くらい滞在して
毎日食べ歩いていただきたいくらいです。
(美味しいといわれる店の数が多いのですョ!周辺住民を太らせようという
国家権力の陰謀か!?きいぃ~ッ!)
妹が案内した店を気に入ってくれたら良いな☆(別にK市民じゃないんですが)


それはさておき、
平田隆一著『エトルスキ国制の研究』

ようやく国制に入りました。
「兎に角資料が少ないッ!!」という趣旨の序文をさらっと読んで、
いよいよ、まずは比較的文献資料の残っているウェイイの王政から。
なんか、筆者じゃなくても、手がかりが少なすぎて推測の幅が広すぎることに
やきもきしてしまいます。


数日後、ウェイイの王政部分を読み終わり、ポルセンナ王の部分に入りました。
ウェイイの王政部分でなんかもう、泣きそうになってしまった。
ローマにギリギリに近く、利害が対立して互いに食うか食われるかの熾烈な
攻防を繰り広げていたウェイイ、再三全エトルリア連盟に援軍を要請するのですが
色々と難癖を付けられてことごとく拒否られます。
ウェイイと同じような立場のカペーナやファレリイだけはウェイイを支持してくれるけど
他のエトルリア諸都市はそれぞれの利害から助けてくれません。
孤立無援のウェイイが不利な戦いをそれでも全都市あげて頑張ってる姿がなんだかさ。
ウェイイったら、何度も何度も全エトルリア諸都市から見捨てられたのに、最後まで
「きっと全エトルリアからの援軍が来る」って可能性を信じてたんですよ。
嗚呼…


DVD
冬のライオン〈デジタルニューマスター版〉[日本語字幕入り]
/ 東北新社
スコア選択: ★★★



『冬のライオン』
アンソニー・ホプキンスの若い頃の勇姿を拝みたくて借りてみました。
ざっとあらすじは読んだはずなのにすっかり忘れてて
「リチャードにジョンにヘンリー王にエレオノール・ダキテーヌ…
えっと、リチャード獅子心王が即位前の話なのかな…?
フィリップも出てくるし、このフィリップってリチャードと仲悪かった
フィリップ尊厳王…よね?」
などというおぼろげな推測のまま見初めて、見終わりました。
(後で確認したら、ちゃんとリチャード獅子心王であってました。
ほっ(胸をなでおろし))

ええと、みんな嘘と陰謀まみれです。

当人の前では良い事言っておいて、いないところでけちょんけちょんに貶すのって
人としてどうかと思うけど、それが政治なのですね。
なんか、余りにも証言が2転3転しすぎてどれが本当の気持ちなのかまだまだ分からないうちに
映画が終わってしまいました。
(特に王妃エレオノールとヘンリー王が。年かさの二人が一番役者!
登場人物の真意については何回も見直すときっと分かってくるのだろうなあ。)

ただ、リチャード獅子心王の裏切られたと思い知ったときの傷ついた顔には
はっとさせられた。胸の痛みがこっちにまで伝染しそうでした。
さすが、ホプキンス様ざます!
ちなみにヘンリー王がピーター・オトゥール、王妃がキャサリン・ヘプバーン、
美男子のフランス王フィリップがティモシー・ダルトンという
豪華キャスティングでした!
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by mi-narai | 2008-04-30 20:27 | 2008年4月の読書

雑記

やっとのことでサイコロ機能つきチャット版設置で・き……(かく、ぱたっ)

全く、さほど難しくないはずのCGIをひとつ設置するのに2時間もかかるってどういうことなの。
自分のダメっぷりにクラクラきちゃいますよ。
もうちょっと勉強しなきゃなあ…。

いや、でも、おもしろーい。
不勉強ゆえに設定なんかはよういじらんけど
(よって、入室時のコメントなどようつけんが)
この茶版、じゃんけん機能とかおみくじ機能がついてる(笑)。
で、リプレイ起すこと前提だから、過去ログが時間順に上から読めるようになってますよ~!
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by mi-narai | 2008-04-27 21:40 | その他

『葉っぱのふしぎ』 『エトルスキ国制の研究』

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ちょっと前に飲んだお酒。甘かった…

葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き (サイエンス・アイ新書 (SIS-062))
田中 修 / / ソフトバンククリエイティブ
スコア選択: ★★★



田中修著『葉っぱのふしぎ』読了。
職場の上司にまたも た だ で頂いたので!
顔を見たらお礼を言わねば!と速攻で読みきりました。
いや、でもコレ、ものすごい分かりやすくしかもカラーで書いてあるから
あっという間に読めちゃいましたよ。
おおむね一般的な葉っぱの仕組み(光合成や呼吸や水の吸い上げシステムなんかについて)
について書いてあります。小学生が読んでもわかるようにものすごく丁寧に書いてある。
しかし、植物ってうまいことできてんなあ…。
やっぱりここにも神々がいますよ。




平田隆一著『エトルスキ国制の研究』じりじりと読み進み中。
前回途中まで読んだとき、良く分からなくてしょっちゅう眠くなったので
今回は丁寧に読もう……と努力したら行きの電車で進んだの10ページてアンタ!
(ありえねえ!!)
そんなこんなで亀よりさらにのろいスピードで這うように読み進み中です。
(でも、亀はアキレスより早いんだぜ!(BYゼノン))
まだ超序盤のエトルリア語のお勉強部分。
以下エトルリア語について思ったこと

・非印欧語族だけど屈折語なのだなとは、前にも思いましたが、でもって若干膠着語に
近寄りぎみなのだなあ。
一応言語の形態は孤立語、屈折語、膠着語と分けてあるけど、一つのカテゴリーに入ってる
モノがずっとそのままかというとそうでもないらしい。
言語というのは変化するものなので、3つの形態間をゆるやかに移動するものなんだってさ。
なんで、別に名詞や動詞が屈折するからといって膠着したらいかんわけではない…。
で、場所を示す助詞なんかが名詞の後ろにどんどんついていくあたりは
わたしの乏しい言語知識で言えば、トルコ語に似てるなと思いました。
膠着時に母音が欠落したり、母音調和起こしてるっぽいところが。

・エトルスキ、という名称は一体どっからきたんじゃ?という疑問を考察する部分で
「エトルリア人の起源はトロイアにあった」などという説が紹介されていて
思わずにやっとしてしまいました。
いや、その節はあっさり退けられたんですけどね。

・エトルリア語とは関係ないのですが文法を説明する文章の中に
「エンクリティク」って言葉が出てきてさ。
無学なもんで語の意味がさっぱり分からず後でググって見たんです。
そしたら検索した中に「シュメール語の語順について」みたいな論文があったので
「おお、Eなばさんがやってるアレか~」と思って読んでみた。
仰ってたとおり、シュメール語って日本語と同じ語順で動詞が文章の最後に来るのですね。
妙に「おお~」と感動してしまった(笑)。
(とはいえ、世界の言語のうち、SVOよりSOVの語順の方が数は多いらしいんですけどね!
話者の数は中国語がSVO語順なのでSVO語順話者の方が多そうですが)
でもって、日本語のように、文の後ろに来た名詞ほど強調されるらしくって
これにも「おお~」と思いました。
(↑昨日学校に行った、というところを学校に昨日行った、とういと、わざわざ「昨日」を
強調しているように思える)
確かに、こういう感覚は欧米人には分かるまい!(ふんぞり)


あと2ページでエトルリア語の勉強ページが終わるので早く読み終えて国制のページに
入りたいです…(2ページがとてつもなく長く思える…)

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by mi-narai | 2008-04-25 21:57 | 2008年4月の読書

ロマンス小説デー

最近自分のおつむにはちと難し過ぎる本ばかり読んでいたので
堪え性のない心弱いワタクシ、とうとう
「もう今日は固い本は読みたくない!」
と鬱憤爆発。
今日一日はロマンス小説デーにすることにした。
朝の電車も帰りの電車もロマンス小説(あほ)。
久々に朝の電車で小説を読みました。
しかし、帰りはいいけど、朝の電車で小説はまずかった。
(乗り過ごしそうになりました)。
やはり、明日からまた朝は真面目な本を読もうと思います。
お気に入りのBL小説レビューサイトさんがチラッと書いておられた

『夜寝る前の本は「殿様が大奥で褥の相手を選ぶ心地」と
久世番子さんの『番線』にありましたが、そうだとすれば、
電車で読む本は「戦地に赴く際に連れて行く部下」かなあ…。
1冊は非BLでフェイク+朝の脳みそ活性化に連れて行く「兵士」、
1冊はBLで帰りのささくれた心を癒す「軍医」って感じで。』

というのが言いえて妙。そうそう、そんな感じなのよ!
(自分が物知らずなので、朝の本は部下というよりは先生みたいなものなのですが)

それはさておき、
1冊目のロマンス小説
 ヒーロー役が自分の価値観を固持することにかけて頑な過ぎてイライラしましたが
それを除けばまあ、可もなく不可もなく。
ヴィクトリア朝時代が舞台のヒストリカルロマンス。家庭教師モノ。

2冊目のロマンス小説
 こっちはヒロインも好感が持てるし、ヒーローがまたお茶目でかわいいので
随分楽しく読めました。これまたヴィクトリア朝時代のヒストリカルロマンス。
ロンドンで、シーズンで、でもって逆マイ・フェア・レディーです。
作中、ヒロインがヒーローに言葉を教えるシーンでトマス・ブルフィンチの
『ギリシア・ローマ神話』とオウィ先生の『変身物語』を朗読するシーンがあって
にやっとした。
身分違いの二人なので、どうやってエンディングに持っていくんだろうと思っていたら
えらい力技発動でした(笑)。
ご都合主義的過ぎる気もするけど、まあ、御伽噺だもんね、いいことにしよう。
結構面白かった!

3冊目のロマンス小説
アマ●ンのレビューを呼んで評価が高かったものを古本屋で買ってみた。
こちらは現代もの。
後もう少しで読み終わります。
これも面白いですよ。評価が高いのも分かる気がする。
気障な事を言おうとするたびにヒロインにぴしゃりと鼻を折られて凹むヒーローが
かわいい(笑)。
あんまり出来すぎのフェロモン撒き散らしすぎの相手役だとうんざりしますが
このくらいへたれてると嫌味さが半減されて良いなあ。
…ていうか、こないだからワタシのツボるロマンス小説、ヒーローがへたれてるの
ばっかりだなあ…
(というか、「かっこつけ」があかんのやろなあ。ある程度のかわいげがないと。)

(↑結局、3日ほどかけて3冊読んでます。)
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by mi-narai | 2008-04-23 21:32 | 2008年4月の読書

『哲学塾 ここにも神々はいます』

内山勝利著『哲学塾 ここにも神々はいます』読了。
何日か「読みかけては寝る→下車駅に着く」を繰り返し、くじけそうになりましたが、
ソクラテスの部分あたりから面白くなって、その後はなんとかその勢いで最後まで
読みきりました。
…さすがに、多少は事前に知ってたソクラテス、プラトンの部分は分かりやすかった。
けど、他の部分は一文一文丁寧に読まないとなかなか頭に入ってこなくってさ…。

以下感想
昔のギリシアって全ての学問が「世界を知ること」という一括りで総括されてるじゃないですか。
科学と神学・倫理学など全ての分野が当時の人々の中では無理なくつながってたんだなあと、
規模のでかさや裾野の広さににくらくらしました。
ピロソピアって、知りたい!という純粋な要求なんだなあ…。
著者の内山先生もおそらくそういう素朴な欲望に共感されてるのだと思う。
内山先生の古代ギリシア哲学や哲学者達に対する愛を感じますよ!
読んでると、それぞれの哲学者達の「世界ってきっとこうなんだよ!」という
発見の興奮に巻き込まれるというか、なんとなしにワクワクしてしまいます。
後、宇宙を「秩序体(コスモス)」と呼ぶことに対して、
今更ながらうまいこと言い当ててるなあとしみじみ実感してしまった。
たとえば、最先端の科学知識などについて、説明を受けた時って、最終的に
「ほお~、自然ってうまくできてるなあ」と感心しません?
生物の体の仕組みにしろ、物体の動きにしろ。
無駄がない。世界全てが緻密に構成され美しい秩序が保たれてるではないですか。
その人知を超えた素晴らしさを目にした時に、そこに神の存在を感じるのって分かる気がします。
そうか、だからタイトルが「ここにも神々はいます」なのか。

古代ギリシアの哲学の流れを語る本文を読みつつそんなことを思ったのでした。

最後に補講として付け加えられてた「愛知の言語と文体」も面白かったです。


エトルスキ国制の研究 (1982年)
平田 隆一 / / 南窓社
ISBN : B000J7OS20
スコア選択: ※※※



平田隆一著『エトルスキ国制の研究』
を再度読み始めました。
序文で、単なる集落に過ぎなかったローマがなぜあれほどの勢力にまで成長することが
できたのかを考えてみたい、みたいに書いてあって、
「ポリュビオス先生と同じこと言ってるな~」と思いました。
平田先生はそれについてエトルリアの国制から考えることにしたらしい。
まだまだ序盤。エトルリア国制に入る前に、エトルリア語のお勉強です。
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by mi-narai | 2008-04-18 20:49 | 2008年4月の読書

『歴史2』




ポリュビオスの『歴史2』
ギリシャ情勢読み終わった!
現代日本なら成人もまだの年若いピリッポスの冷静沈着な王者ッぷりにしびれました!
アラトスの落ち着きもいい感じです。
アイトリアVSアカイア&マケドニアの図式ながら
マケドニア宮廷内の権力闘争なんかも絡んでてこれまた面白い。
しかも、大抵悪い大臣がのさばるのが世の常識だってのに、
ピリッポスは若年ながらこの大臣をしっかり排斥!
大臣の悪巧みがことごとく失敗する様は読んでてスカッとしました!

で、ギリシャ情勢が終わってやっとハンニバルの続きか!?…と思ったら
次はシリア情勢でした…
シリアでも若い王アンティオコス(即位時19前後)が王になります。
こっちはエジプトとじんわり睨みあい。
エジプトはエジプトでプトレマイオスがほんのわずか年長の20歳前後で
即位したばかりってんだから
この時期の地中海、若くてぴちぴちの男前権力者のパラダイスですよ!
ハンニバルだってちょうどこの時25・6だし!いい世界だ~
アンティオコスはしっかりモノのピリッポスより若干おっとり気味な気がします。
早く王として目覚めてちょうだい。

ところで、アンティオコスの宮廷にも悪い大臣はいるのですが
その名前が「ヘルメイアス」なんです。
ヘルメスの古名(方言?)と一緒でちょっと悲しかった…。

翌日、返却期限が来たので泣く泣く返却。
シリア情勢読み終わって、面白くなりそうなところだったのに!
ギリシア情勢がひと段落つき、エジプト対シリアの戦いにも決着がついたその時、
西から「ローマ軍、カンネーでハンニバルに大敗」の報が届くんです。
色めきたつ諸国の王達。特にピリッポスなんて
「…ローマを攻めるなら今がチャーンス!」とばかりに
ギリシア情勢放り出してローマをボコる気満々ですよ!

やっと6巻(6章)の「ポリュビオス先生、ローマ国政を語る」の回に
突入したところだったのに…

仕方ないので
以前途中まで読んで返した本の続きを借り直すことにしました。
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by mi-narai | 2008-04-16 20:35 | 2008年4月の読書

『歴史2』 『哲学塾 ここにも神々はいます』

歴史 2 (2) (西洋古典叢書 G 51)
ポリュビオス / / 京都大学学術出版会
スコア選択: ★★★



ポリュビオスの『歴史2』
『1』がカンネーの戦いで終わってたので、続きからかな、と思っていたら
なんとまたギリシア本土の連邦同士の小競り合いの描写が始まってしまいました。
アカイア出身のポリュビオス先生、よほど隣のアイトリア連邦に我慢がならなかった模様。
そりゃもう、歯に衣着せぬ批評ッぷりです。
毒されてアタシまでアイトリア=盗賊国家、裏切りも卑怯な行いもドンと来い!
という印象を持ってしまいそう。
ちなみに、前回アカイアがアイトリアと戦った時に手を組んでいたマケドニアの
賢王アンティゴノスはこの時点では亡くなってて、甥っ子のピリッポス(若干17歳)が
王位を継いだり、色々と代替わりしとります。


数日後、もうちょっと読み進む。
来週頭が返却日よ、急げ私!
クレタ内部やロドスとビザンティオンの確執など交えつつ、
延々アカイア連邦VSアイトリア連邦の記述が続きますよ~。
第2時ポエニ戦争の初期の頃の裏事情としてのギリシア情勢なので、
時々「この出来事は、ハンニバルがサグントゥム攻撃に取り掛かったのと同時期である」
なんていう叙述が入って、にやっとします。
しかし、ギリシャ情勢読んでて不意にローマ名が出てくるとほっとするってどうなの…
堕落したなあ、アタシ…。


ところで。
イスタンブルを囲む金角湾
これまでなんとも思わずに「金角湾」っていうんだなあ、と認識してましたが、
ひょっとしてこのネーミングって、ボスポラス(=牛の渡し=ギリシャ神話のイオの伝説)
と関わりがあるのかしら…

確かめようと思ってとりあえずググっては見たんですが、
ビザンティオンの名前の元になったらしいメガラ人の英雄ビザスと
その母親のケロエッサって人までしか辿り着けませんでした。

でも、そうだとしたら、ギリシア人→ローマ人→東ローマ帝国→オスマン=トルコ人と
支配者が次々と変わったのによく名前が残ってたなあ…
メフメット2世がコンスタンティノープル攻略した時、彼まだ23歳だったんですってね!
オスマン=トルコもものすごく気になるのですが
……でも塩野七●は先にちゃんとした歴史書を読むまで読まん!
(↑高校生の時に色々塩●本を買ったんだけど、大学の歴史の先生がアンチ●野でさ。
おかげでまだ一冊も読んだことがないのです。何年積んでおかれてんだよ…)


ここにも神々はいます (双書哲学塾)
内山 勝利 / / 岩波書店
スコア選択: ★★★★



内山勝利著『哲学塾 ここにも神々はいます』
前に読んだ同哲学塾シリーズの『もしもソクラテスに口説かれたら』が面白かったので
同じく古代ギリシアあたりの哲学を専門にしておられる(らしい)著者の本も買ってみた。
字も大きいし、平易な文章だし、面白そうではあるのですが、帰りの電車で読むと
いつも眠くなってしまうのです…(アタシのばか、ばか!)
ひとまず、初期のギリシアの哲学者達の動向(タレスからミレトス派からパルメニデス、
ピタゴラス、あたりまで)まではガッツで読み進みました。
もうすぐソクラテスよ!頑張れワタシ!
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by mi-narai | 2008-04-11 21:13 | 2008年4月の読書

雑記

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今日のお酒その1とその2.
濁り酒はカップも瓶ももう飲んだ。
(白川郷のにごり、あのどろどろ加減がたまりません)
気づくと最近白鶴の酒をよく飲んでます。
青い瓶は6.7度の軽い日本酒。今仏壇に供えてある。
(「わしはもうちょっときつい方がいいかもしれんのう」と笑顔でダメ出しする祖父が
目に浮かぶぜ…)
どんな味か楽しみです。





4月になって妹が首都方面からリターン!
まだ帰ってきてから日が浅いのでそこそこ遊び相手になってくれてます。

妹いわく、首都方面には
①安くて美味しいパン屋が少ない…
②美味しいパン屋は値段が高くてなんでか行列が出来てるよ~
などと申しておりましたが本当なのでしょうか。
単に下宿周辺にパン屋がなかっただけか?

それはさておき、
その妹にSM判定をしてもらったら、妹も

「3歩下がるエス」

でした。いや、お姉ちゃん、あんたには多分それが出るだろうと思ってた。
だって、それって、よくよく判定内容読んだら要するに

「貴方はツンデレです」

ってことよね…。フフ…。
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by mi-narai | 2008-04-10 21:28 | その他

『哲学個人授業』

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日曜に更新しようと思っていた諸々がさっぱり進みません!


鷲田清一×永江朗 『哲学個人授業 <殺し文句>からはいる哲学入門』
もうちょっと読み進んだ。
原文に見開き2ページ、対談入れても、一人の哲学者に裂いているページ数が
10ページなので、どんどこ進みますよー。
原文も、意味がそこそこ分かる人から何を言っとるのかさっぱり分からん人まで様々だし、
対談を読んでその哲学者の思想とかぼんやりわかっても人数多すぎて
ごっちゃになってきた(笑)。

今んとこ一番印象に残ったのは、途中、レヴィナスという哲学者の対談のところで、
話者が「普通の本なら100%分かって当然、でも哲学の本は1割分かったらいい方」
「そんなに分かったら金返せといいたくなる」と書いてあったことかな。

それでええんや!(ずがーん)

もちろん、分からないまま終わらずに、次読むときにはもうちょっと分かるよう
自分をレベルアップしなきゃいけない気持ちにさせられるから、とちゃんと
オチがあるんですが。
でもまあ、そうか。100%分かる哲学書なんて、そもそも読まないか。
今更そんなこと言われなくても知っとるわ!と腹立つもんナ。そうかそうか。

(このレヴィナスさんも、対談読んで何が言いたいかおぼろげに分かってから
考えると、ものすごいええこと言うたはります。なんか納得させられた…)

あと、今のベストセラーには安易に泣かせようとするものが多すぎ。という批判にも
にやりとなってしまった(笑)。

翌日読了。
最後のあたりには日本の哲学者のお言葉も載ってたんですが、
その中でも京大九鬼先生はかっこいいなあ…!
生き様が!
いや、読み始めた時はこの本失敗したかなと思ったけどものすごく面白かったです!
ごち!



DVD
『大日本人』
…なんか、見てて、ところどころ可笑しいんだけど、それよりなんか
なんともいえない物悲しい気持ちになってしまった…。
個人的な知り合いなんかでない、一般的な世間ってこんなもんだろうな、みたいな。
ものすごい毒をところどころに感じたのですが……
特に、インタビュアーが一番いらいらしました。
エンドロールが一番面白かったな~。
アメリカンヒーローの中の人、多分あの人たちだと思うんだけど、
違うのかしら(笑)。

補足:後で他人のレビューを読んでこの映画はいろんなところに寓意が隠されてるんだと
知って(多分、全部計算の上で作ってるんだろうなという気はする)、ちょっとこの映画に
対する見方が変わりました。
これを映画館に見に行くかと問われれば行かないけど。
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by mi-narai | 2008-04-08 21:51 | 2008年4月の読書

『歴史1』 『哲学個人授業』

ポリュビオスの『歴史1』
ようやくハンニバルの武勇伝の部分に入りました。
ポリュビオス先生いわく「ここからが本編」

序章長すぎです

それはさておき、若干25歳でイベリアの責任者に就任、
ローマとの戦いを始めた時にもまだ27歳だってんだからびっくりです。
今、死にそうなしんどい目をしてようやくアルプス越え終了、
親父スキピオと川の辺りで腹の探り合いやった後、
(このとき親父スキピオ重傷を負う)
ローマの兵力を過信して無謀に戦闘を仕掛けてきた
も一人の執政官をこてんぱんにのして順調に進軍してるとこ。
いやあ、これだけローマが負ける戦い読んだの、初めてです(ウキウキ)。

翌日読了。

『歴史1』はカンネーの戦いでシメ、以下次号
だったので、もうここで読むの打ち切ろうと思ったくらいです(笑)。

(いや、2巻も借りちゃったし、返却期限も迫ってきたし、頑張って読みますが。)



鷲田清一×永江朗 『哲学個人授業 <殺し文句>からはいる哲学入門』
サルトル後、順調に、ウィトゲンシュタイン、オルテガ、フッサール、マルクス、ヘーゲルと対談を読了。
相変わらず原文はよう分かりませんが、読んでるうちにそれでいいんだ~と分かってきました。
というか、原文読んでさっぱり分かんなかった哲学者のお言葉が、
続く二人の対談を読んで目から鱗が落ちるように分かっていくのが気持ちよくなってきた。

たとえば前回読んで良く分かんなかったサルトル。
彼の殺し文句は
「それがあるところのものであるのではなく、それがあらぬところのものでありうる」
なのですが(「はあ?」って感じでしょ!?)
対談では「サルトルはジャーナリストみたいな人で、この文句もコピーライター的なセンス」とあって、まず「ほうほう、コピーライターね、確かに」と頷かされ、
次にサルトルが触れていたのは『実存は本質に先立つ』ということだと説明され、

「たとえば一人の具体的な彼女を前にしたとき、女性の本質とは何かとか、異性の本質とは何かとか、恋人の本質とは何かとか、そんなことはどうでもいいんや、僕には彼女が問題なんや、という思想でしょう?」と続くのです。

なるほど!


このたとえはものすごく分かりやすかった(笑)。
アタシのようなアホの読者にも分かりやすうございます、鷲田先生。
(とはいえ、この本も読んだら忘れる自信があるけどな)(真のアホ)

ただ、読んだ中で、オルテガだけは原文もものすごく分かりやすかったんですよ。
その後の対談を読んで「オルテガは要するにソクラテスと同じことを言ってるんですね」
みたいに書いてあって納得した(笑)。

楽しくなってきたので続きも軽い気持ちで読もうと思います!
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by mi-narai | 2008-04-04 21:56 | 2008年4月の読書