カテゴリ:2010年6月の読書( 2 )

『モンテ・クリスト伯』 その他

ドイツ、強ッ!

途中から、アルゼンチンが気の毒になってしまいました。
しかし、イングランドがあの点差で負けたのはまぐれではなかったのだなあ…


『ゴーストトリック』
『影の塔』
『大神伝』
『Ace CombatX2』
のよっつが今のところ気になるソフト。そのうち、一番最初の奴は買った。


古い『アンドレジイド全集 3巻』を手にとる機会があったんですが
(読んだわけではなくって、単に手にとってパラパラ中身見ただけ)
 巻末の脚注に同性愛関連のあれこれがあり、
もちろんそうなるとそこはそれ、アキレウスとパトロクロスについても言及がありました。
昔の文学者はなにかっちゃ引き合いに出すよなあ。

後、エウリピデスが女を愛したようにソポクレスは少年を愛した、とも載ってました。

ほっといたれ。

(エウリピデスに関しては、女好きだったとか女嫌いだったとか、みんな色々言いたい放題だよな。
その中間くらいじゃなかったんかいなと思うんですがどうでしょう)

同じくパラパラ見ただけの『アンドレジイド全集 6巻』 
戯曲形式で書かれた、『ピロクテーテース』 がありました。

ユリシーズはなんかピロクテーテースに感動しとる…。

ネオプトレモスと二人、弓だけもらって帰ってますよ。
ピロクテーテースはせいせいした顔で船を見送ってエンド。


『ジャングル・ブック』のごく古いバージョンも同じ時期にパラ見したんですが、
主人公の少年モーグリの正義はイリアッドのアキリーズをほうふつとさせる、
と訳者の方が書いておられます。
いやあ、ちょっと前の日本の文壇て、意外と古代~古典期ギリシア文学にまみれてたんだなあ!


辛坊治朗・辛坊正記著『日本経済の真実』途中でやめる。
なんか、面白くなかったんだもん。


モンテ・クリスト伯 (上) (岩波少年文庫 (503))

アレクサンドル・デュマ / 岩波書店

スコア:


デュマ著『モンテ・クリスト伯』上・中・下 読了
大人向けの文庫じゃなくて、子供向けの岩波少年文庫から出てるものを読みました。
いや、ある日、父が家で図書館からそれを借りてきて読んでたから
「お、それ、わたしも気になっててん!」
などとウッカリ口にしたら、次の日又貸しされたのです。
返却期限に間に合うよう急かされまくりつつ、3冊を鬼のように読んだ。

面白かったー!

わたしと父は佐藤賢一の歴史小説を面白いと思う部分で共感できるので、
今回も、同じようなところで面白いと感じていたと思います。

ものすごい血湧き、肉躍る冒険活劇!といった雰囲気の小説でした!
エンタメです。

当時は三文大衆小説だと文壇のえらい人に馬鹿にされたのも納得!

わたしは大好きです、こういうの☆

ざっくりしたあらすじは、真面目で明るい好青年が、恋人と結婚するほんの数時間前に
信じていた人に裏切られ、14年間も監獄島に閉じ込められるのですが、
その中でたまたま知り合った囚人から知識を得、生まれ変わって脱獄し、
かつて自分を裏切った人たちに一人一人復讐していく、というもの。

筋だけよむとおどろおどろしいのですが、
この人、復讐する傍ら、昔世話になった人には恩返しもするんですヨ。
それに、何だかんだ言って、心の底では善人なので、
復讐の話なのに、物語の色調が全体的に明るい感じで、あまり鬱にはなりません。
最後もまさかのハッピーエンドだしね!

しかし
フランス人の感情表現の激しさには若干ビックリした。
いやー、この人たち、ほんと、ラテン系だなあ。
ポワロさん(C/クリスティ)が再三
「フランスでは恋愛から引き起こされた事件に寛大だ」と言っていたのを思い出した。
さもありなん。
後、作中で、作者がさらっと「イギリス人なあ、あいつらホンマ暇やからな」的な
記述をしてたのもおかしかったです。



大久保町シリーズの、『決闘』と『燃えているか』
また読んでしまいましたよ…。何回読めば気が…
個人的には、『燃えているか』が一番好きかなあ。


マンガ
『王家の紋章』
職場の知人が貸してくれるというので、
文庫で持ってる7巻以降から貸してもらい中。
今、バビロニアから生還したキャロルが、
リビアの王女カーフラとメンフィスの仲を誤解して、現代に帰り
(所謂『実家に帰らせていただきます!』的なアレか?)
そこでもアラブの大富豪に懸想され、そのライバル社のえらい人に攫われ、
ピンチピンチで砂漠の真中のオアシスで助けを待ってるところまで読みました。
(ちなみに古代ではエジプトVSバビロニアの戦いが勃発)

これもまたツッコミどころ満載で楽しいなあ。
キャロルは、『番町学園』でいうところの

特殊能力『攫われる:∞』ですよね。

とりあえず、ほっとくと攫われる。
妖魔夜行なら、マイナスCPが50ほど付いて、立派な足手まといになれますヨ。
後、4ページ分まるまるが黒一色(※最初の1ページ目の真中辺りには「メンフィス…」
という台詞があるが、他のページには台詞はオロカコマも絵もなんもない)という、
伝説のページが、21巻の真中へんである事も判明した。
古本屋で見かけた方は是非確認してみてください。


多読本
『HenryⅧ and his six wives』(レベル2)
ヘンリー8世のことを書いた歴史ドキュメンタリーっぽい内容かと思ってたら、
ヘンリーの6人目の奥方が、ヘンリーの秘密の小箱から、それぞれの妻からの手紙をみつけたことをきっかけに、
侍女に、各奥方の結婚の経緯を話して聞かせる、という枠物語になってます。
なので、これまた面白く読み通せました。


『A stranger at Green Knowe』(レベル2)
児童書の棚でよく見かける「グリーンノウのお客人」という本の、要約版かな?
と思って借りてみた。

少年とゴリラの話だった……(衝撃)

ホントにグリーンノウのお客人の話って、こんな話なの!?
後、あれ、シリーズ物だった気がするんだけど、どう繋がるんだー!!


『Five childen and it』(レベル2)
これまた有名な「砂の妖精」の要約版。
サミアドン。
もっと心温まるはなしかと思ってたら、基本は
子供が願い事をする⇒そのせいで困った事になる
の繰り返しでした。


『William Shakespeare』(レベル2)
シェイクスピアにトビーという同じ村出身の友達がいたと仮定して、
そのトビーの目を通して語られるシェイクスピアの生涯。
不覚にも、シェイクスピアが亡くなった日のページでは泣きそうになってしまいました。


『Grace Darling』(レベル2)
似たようなタイトルの映画があったから、てっきりグレイスという女性の一代記とか
そんなんかと思っていたら、

難破した船と、灯台守一家の話だった…!(これまた衝撃)

ハラハラの連続で、これまた一気に最後まで読んでしまいました。


『長生塔』
なんか、社会情勢を童話の形を借りて批判するようなタイプの本だったので、
ちょっと読みかけて返しちゃった…。
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by mi-narai | 2010-07-04 15:10 | 2010年6月の読書

『家守奇譚』 『江戸と大阪』 『饗宴』その他

こないだ帰宅時に、近所の公園が明るくてえらい子供が群れておる、と思ったらば、
夜店でした。
もうそんな季節か~(しみじみ)

こないだ帰宅時に、駅の近くの店に寄ったらば、
栃木県で人気(らしい)の、牛乳寒天、早稲田大と京大周辺でしか売ってないエジプトシリーズのビール
ルビーナイル等が売っててたまげました。
しるこサンド見つけたのも、カレーせんべい見つけたのもその店だしな…

あなどれん、●野エース…


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読書メモ

『江戸と大阪』までは5月の読書、なんスけどね~!
最近文章を書こうとすると頭痛が…(アホ丸出し)


家守綺譚

梨木 香歩 / 新潮社

スコア:


梨木 香歩著『家守綺譚』
『エフェンディ』を貸してくれたのと同じ人にかりたもの。
雨柳堂とか、百鬼夜行抄のものすっごい短いSSを読んでる感じの本。
ごくあっさり。
明治あたり?の日本と、売れないお人よしの小説家と、
有象無象のあやかしどもの薄味の日常ファンタジー連作。
別にものすごく好きなわけでもないけど、嫌いじゃないです。


江戸と大阪―近代日本の都市起源 (ネットワークの社会科学シリーズ)

斎藤 修 / NTT出版


『江戸と大阪』
図書館の経済学関連の棚に並んでた本。
大阪の商人についてがっつり語ってくれるのかと思ったら、
どちらかというと日本と欧州の対比が主みたいで、
その上、人口比率とか、奉公人の雇用人数とか、
ものすごい話が専門的になってきたので、めんどくさくなって途中で返しちゃいました。


饗宴 (岩波文庫)

プラトン / 岩波書店

スコア:


『饗宴』
『家守』を貸してくれた人が「『饗宴』って面白い?」と聞くので
「もう、めっちゃ良いっスよ!超オススメ!
あいつら、アホですヨ!ただの酔っ払いっスよ!…ちょっとホモだけど
と猛プッシュしたところ、
翌日ホントに古本屋で岩波の『饗宴』を買いおったのです(この女、やりやがった…!!)。
とりあえず、岩波も良いけど、もうちょっとだけ読みやすい新潮文庫から読みなさいよ。と、
手持ちの新潮版を貸したわけですが、
その間に、薦めた手前、わたしも岩波版をこっそり裏でおさらい。
冒頭部分、訳者の先生の熱いプラトン語りが入ってます。
そこで先生が、ごく当然のことのように
「プラトンは師のソクラテスを敬慕しており」などと語るのを読んで
そう、そうっすよ!そうなんすよ!プラトン先生はソクラテス大先生が大好きだったのよ!
などと固く握り拳を固めてしまいました。

今パウサニアスの演説まで読んだとこ。
他の演者はどうか分からないけど、パウサニアスは真性だと思うな…(きらり)

日記をアップしないでいるうちに読了。
岩波版、やっぱちょっと読みづらいなあ…
もともと筋を知ってるならともかく、
ちょっと興味がでてせっかく読んでみようと思った希少な読者を減らす結果になるんじゃ…
などと、心配になりました。
京大叢書の『饗宴』が一番読みやすいんじゃないかと思います。
ありがとう、京大!



マンガ
『イスタンブル物語』
面白かった。
『バジル氏』と1.2位を争う、わたしの個人的なマンガベスト1。
いつかコミック感想に詳細を載せてやろうという野望をもっているので、
詳しい感想は省きますが、
「黄金の三角形」と「愛の落穂拾い運動」「じ・だんだ」の名台詞は必見ざます!
ケマル・パシャとキュメルもでるぞ!


『聖☆お兄さん』5巻
貸してもらって読みました。
貸してくれた友達が「1、2巻の頃と比べてイキオイが落ちてきた」というから
どうかなと思っていたら、
思いっきりゲラゲラ笑いながらよんでしまい、挙句の果てに妹に
「お姉ちゃんの笑い声気持ち悪かった」などと言われてしまいました。
とりあえず、わたしたち姉妹の間では
「逆奇跡は笑ってまう」
ということで意見が一致してます。

あのお兄さんたちは、どちらもいい人でイイですよね~心が洗われますですよ……

そして、今回も梵天さんは素敵だった……


手塚治虫の『ブッダ』一気読み。
『聖☆お兄さん』を貸してくれた人が貸してくれました。
仏陀については、これまで色んなところで断片的な情報しか得てなく、ソレを総合してぼんやり
その生涯を想像してましたが、今回通しで読めて大分スッキリしました。
(手塚先生曰く、大分フィクションらしいけど)

いやしかし、『お兄さん』のイエスじゃないけど
「仏門を叩きたくなったよ」



多読本
普段良く行く図書館に多読スペースがあるのは知ってたんです。
(※多読、とは、「英語多読研究会SSS」の説明によると、

”多読(Extensive Reading 略してER)とは、文章を分析しないで大意を把握する読書法です。”
”SSSでは、次の3つの原則を 多読3原則といっています。
辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない)  ”

だそうですヨ)

でも、自分の英語力の無さには自身を持ってたし(持つなよ、そんなもん…)、

簡単な本って言ってもどうせ読めねえんだろ?無駄だよ、むだむだむだぁ!

などと、はなからスルーしてたんです。
しかしある日、仕事中に偶然一番簡単なレベルの本を手にとる機会があって、
中身をちらっと見てみたら

え、わたしでも読める…?

文章を一番最初に習い始めた中学生の頃の教科書レベルの英語のみで書いてある感じなんですヨ。
めっちゃ読める!

自分にも英語力があるのでは、と変な勘違いをしてしまいそうになるくらいスラスラと。


単純なワタクシ、うほう、これならワシでもいけるかもしれん!などとえらい簡単にその気になり、
早速その翌日、図書館で多読用のコーナーで(もちろん一番簡単なレベルを選んで)
本を借りてみたのでございます。

とりあえず、手近な目標は、
レベル6のパーシー・ジャクソン、
最終目標は、日本語訳がまだのパトリック・オブライエンの英国海軍小説のつづきです。
(アレ、日本語に訳されてるやつも、微妙な訳だからなあ)


…道が遠すぎる…(たどり着けんのかしら…)

まあ、やる気のあるうちは続けるつもりっス。目ざせ50冊。
とりあえず、今んとこ、これだけ読みました。


『Frog and Toad all year』(レベル1)
有名なかえるくんとがまくんのあの童話。
「おてがみ」が有名です。
うおおお、なんじゃこのかえるとがまはああぁぁぁぁ!!!
カワユすぎるじゃろーー!!!

絵も相まって、おっさん二人がほのぼの友情語ってるみたいで、
非常に心が温まりました。

『The witches of Pendle』(レベル1)
なんでよりによってわたしはこれを借りたのか…。
魔女の一家に生まれた女の子が、人を呪ったり、そのせいで村人に邪魔者扱いされたりする
家族が嫌で、家族を告発し、最後は自分が子供の嘘の告発のせいで魔女として
牢屋に入れられてしまう、と言う、筋でした。
救いが無い…(ずーん)

『Pokahontas』(レベル1)
ディズニーでない史実の方のポカホンタスの話。
ホントはこんな話だったのね~

『Aladdin and the enchanted lamp』(レベル1)
これまたディズニーではない普通のアラビアンナイトの方。
しかしなあ。最話したのはイギリス人らしいけど、
なんで欧米人はすぐに愛がどうとか語りだしたり
スキンシップ激しかったりするのだ……

『Mutiny of the Bounty』(レベル1)
かの有名な「バウンティ号の叛乱」事件の顛末を語った一冊。
いつもいつも海洋冒険小説で話にでるのに、実際一体何が起こったのか
全く知らなかったので、よし、これはチャンス!と思って読んでみました。
ほうほう、そうか、こんな事件だったのか…。
(叛乱された艦長、その後も勤め上げたのね)
慣れ親しんだ世界の話なので読みやすかったです。

『The story of Rome』(レベル1)
上の4冊とは違う出版社からでてるやつ。
だからか、ちょくちょく分からない単語がありました。
とはいえ、ローマの話、もともと知ってる話なので、
その辺りは適当に想像で補って…
……脳内で全く違う話になってたらどうしよう………

『Robin Hood』(レベル1)
『Rome』と同じ出版社から出てる奴。
ロビンフッドの話を、村の小さな少年を語り手に書いてあります。義賊もの?
これ、毎ページにカラーで挿絵があるんですが、

ロビンが男前だったの……

なので、ちょっとときめいた。

『Tales from Longpuddle』(レベル2)
トマス・ハーディの原作を簡単に語りなおしたもの。
タイトルから、村の民話を集めたものかと思ってたらそうではなく、
村の噂話でした。
なんちゅうか、「アボンリー」を読んでるみたいな感じでした。
予想とは違ったけど、これはこれで楽しかった。
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by mi-narai | 2010-06-19 11:23 | 2010年6月の読書