カテゴリ:2010年1月の読書( 1 )

『「アメリカ社会」入門』 『日本辺境論』 その他

え!?ひょっとしてこれ年明けて一発目の読書メモ!?

「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)

コリン ジョイス / 日本放送出版協会

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先日の『「ニッポン社会」入門』に引き続き、同じ著者コリン・ジョイス氏の
『「アメリカ社会」入門』読みました。一日で読み終わる。
これまた息抜きに。
こちらは『ニッポン社会』の方と違って、自国のことが出てこないのでずいぶん気楽に読みました!
前回「なんでこの人、日本の事こんなに良く言うんだろう」と少々胡散臭く思ったワタクシですが
今回、この本がアメリカで無く日本で出版されるからか、
はたまた他でもないアメリカ人についてイギリス人が語るからか前作よりだいぶ辛口でした。
なんにつけ「イギリスじゃこうじゃない」「全くアメリカ人は…」的な苦笑が文章の後ろに透けて見え、


すごーく面白かった!!


あまりにニヤニヤしすぎて、うっかりその時のワタシを覗きこんだ妹に

「お姉ちゃん、キモいで…」

と冷たい目で言い放たれたほど。
自国意識を前面に押し出した感じが鼻につくっちゃつくのですが
地方に住んでいるものとしてそんなところが妙に親近感を覚えるというか…
(お国自慢って、特にこちらを相手が歯牙にもかけてない時に
したくなるんですよね~!分かる分かる!)

特にイギリス英語とアメリカ英語のくだりは可笑しかったですよ。


日本辺境論 (新潮新書)

内田 樹 / 新潮社

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次、『ギリシア悲劇全集5』がずーっとここ1月ばかり借りられっぱなしなので
(早く返せよー!)
その間のつなぎとして、上の流れで息抜き用の軽い本その2、
内田樹の『日本辺境論』を読み始めました。
こないだ「坂の上の雲」を見ていて「日本は辺境だよな~」、と思ったので
そんな内容が描いてあればいいなと期待して。

そんな内容が書いてありました!!

古来西洋思想に毒された人々には日本にはオリジナリティが無いとか
真似してばっかりだとか言われてきましたが、著者の
「日本は外来の思想を受けて変化するが、その変化の仕方は変化しない」
という指摘にはおお、と思いました。

とはいえ、この人と中沢しんいち、面白いけどどうもわたしの中で胡散臭いイメージが
抜けないツートップ。あまり言っている事を丸呑みにする気はないのですが…。
(でも、興味本位で読む分にはものすごく面白い)

まだ半分くらいなので続きもニヤニヤしながらよみます!

数日後、読了。
当初思ってたより3割増くらいで面白かった…なんだか敗北感。
この人、ちょっと書き方がくどいんですが(強調したい事や批判されそうな箇所をあらかじめ
なんども補強する傾向が)、それでも「これが良いor悪い」じゃなくて
日本の辺境性に根ざす特徴をそのまま認識して、その上でこの特性を活かして
乗り切ろうじゃないかと。その姿勢は良かった。大変共感しました。
生まれて●十年、自分を主役だと思ったこと一度もありませんもの、
なんだか最近脇役でいることが楽しいワタクシ、その自分が辺境に住んでいるというのは
なかなか胸躍ることでございますよ。
辺境感にすっかりなじんどるというか。
(自分を主役だと思える人には物足りないのかもしれませんが)



『ギリシア悲劇全集5』
ここからエウリピデスに突入。
これまで読んだ数々の解説のせいで、エウリピデス先生の著作に対して
緊張していたワタクシでしたが(3大詩人の中で一番現代文学に近そうな気がするんだもん。
純文学を解する感受性と知性がわたしにはないのです…)
今のところ、思ったよりあっさり読み進んでます。
あれ?これも、普通に面白いぞ…?(詳細は次回!)


今期の大河ドラマ『龍馬伝』
なかなか面白いですね^^!
ふくやま竜馬は見る前はどうかと思っていたのですが、
まあ、あれはあれで、という気になってきた。
(つまぶきよりよっぽどm…げふげふ)

後、特にOPが好きです!


昨日、紀の国テレビで作成されたらしい、和歌山県最南端串本町でのエルトゥールル号
引き上げドキュメントをやっているのを見ました。
エルトゥールル号の悲劇の事も、トルコ航空がイラン・イラク戦争のときに
日本人を助けてくれた事も、トルコ好きとして当然知っていましたが、
今回改めて再確認してありがたいこっちゃなあという思いがこみ上げてきました。
詳しくはここをウィキって見てくれ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA
なんというか、今のところものすごい幸せな誤解の上に成り立ってるよなあ…
(たまにはこんな両国関係もあってもいいじゃない)


本屋で衝動買いしました。
購入したのは下記の3冊。

嫁姑の拳 (秋田レディースコミックスデラックス)

函岬 誉 / 秋田書店

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嫁姑の拳 2 (秋田レディースコミックスデラックス)

函岬 誉 / 秋田書店

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テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

ヤマザキマリ / エンターブレイン

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後悔はしてない。

特に最後の1冊、ローマの建築技師(浴場限定)が現代日本にタイムスリップ!?
というとんでも設定で、またこの主人公のローマ人がクソ真面目でおかしかったー!
毎回”平たい顔族”(=日本人)の風呂技術にローマ人としての誇りを打ちのめされながら
何だかんだ言って技術を会得して応用しちゃうんだから逞しいっちゃ逞しいよな!
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by mi-narai | 2010-01-24 17:44 | 2010年1月の読書