カテゴリ:2007年12月の読書( 9 )

『スフィンクス』

スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2)

萩尾 望都 / 小学館

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萩尾望都の『スフィンクス』
本屋に行ったら発売しててさ。
ちょうどソポクレスの『オイディプス』を読み終えたところだったので、なんとタイムリーな!と
嬉しくなって買い求めた一冊。
最初の2編が、オイディプスの話です。

わたし、もともと萩尾望都好きなので、点が甘いのかもしれないけれど、

これは良かった…。

なにか、ソポクレスの『オイディプス』を原作に、新たな劇を見ているような気持ちで読み終わりました。
しかし、これは他の誰でもない、ソポクレスのオイディプスですね!
(いや、他の人のオイディプスを読んだ事ないから知らんが)
ちょうど解説を読んだところだったので、証人の羊飼いに対する解釈とか、
オイディプスが父を殺したいきさつとか、

おおおお!!的を得ている…!!

とときめいてしまいました。
(ひょっとして萩尾先生も同じ解説を読んだのか!?)
ワタシ、最初、原作をざっと読んだ時は、

道で行き違った時に無礼な態度とられたくらいでいたいけな老人を殺すなよ、
おまえどんだけ短気やねん、オイディプス…

…と思ってたんですが、解説に、
「オイディプスはちょうどデルポイに詣で終わったところで、
衝撃の予言をされて動揺していた、
一方ラーイオスのほうは、月一の予言の日になんとかすべりこもうと
猛烈に道を急いでた」
てな内容が書いてあって
(⇒だから、
急いでいたラーイオスは気が回らずに道を防いでる若者を無造作にどかそうとし、
オイディプスはオイディプスでそのちょっとした無礼がものすごく癇に障った)

ああ、そうか!
それなら分かる!!

とものすごく納得したのですが、まさにそんなような回答が
萩尾先生のマンガで描いてあったのですヨ…。
で、オイディプスの短気の理由が理解できただけに、
その後のオイディプスの清廉さが心に残ったというか…

ところで、作中に、オイディプスに影のようにつきまとって、彼に助言したり
彼が激情にかられるのを押しとどめたりする壮年の男性が出てくるのだけれど、
(作中では、彼の正体は結局明らかにされないのですが)
最初、ぼんやり、テイレシアスなのかなあ、と思ってたんです。
目が見えてるようだったけど、それはまあ、本当に物事が見えているのは
テイレシアスだけだという比喩かと…

でも、読み終えて後から、アレはソポクレスその人なのかしら、という気がしてきました。
あえて、正体を読者に委ねる辺りも、ニクイ演出だなあ…(さすが大御所です)
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by mi-narai | 2009-12-17 00:15 | 2007年12月の読書

『ギリシア悲劇全集Ⅰ』 『ギリシア悲劇全集2』 井坂本

うわーい、またもぐうたらしてるうちに溜まっちゃいましたよ~

では!さくさく行きますよ!


チルドレン (講談社文庫)

伊坂 幸太郎 / 講談社


井坂幸太郎『チルドレン』読了。
貸された井坂本通算4冊目。
これはそこそこ面白かったです。陣内がおもろい。


アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

伊坂 幸太郎 / 東京創元社


井坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』読了。
貸された井坂本5冊目。
なんども「鴨とアヒルの」と言い間違って「アヒルと鴨」と言いなおされました。
これはちょっとクサい系統の本だった。
ペット殺人の気持ち悪さで最後まで読んじゃったけど、
あまり好きな話ではないde…ほんといさかふぁんのひとごめん!!!
使いたい設定がまずあって、その設定を自然に見せるために後付けで伏線貼った感がアリアリで、
あーもう!
最後もあのオチはどうかと思いますよ。
ああ持ってくるならもっと掘り下げても良かったと思いますオカルト部分を。
ファンの人に喧嘩売るなんて怖いマネしたくないのでこのへんにしとこっと☆


『ギリシア悲劇全集Ⅰ』読了。
ものすっごい前に読み終えたのでものすっごいウロ…。
以下、パラパラと感想。

・知らせのラッパを吹く描写で、そのラッパが
「エトルスキのラッパ」
となってたのにときめきました。
注釈で、「当時エトルスキのラッパは名高かった」てな事が書いてあって、
「そうなんよ、エトルリア人は音楽好きだったのよ!」などと
勝ち誇ったように思ったことも覚えてます。

・アテナ様が、早々にオレステス贔屓を宣言なさってたのには笑ってしまいました。
でも、それを除けば、アレイオパゴスで裁判官を務めるアテナ様は
非常に公平で、公正で、…惚れるかと思いました。

・これまでオレステスが有罪か無罪かの投票で票が割れた事も不思議だったんですが、
エリニュスたちへのアテナ様のお言葉を聞いて、
あそこは同数でなければならんかったんだと納得。

・後、最後の辺り、郷土愛が高まるなぁ。
これを見てアテナイ人はアテナイ人たる自覚と誇りを持ったのだなあなどと感慨深かったです。


アイスキュロス II ギリシア悲劇全集(2)

岩波書店

スコア:


『ギリシア悲劇全集2』読了。
読書メモ書かずにもたもたしてるうちにこっちも読み終わっちゃいました。
この本は、『縛られたプロメテウス』『ペルサイ』『テーバイを攻める七人の将軍』『ヒケティディス』の4本立て。

『プロメテウス』
コーカサスの山にプロメテウスが縛り付けられる衝撃のシーンからスタートです。
(この箇所のヘパイストスはいい奴っすよ!いや、いつも彼はいい人ですけどね)
前々から各所で読んで知ってはいましたが、これって三部作の最初の作じゃないかって
言われてるんですよね。

えっらいとこで終わってます。

しかし、とりあえずわたしはプロメテウスさんにツッコミたい。
先に知る、という名のとおり、全部最初から知ってたんでしょうが!
愚痴言いすぎです!

…他にすることないから?(とりあえず愚痴ってんの?)

(や、まあ、最初に恨みMAXにしといた方が、その後の和解がドラマティック
だという作家の作戦は分かってるんですが)
これだけ読むとプロメテウス、めちゃめちゃ頑ななので、
これをゼウスがどうやって宥めるのか、ものすごく気になるところ。
続きが(まあ、三部作だったとしてですが)散逸しちゃったのが悔やまれます。
どっかから発掘されたミイラの包み紙で残ってたりしないのかちら…

『ペルサイ』(俗に言う『ペルシア人たち』)
アイスキュロスの残ってる作品の中では初期の作と言われてる、ペルシア戦争を題材にした話。

ところで、悲劇の上演って、アテナイ人の中で誰か金持ちで地位のある人が
世話人として金出したり、いろいろ手配したりスポンサー的役割を果たすって、
なんかで読んだ気がするんですが

この『ペルサイ』、世話人がかのペリクレスですって!?

しかもアイスキュロス、ペルシア戦争に従軍したのは知ってましたが
マラトンもサラミスもプラタイアも参加してたの!?
(※決定的な勝ち戦3つです)

そら愛国心も燃えるというものですヨ!
(この頃のアテナイと今日見たばかりの『坂の上の雲』の明治が重なるわあ…)

内容は、ペルシア側に立ったペルシア戦争の話なんですが、

『ペルサイ』もえっらいとこで終わってます…。


『テーバイを攻める七人の将軍』
ディオメデスのお父さんの時代の話。
話の内容も骨太で急流に流されるように進んでいって面白かったけど
それより注釈のアレコレに気をとられてしまった。
ところで、ディオメデスの父ちゃん、勇敢、ていうか、


……ひょっとして、あほ……?(言ってはならぬ事を…)


アテナ様は、絶対アレスをダブらせてたに違いないっスよ!


『ヒケティデス』嘆願する女たち
結婚を嫌ってエジプトから逃げてきた娘たち50人+その父親のダナオスの話。
この話で一番可哀想なのはアルゴス王ペラスゴスだと思います…(地獄の板ばさみ)
これも、『またもこんな所で終わってるーッ!』ってとこで終わってました。


なんというか、第2巻は「え!?ここで終わり!??」特集でした…。
続きが気になるのに、続きが残ってないなんて何たる不幸…
(ちくしょう、アイスキュロスめ、2500年越しの焦らしプレイかよ!)



灘五郷・SAKEプラザ2009に行って来ました。
灘五郷酒造組合主催の、
500円ぽっきりで軽いおつまみ付きで大吟醸、吟醸、純米酒、生絞り、
もひとつなんかのうちから3つ試飲させてくれるという
「お客さん持ってけどろぼー!」的なイベント。一応チャリティー。
めちゃめちゃ美味かったっスよ!
味音痴のワタクシにもわかる美味しさ(笑)。
会場のK市、ジャズも推進してるらしく、何故か会場でBGMに流れるジャズの生演奏。
トランペットはジャズもええのう、などとにやつきながら
自分の試飲分を飲み干し、飲みきれないという妹が残した試飲分も飲んでやり、
追加で熱燗(なんと一杯100円ですぜ!?)も飲んで
ものすごいへべれけになって帰りました。
でも楽しかったー!


『坂の上の雲』

第1回目の放映を見て

妹から原作が面白いと聞いてて、気にはなっていたのですが、
主演のMさんがイマイチ好かんあたりで見るかどうか迷い、結局見た一作。

面白かった!!

原作読みたくなりました!!
だって、この時代、東洋の黄色い猿と馬鹿にされてた日本が
もりもり力をつけて馬鹿呼ばわりした奴らに一矢報いる、という気分のいい時代ですぜ!?

ところで、作中で、日本が猿呼ばわりされたのは、外見もさることながら
必死で西洋の真似をしようとする姿を揶揄したのであろう、という
解説が入るんですが、

甘いな!
こっちは2000年近く模倣生活おくってんだぜ!



(逆にいえば、、近くに先進国が常にいて、
自分とこは2流の辺境国だという自覚が普通にあったから
自分より優れた技術だと判断したものをすんなり取り入れることに
抵抗がなかった、ともいえる。)

ああん、もう、早くバルチック艦隊撃破するとこが見たーい!!
ええワタクシ、帆船でなくても、船なら美味しくいただけましてよ!
アルディスは海戦なら何でも好き。
(その後の時代に、天狗になった日本が迷走する辺りは、
ペルシャ戦争に勝って増長したアテナイとかぶる…)


第2回目の放映を見て

かがわてるゆきは演技がうまいなあ…(若者には見えんが)
今回のエピソードの中では、主人公の置手紙を読むてるゆきのシーンが一番好きです。

後、当時の政府が、
陸軍はドイツ(プロイセン?)、
海軍はイギリス

に学んだことは、非常に正しいと思いました(笑)。
やはり海軍はイギリスですヨ!
セーラーに麦わら帽!カレーライスですヨ!



フィギュアスケート
GPファイナルは、もう、出てる選手どの人も上手でこの週末がっつり見入ってしまいました。
特に男子はどの子も皆かわいいなあ…。
しかし、思い返して一番印象に残ってるのが、
男子フリー演技での、ライサチェックのTIKUBIなあたり、
自分に猛省を促す必要性をヒシヒシと感じてます…
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by mi-narai | 2009-12-08 00:03 | 2007年12月の読書

『辺境のオオカミ』 『ペネロピ』

数年ぶりに風邪を引いて37度越えしましたよ~・
前回ひいたのはインフルエンザでさすがにその時は38度をマークしたんですが
同じくインフルエンザにかかった職場の同僚が皆1週間寝込んで欠勤する中
1日で完治ってどうよ……(アタシも1週間くらい休みたかった…)
それはさておき、おばちゃんもう若くないからね。
職場の相方が旅行中で仕事を休めないので、自然治癒力で直せ!とばかりに
久しぶりに早寝早起きの生活をいそしんだんですが
そのせいで全然なにもすすんでません。
おまけに、風邪を引いても食欲はおちないんですョ。
さらにおまけに昨日は職場の忘年会だったのですよ。

体重計は無残な現実をつきつける……!

今更美しさを追求するような年でもないので外見的には太っても構わないんですが
今もってる服が入らなくなるんは困るんですよ…。
貧乏だからね。
あ、そう総理はいっぺん派遣社員の失業保険で一ヶ月生活してみれば良い。ちくしょうボーナスたんまりもらいやがっていいなああ!!!!
(あ、風邪はお陰様で大体なおりました。これまで風邪は3日以上長引いたことが無い)


『ヘタリア』2巻読みました。
徳国さん…。紀元前6世紀にローマから追放されたのはエトルリアの王ですよ…?

もいっこ後ろの方で誤植をみつけた気がするけど、忘れた。



ローズマリー・サトクリフ著『辺境のオオカミ』再読中。
文庫版で新たに出版されたものを再読し始めました。
今左遷されて辺境に着いて、部下たちとお目見えし、
後に親友になる部族の青年と挨拶したところです。
一度最後まで読んでから再読すると、色々と感慨深いなあ…。
特にヒラリオン(主人公の配下の上級百人隊長)の一挙手一投足が
気になって仕方ありませんよ・



ペネロピ [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

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DVD
『ペネロピ』

※ネタばれてると思うので、鑑賞予定のある人はこの先を読まないほうがいいですよ!
というか、個人的には存外気に入った一本だったので、レビューより是非映画の方を見てくれ!
















本屋で小説(多分ノベライズ本)を見たときから気にはなってました。
今回一週間レンタルの棚にあるのをみつけたので借りてみた。
クリスティーナ・リッチ主演の御伽噺風の恋愛もの。

先祖が犯した罪のせいで一族が魔女に呪いをかけられてしまい、本人に罪は無いにもかかわらず
ブタの鼻と耳を持って生まれてしまった女の子ペネロピが主人公。
呪いを解くには同じ階級(=貴族)の男性が永遠の愛を誓う(結婚してくれる)しかない、
と言い伝えられており、なんとか達成しようとペネロピ母は日々大ハッスルです。
が、ペネロピ本人は、毎回集められた婿候補が自分の顔を見ては逃げ出すので
すっかりうんざりしてます。
しかし、ある日ただ一人だけ逃げ出さない男が現れるわけです(これがジェームズ・マカヴォイ)。
興味を引かれるペネロピ。マジックミラー越しにその男とやりとりして、二人は次第に
惹かれていくのですが、とうとう決心して告白したペネロピに男の答えはまさかの「No」


これが期待していたより面白かったの!



なんか、フランス映画風だし、期待させといてきっと肩透かしだろうなとか
変にこむずかしくまとめてすっきりしない終わりになるんじゃないのかと警戒してたんですが、
主人公のペネロピが自分をしっかり持った素敵な女の子なのでそれだけで随分ポイントが高かった。
レンタル前にパッケージのあらすじを読んだ時は、期待させておいて土壇場でペネロピの思いを断るなんて、
相手の男はさぞかし酷いやつなんだろうと思ってたのですが、
実は男にはペネロピの気持ちに応えられない理由があって、その点もポイント高かった。
見終わった後の後味も良いし、メッセージもシンプルで押し付けがましくないし
クリスティーナ・リッチは可愛いし、映像もこれまた可愛いし。
機会があれば購入しても良いかな、くらいには気に入りました。 


『BONES シーズン1』8巻
毎回毎回出てくる死体は犬やねずみに食べられたりしてて
骨にちぎれた肉がこびりついてる状態ですよ~。
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by mi-narai | 2008-12-12 23:54 | 2007年12月の読書

曇り

…ははは、今週は反省しないといけない無駄遣いを
2件もしてしまいました…
そのうちの一つ↓

オデッセイ
大阪市音楽団 / / オクタヴィアレコード
ISBN : B00068X5TE
スコア選択: ※※※※

買っちゃった☆(もっと反省なさい)
いや、でも、目的の「オデッセイ」の他にも
バーンズの「Danza Sinfonica」と
スパークの「四つの真理」も良かったからいいや。
「オデッセイ」は個人的に2曲目の「ポセイドンの風」の迫力のある部分と、
4曲目の「イサカ」(せめてイタカ、と訳して欲しいところ…)の
「準備いいですカー、盛り上がりますよー、さー、盛り上がった!」
といわんばかりのフィナーレ振りが好きです。



野崎昭弘著『詭弁論理学』読了。
詭弁のあたりから、論理の分類の話になって(これは三段論法だ、とか、二分化だとか、)
なるほどなあ、これは前提が曖昧なんだなとか、ためにはなったけど、
ちょっと理数に弱いわたしには難しゅうございました…。
なんにせよ、詭弁に引っかからないためには、健全な常識を身につけねばならん、
というのは良く分かった。
まあ、そりゃ当たり前の話だよなあ…


ローマの起源―神話と伝承、そして考古学 (文庫クセジュ)
アレクサンドル グランダッジ / / 白水社
ISBN : 4560509026
スコア選択: ※※※※

続いてアレクサンドル グランダッジ著
『ローマの起源―神話と伝承、そして考古学 』を読み始めました。
真ん中へんまで読めた。
最初、まずは文献学からのアプローチ、
伝説上の7人の王たちの物語をざっと紹介し、
(間に、学者たちの諸説の紹介や批判を挟み)
次に、近年(21世紀に入ってからのものも)活発に行われたローマの発掘から
判明した事実(とはいえ、学者の間でまだ色々もめてる部分もあるみたいだけど)
をざっと紹介し、
今ちょうど、文献上の記述と考古学から知りえた断片をつき合わせてるとこ。
ここまで読んだ限りじゃ、従来思われてたよりも多くの部分で
伝説の裏づけが取れそうな感じです。
へえ、意外と符合するもんだなあ…
これからますます面白くなりそうなところです、
続きを楽しみに読みます!


数日後、読了。
面白かった!
ものすごい真面目な本なので帰りの電車ではさすがに
何度か眠りかけましたが…(ダメジャン)
考古学の発見から判明した推測と伝説との照らし合わせの後、
ローマの祭事や制度からどういうことが分かるか、の検証もあったのですが、
少し前に『祭暦』を読んだところだったので
この部分が妙に馴染みやすかったです。

また、著者の説を面白く拝読する一方で、
歴史(それも、古い時代であればあるほど)の解明を
しようと思えば、各方面の学問を総動員してその上でどの説に偏りすぎる
ことなくバランスよく考えないといけないんだなあ、などと
そのややこしさに震撼したりもしました。
ちょっと『星を継ぐもの』を思い出した。
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by mi-narai | 2007-12-21 20:03 | 2007年12月の読書

晴れ

ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』(上)
まず、人類の各大陸への移動の時期についての考察。
ある程度狩猟の技術を会得してから前人未到の地へ行くと、
その土地に棲む動物は人を恐れないのでどんどん狩りが出来てしまい、
あっというまに絶滅→その地でその動物を家畜化する可能性も消える
→その地の人類の有利な点が一つ消える。

次、ポリネシアの各島の人々の政治形態や生活様式の観察からの考察。
農耕が不可能な土地に移住したため狩猟に頼らざるを得ないくらしに
逆戻りした部族の場合は余剰が生まれず、
みなで分け合って仲良く暮らす知恵が発達する。
農耕に適した土地の場合、専門職人や戦士、族長などを養う余剰が生まれ、
結果として他と争いが起こった場合、有利に働く社会構造になる。

…というような説明を読みました。



丹羽隆子著『ローマ神話 西欧文化の源流から』読了。
ローマ神話、がタイトルの割りに、『アエネイス』からそのまんま
ローマ建国史が延々続き、共和政の樹立、その後の周辺民族との
軋轢や共存などが語られとりました。
でも、純粋に史実、というのではなく、多分に歴史を語る上で
形作られた伝説なんかの割合が多いあたりが「ローマ神話」なんだろうなあ…。
いや、歴史っぽいだけでもう好物なので、とても面白かったですよ!
これまた入門書、という想定で書かれてるのか、ものすごく
わかりやすく簡単にあんまり諸説を織り交ぜずに描いてありますし!
これまで読んだアレコレをすっきり説明してあって、
自分の中での整理も出来ました!



詭弁論理学 (中公新書 (448))
野崎 昭弘 / / 中央公論新社
ISBN : 4121004485
スコア選択:

上記2冊とさらに平行して野崎昭弘著『詭弁論理学』を読み始めました。
いや、別に詭弁を使えるようになりたいとか、そういう理由じゃないんですよ。
本屋で手にとったら、前書きに、『腕っ節も口げんかも弱い著者はいつも
押しの強い口の回る人に言いくるめられて悔しい思いをするので
せめて相手の手口を観察してやろう、と思ってこの本を書いてみました』、
ってあって、思わず共感しちゃったんです。
わたしも、そのくらいの心の余裕を持つよう心がけたいと思います!
てなわけで、楽しく読み進み中。
今、強弁と詭弁の違いについてまで読めました。
強弁の場合、要するに、精神的に幼い人が多用するものらしい。
説明を読んで「わはは、いるいるこういう人!」などと
のんきに笑ってしまいましたが、
…自分が強弁を使わないように気をつけなくっちゃな…。
今から、いよいよ詭弁術がいかにして生まれてきたか、の段です。
ああ、楽しみ♪



ヒストリエ 3 (3)
岩明 均 / / 講談社
ISBN : 4063143953
スコア選択: ※※※※

『ヒストリエ』3,4巻
いいとこの坊ちゃんから奴隷人生に転落、その後、船からも転落して
アナトリアの村人に助けられた幼い主人公が青年に育つまで。
で、4巻の最後で、1巻の最初につながる、という構成です。
むさぼるように読んでしまった。
んもう、これからって時に~~!!というところで終わってた!
(4巻の出版が今年の7月だなんて、5巻の発売まだまだ先じゃない!)
エウメネス君いい感じに育ってますよ!
期待を裏切らず頭のいい青年に!それでいて人の痛みの分かるやさしさと、
時々覗くスキタイ人の残忍さが同居している風なのがまたいい感じです!
(あらためてWikiを調べてエウメネスっちゅうのがアレクサンドロス大王の
書記官だったことを知りました。おお、実在じゃったか)
しかし、3,4巻では、1,2巻にもまして「オデュッセウス」の固有名詞が
頻出でした…ドキドキしました(←あほ)。

知能派が好きといっても、ワタシ、三国志の孔●はイマイチなのです。
(↑実在の人物像は知らんけど、あのステレオタイプされた小説の方の)
一体どのあたりに境界線があるのか…
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by mi-narai | 2007-12-18 19:22 | 2007年12月の読書

晴れ

小川英雄著『ローマ帝国の神々』読了。



ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』(上)
一番最初の、類人猿から人類がそれぞれの文明に向かって分岐するまで、
の章に取り掛かりました。ものすごく面白そうな予感はするけど
とにかく1ページにぎっしり字が詰まっててなかなか前に進まないのです。
気長に読みます。


ローマ神話―西欧文化の源流から
丹羽 隆子 / / 大修館書店
スコア選択: ★★★

丹羽隆子著『ローマ神話 西欧文化の源流から』を読み始めました。
これまた読み始めてちょっとしまったかな、と思った。
ありていに申さば、わたくし、ミネルウァさんを探しておるだけなのでございます。
なのに、エトルリアとの関係や、ローマ神話の独自性などについての言及は
さらっと流されてあっさり『アエネーイス』の紹介に入ってしまいました…
(わたし、何回アイネイアスとお付き合いすればいいのでしょう…。
それはいいとして、著者の、「アイネイアスがアキレウスと重なる」、
という意見には賛成できん!重ならん!ちっとも!
嘆願する相手を殺す場面も、似てるようでやっぱり全然違うやんか!)
(↑妙なこだわり)


後日、『アエネーイス』の部分を読み終わって、その後の歴史的叙述
(アテナイのテセウス伝説のように、歴史、といわれてるものの中に神話的
要素もあるので)の項目に入りました。
ようやくエトルリアがちょびっと出てきそうな気配になってきた。
楽しみです!
最近サビニー人の女たちとか、タルクィニアとか、「あ、このエピソード知ってる」
てな記述が増えてきて、ますますローマにも馴染んできた感じで嬉しいです(笑)。
ところでマルスはやっぱりローマに昔からいたらしいですね。
もともと、もっと主要な神様だったのに、ギリシアから文化が伝わって、
そのおかげでユピテルに押されて地位が下がり、アレスのせいでちょっと人気が
翳ったとか。マルス、とばっちり!かわいそうですね。


ヒストリエ 1 (1) (アフタヌーンKC)
岩明 均 / / 講談社
ISBN : 4063143589
スコア選択: ※※※※

お借りした『ヒストリエ』1・2巻。
今回も頭の良さそうな主人公です。
知能派好きのわたくしの好む路線を良く知っていらっしゃる…。
紀元前300~400頃の話です。
今回のゲスト有名人はアリストテレス先生とアレキサンダーだな(予想)!
ソレはさておきアリストテレス先生、どっちかというと、ソクラテス、プラトン
の師弟が好きなわたし、アリストテレス先生にはノータッチで
(別段アレクサンドロス大王が好きなわけでもないし)

ソクラテス…アクがあって、人をくったような態度の、ソレでいて無邪気なところも
ある陽気な親父。おそらく、ものすごく頭がいいと思われる。
プラトン…控えめで、温厚で、誠実で、寛大な哲学者。
会った人全てが好意を持った、と伝えられてるあたり、
よっぽど人あたりよかったんだろうなあ。
アリストテレス…プラトン先生とたもとをわかつ野心的な若者。
温厚な恩師に対して弟子のアリストテレスは
もっと攻撃的な性格だったんじゃないかと。

なんの根拠もなく大体こんなイメージだったんですが、
この漫画でも大体そんな感じですよ、アリストテレス先生。
アルキメデス先生と違って、この作品では狂言回しっぽい雰囲気だし…
(後の巻でどう転ぶかは知りませんが)

また、いろいろ気になってた騎馬民族スキタイ人が出てくるのも美味しいところです。
騎馬民族、さり気に好き…(残忍だけどネ…)

それになにより!
主人公のエウメネス君、彼、すごい読書家なんですが、その彼が
ホメロスについてこう語るんです。

「ホメロスには数々の英雄が出てくるけど、やっぱり一番はオデュッセウス(意訳)!」

友よ!!(がしぃっ!!)
(エウメネスに対する好感度マックス!)

その場面のオデュッセウスのビジュアルも、ものすごい好みだったし、
この作者様を神と崇めたくなりました。
続きを読もう!
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by mi-narai | 2007-12-14 07:49 | 2007年12月の読書

晴れ

小川英雄著『ローマ帝国の神々』
ミトラス神について読み、その後あんまり期待してなかった
ユダヤ教とキリスト教の項目が意外と楽しくってびっくり。
キリスト教の広がり具合の説明などを読むと
「わがままを言ったもん勝ち」
てのが正解じゃないかと…
後もうちょっとで読み終わります。



麻野一哉、飯田和敏、米光一成共著、『恋愛小説ふいんき語り』読了。
電車の中で読むのは危険な本。
むやみとニヤニヤしてしまっておかしな人になってしまいました。
いやあ、楽しかった。
『無銭優雅』もちょっと読んでみたいと思いました。
本は読みたくないけど、ゲーム化は是非して欲しいのは『不機嫌な果実』。
わがままネゴシエーター麻也子、素敵過ぎる…!!



ヘウレーカ (ジェッツコミックス)
岩明 均 / / 白泉社
ISBN : 4592135008
スコア選択: ※※※※


お借りした『ヘウレーカ』ポエニ戦争時のローマとカルタゴの争いを背景に、
カルタゴの尻馬に乗ってローマから離反し、シチリア全島の
全権を掌握しようとたくらむシラクサ市と、
それを防ごうと攻め来るローマ軍によるシラクサ攻防戦。
歴史好きとしてまず普通に面白かった!
そんで、ダメッピ君がスパルタ人である意味について考えてみました。
作中でさんざん「スパルタ人なのに強そうに見えない」と言われてるし
実際スパルタでは異端だったんじゃないかしらこの子。
体力より知力の人だし。
で、いづらくってシチリアまで流れてきたんじゃないのかなあ。
書評をさらっと読んだ限りでは、この漫画には救いがないと書かれてるけど
最後ダメッピ君はスパルタに帰るじゃないですか。
もう遅いかもしれないけど、と言いながらも。
散々厭世観や戦争の残虐性を描いておきながらのこの結末ですよ。
この話はきっと、
「そんな理不尽で凶暴な世界の中で個の力などちっぽけだけど
でもあがく」とダメッポスが決意するまでの話なんよ、多分…。
それにつけても、アルキメデス先生は良かったです。
科学者のジレンマを抱え、その報いを受ける覚悟が出来ているところが
とても良かった。
若く美しいお嬢さんが死ぬよりアルキメデス先生の最期に涙してしまいましたよ。
おじいさんに極端に弱いのですよ。



ヴィンランド・サガ 1 (1)
幸村 誠 / / 講談社
ISBN : 4063635597
スコア選択: ※※※※

続いてお借りした『ヴィンランド・サガ』1・2巻
表紙の時点ですでにアシェラッドさんに眼が釘付けだったワタクシ、
ドキドキしながら1巻目を開き、なんとのっけから彼が主人公の父親の
仇であることが発覚!
「主人公をたてにとって父親を殺した」の記述にさらに大ショック。
頭のいい老獪なものすごく好みの人っぽい予感はあるのに
残虐や非道、といった好みでないフラグが多すぎていまいち踏み込めません。

が、2巻の巻末で!!
萌えの神はわたしをお見捨てでなかったのです!
実際のアシェラッドと主人公の父トールズの決闘シーンを読んで
真実を知り、アシェラッドが別に残虐でも卑怯でもなかったことがついに判明したのです!
(主人公はまだチビがきだったため、良く分かっていなかったのです)
もうアシェラッドなんて呼び捨てで呼べないわ…
アシェラッドさん(はぁと)
さー、3巻以降の巻、買ってこなきゃ!


DVD
ビューティフルメモリー
/ タキ・コーポレーション
ISBN : B000QUUGKS
スコア選択: ※※※

『ビューティフル・メモリー』ロバート・カーライル主演なので借りてみました。
…相変わらず、ロバートは悲しそうな困った顔が絶妙な役者だなあ…(いきなり感想それかい!)
冒頭は、パン屋を営むフランク(これがカーライル)が
偶然自動車事故に行き会ってしまう衝撃の始まりです。
その男に40年前の約束を果たすために必ず行ってくれ、と
言われたのが「マリリン・ホッチキスのダンスクラブ」、
なんと社交ダンスサークルだったのです…!

大人な映画だったなあ…。
悪い人は一人も出てこなかった…。
プロットがものすごく錯綜してるけど、それがまた面白くて。
主人公のフランクと、彼に約束を託して死んだ男スティーブの
物語が平行して進むのですが、最後の最後でやられました。
でも、アレをみてスティーブの約束に対する執着具合に納得した。
熱狂的に好き!とまではいかないけど、意外と良かったです。
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by mi-narai | 2007-12-10 19:14 | 2007年12月の読書

晴れ

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なんと!コンビニで蓋付きの缶に入った日本酒をみつけてしまいました!カワユイ。
なぜに日本酒は缶に入ると美味しそうに見えるのか…
(缶入りのワインも美味しそうに見えるけど)


小川英雄著『ローマ帝国の神々』
まだまだ途中。
ローマ時代に、ローマの固有の神の代わり(?)に輸入された
エジプトやオリエントの神々が、ローマのどの神と同一視され、
どんな祭祀を行っていたか、という記述を今延々と読んどります。
いやあ、ほんと、ローマ時代っていろんな宗教がごった煮ですね~
排他的(そういう印象があります)なキリスト教一色の中世とは
大違い!360度オールオッケーな態度は天晴れです。
次、ミトラス神の説明に入るっぽいので、
サトクリフの一連のローマン・ブリテンの作品の中で
主人公たちの額にあった試練の証がどうやってついたかようやく
分かると思うとワクワクします。



銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド ダイアモンド / / 草思社
ISBN : 4794210051
スコア選択:

同時進行でジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』
上巻を読み始めました。まだ序文しか読んでない。
一番最初、地域間格差などなかったはずの人類が、
今現在は持てる富も権力もこんなに差がついてしまった。
いったい、これはどこから差が出てきたのだろう、というのを
真面目に考える本らしい。ちょっと楽しみです。



恋愛小説ふいんき語り
麻野 一哉 / / ポプラ社
ISBN : 4591100057
スコア選択: ※※※※

上記2冊読んでるにもかかわらず、さらに
麻野一哉、飯田和敏、米光一成共著、『恋愛小説ふいんき語り』
読み始めました。昨日いきなり出版されていることを知って
買いに走ったのです。
ゲームクリエイター3人による「ベストセラー本ゲーム化企画」の
一端で、その恋愛小説編。
そもそも恋愛小説を読むのが苦手なワタクシ、
(ロマンス小説とホモは好きなくせに…)
若干意地悪な気持ちでこの本を買いました。
わざわざ嫌いなゲームのレビュー(Amaz○nとかさ)を開いて、
自分と同じ理由でこき下ろしてあるのを見てスカッとする心理です。
(人としてさいてーですね☆)
いや、でもこの本、意外な見かたなんかもしてあって、結構
面白いですよ。今、『わすれなぐさ』『夏の終わり』『不信のとき』
『キッチン』『天使の卵』『恋』『不機嫌な果実』『センセイの鞄』
のゲーム化まで読んだ。
そのうちの一冊として読んだことはないのですが、
『わすれなぐさ』と『恋』『センセイの鞄』は
ちょっと読んでみてもいいかな、という気になりました。
後に『博士の愛した数式』とか『恋空』とか有名どころが
控えてて、続きが楽しみです。
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by mi-narai | 2007-12-06 17:00 | 2007年12月の読書

晴れ

祭暦
オウィディウス / / 国文社
スコア選択: ★★★★


オウィディウス著、高橋宏幸先生訳の『祭暦』読了。

『祭暦』には6月までの暦しか載っていないのですが、
どうやらそこまで書いた時にオウィ先生は
ローマを追放されてしまったらしい…。
後書きを読んで、ウェルギリウス先生やホラティウスと違って、
オウィ先生はちょっとまえのローマの混乱時代を知らない、
いわゆる『戦後世代』なのだ、と初めて知りました。
それにしても、本文もさることながら、膨大な量の注釈に

とっても楽しませてもらいましたー!

どうでもいい無駄知識、大好きです♪
伝説上のローマ建国史にもちょっと詳しくなったし、
まだ爛熟しきる前の、ローマの一番いい時代の雰囲気を味わえて
たいへん満足です。
ミネルウァ・カプタも見つけたしな。


エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち (「知の再発見」双書)
ジャン・ポール テュイリエ / / 創元社
スコア選択: ★★★★


ジャン・ポール・テュイリエ著
『エトルリア文明―古代イタリアの支配者たち』読了。

これまた大層楽しく読み終えました。

エトルリア文明入門書、といった感じの、画像の多い分かりやすい本でした。
歴史はいいなあ…(うっとり)。
もちろん、ローマの前にエトルリア文明が栄えていて、
ローマに大きな影響を与えたことは知っていたのですが、
詳しく読んだのは初めてです。
まだまだエトルリアに関しては素人なので迂闊なことは言えませんが
なんとなく、大らかな明るいイメージのある文明です。
そもそもワタシ、都市国家、てのに弱いのです。
その上、ギリシャ文化との交流が盛んで、潤沢な経済力を持ち、
女性も周辺諸国よりは発言権があったっぽい、洗練され、敬虔だった文明。
これが惚れずにおれようか!
しかし、エトルリア語は難しいてさっぱり分からん。



ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)
小川 英雄 / / 中央公論新社
スコア選択:




続いて小川英雄著『ローマ帝国の神々』を読み始めました。

読み始めて失敗に気づいた。
しまった、この著者、古代オリエント史が専門じゃないの!
案の定、ローマ神話とエトルリア、ギリシャ、他サビニー神話などとの関係は
あっさり流され、オリエント話に力が入れられとります。
直前にエトルリアの本を読んだところだったので、
そりゃあ、オリエントは文明が高かったじゃろうが、そればっかじゃなくて、
もうちょっとエトルリアの影響も認めてやってよ、と思ってしまいました。
当時のオリエントの宗教事情をざっと説明する段は
興味深く読ませてもらいましたが。

しかし、『ローマ固有のあまりに人間くさい神々はすでに吸引力を失っていた』って、
そりゃあ、そうなのかもしれんが、だからといって一神教もどうかと思うよ…?
(個人的に、イエスはすごい人だとは思うけど)
…とは思いつつも、民族的な宗教よりその枠を取り払った、個人の意思で自由に
入信・信仰できる宗教の方が、この時代受け入れられやすかった、
といった記述にはちょっと納得もしてしまいました。
まだまだ序盤なので続きを楽しみに読みたいと思います。

忘れてたけど、そういえばヒッタイト人て印欧語族だったなあ…。
それと、クマルビ神話ってフルリ人か…
(吉田本にしょっちゅう出てくるんだもん、クマルビ神話)
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by mi-narai | 2007-12-04 19:55 | 2007年12月の読書