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『ロロ・キドゥルの箱』 『銀の枝』

中島 成久著『ロロ・キドゥルの箱―ジャワの性・神話・政治』4章まで読みました。
4章の日食と月食の神話が目的でこの本を借りたので
今スゴイ楽しい!



ローズマリー・サトクリフの『銀の枝』読了。
ローマ時代、ブリタニアが属州だったのは知ってたけど
一時期ローマの支配を離れて独自の皇帝が立ち、
その後すぐにローマの支配下に戻った事件は
知りませんでした。
解説を読むと、3世紀のことらしい。
第9ヒスパニア軍団がヒベルニア(今のスコットランド)で
行方不明になった事件もサトクリフで知ったし、勉強になります。
わたしがイギリス史を面白いと思ったのはサトクリフのおかげといっても過言ではありません。

それはさておき。

とても面白かったです。
…と書くと、なんだか書き足りない気持ちがします。
普段軽く「あー、面白かった!」と書く時の数割り増しで心に残りました。
サトクリフ作品だから、多分そうなるだろうとあらかじめ覚悟(期待)していたのですが、
やはり終盤はドキドキしながら一気に読み進めてしまいました。
左遷されてからの展開が息もつかせぬジェットコースター(意味不明)。
でも、今回はサトクリフ作品には珍しく、親友と二人して試練に立ち向かう筋なので
いつもと目線が違って目新しくてよかったです。

いや、友情っていいものですね☆

どうしてわたしは読んだはずのこの本の筋を忘れてられたんかしら…
(10年位前に一度ハードカバーの方で読んでいるはずなのです)
お陰でもう一度最初から新鮮な気持ちで楽しめたのでいいといえばいいのですが。



『光車よ、まわれ!』が再販されるらしい。
なんか、わたしの中で『クラバート』と同じカテゴリーに分類される本。
こういう土臭い、闇の匂いの濃厚なお話って、普段好んで読むわけではないのですが、
一度読んでしまうと、心のどこかに独特の雰囲気が引っかかって
なかなか忘れられないのです。
今度の再販はハードカバーなのでさすがに買うつもりはありませんが、
図書館で探してもう一度読もうかしら


以下、雑記
・次あたり、またアホいネタをアップするつもりなので、途中に真面目な記事を挟んでみました。
妄想過多な人間なのでやりたいことやネタだけが鬼のようにどんどんたまってしまうという悲劇…。

・某Yさんとこで公開していた「ギリシア神話ソート」やってみました。
この日記、折りたためないので「更新履歴」の方にでもこっそり乗っけときます。

…うん、なんというか、予想どおり…(視線そらし)
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by mi-narai | 2008-09-09 22:23 | 2008年9月の読書
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