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『ハナシはつきぬ』 『古代世界の超技術』 『氷の娘』

もうちょっとだけゲームの話
2/27までのつなぎとして、以前買ったまま置いておいた『AceCombatX』をやりかけたんですが、

神様!グレイプニルが撃破できません…!!

10回くらい手を変え品を変えトライしてみたんだけどどうしても打ち破れず、
仕方ないから難易度を下げて最初からやり直し中。くっそー!!
しかし、難易度をEASYにしたら、ミサイル78発も積んでますよ!!
NORMALが54発位しか積んでなくて、照準合わせるのが苦手なへっぽこパイロットのわたしは
よく弾切れになってたので、これはありがたい。
これでTARGET以外の爆撃機とかも撃ち落とせますよ!!
今度こそ頑張る…!



こないだ本屋に行ったらば、
わたしがホメロス入門編として最適だと思ってる良著、
バーバラ・レオニ・ピカード作
『ホメーロスのイーリアス物語』と
『ホメーロスのオデュッセイアー物語』が
文庫化してました!!

ホメーロスの イーリアス物語 (岩波少年文庫)

バーバラ・レオニ・ピカード / 岩波書店

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ホメーロスの オデュッセイア物語(上) (岩波少年文庫)

バーバラ・レオニ・ピカード / 岩波書店

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ホメーロスの オデュッセイア物語(下) (岩波少年文庫)

バーバラ・レオニ・ピカード / 岩波書店

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イーリアスとオデュッセイアー始まってた…!
いや、これ、ほんとオススメだから!
児童向けだから分かりやすいし、かといって大人が読んで物足りないわけではなく、
原作からの改編があまりない(※ここ重要)ので、
まさに、ざっくり原作の雰囲気を掴むにはうってつけなんです。
アキレウスが清廉だし。原作いきなり読むよりはちょっとだけアキレウスに同情できる作り。
オデュッセウスはちょっと真面目すぎますが。
(お茶目さが足りん。イドメネウスと二人、おっさんコンビです)
サトクリフの文庫化に続き、これも文庫化とは!
ありがとう、岩波さん!!
アルフレッド王の戦いもお願いしますよ。


カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫)

高田 崇史 / 講談社

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高田崇著『カンナ』
借りたので読みました。
同作者の他シリーズの押し付けがましい探偵役に比べ、
この主人公はまだおバカ度が高い分、かわいいなあ、と微笑ましい気持ちで眺めてられます。
今回は役小角の話。
だいたい毎回この作者の言い分は胡散臭いので、
(百人一首辺りは面白かったのになあ)
説明部分は耳半分で読みとばしました。


ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺 5 (笑酔亭梅寿謎解噺) (集英社文庫)

田中 啓文 / 集英社

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田中啓文著『ハナシはつきぬ』読了。
ずーっと文庫化するのを待ってた一冊。
シリーズ最終巻だそうで。
一気に読みました。
相変わらずの怒涛の落語小説ですよ。
師匠の暴力っぷりも相変わらず。
竜二は若干脳みそ筋肉寄りのおバカさんだし、師匠は酒飲みのクソ爺だし、
アクの強い主張の激しい落語家ばかり出てきて、どたばたと忙しなく話は展開するのですが、

それでも最後にほろりと来てしまうという、ね…。

竜二も梅寿師匠も、落語が好きで、その一点でどうしようもなくつながってて、
あんまし麗しくはないけど気持ちのいいスカッとするような師弟愛があるんですよ。
このシリーズ好きだなあ。
本当に、お笑いが、見たくて仕方なくなっちゃいます。
一発芸も悪くないけど、それよりもっと長い、漫才とか落語が。
ていうか、リアルに梅寿師匠の落語が聴いてみたい!!!
大体、泣かせるよりも笑わせる方が難しいんですよね。
天然でなく意図的に面白い人っていうのは、すごい人なんやで!


古代世界の超技術 (ブルーバックス)

志村 史夫 / 講談社

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志村 史夫著『古代世界の超技術』読了。
なぜブルーバックスからこんな本が…
と思いましたが、書いているのが物理学系の学者先生だからなのですね。
遺跡なんかで残っている、機械がなかった頃に作られたとは信じられない
大型建築物の建築方などを真面目に考察した一冊。
さらっと読めて、しかも最近の研究までちゃんと言及してあって、面白かったですよ!
ピラミッド、内部螺旋通路説もちゃんと載ってた。
一番心に残ったのはローマン・コンクリートとインカの石組みの項でした。
コストはともかく、手間を惜しまなければ、機械なんてなくても良い物づくりは出来るのだなあ…。
現代の社会だと、人件費もコストに含まれちゃうから、効率優先で
なかなか実現しないだろうことを考えると、なんか世知辛くなっちゃった…。


氷の娘 (創元推理文庫)

レーナ・レヘトライネン / 東京創元社

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レーナ・レヘトライネン著『氷の娘』読了。
前作『雪の女』に引き続き、マリア・カッリオシリーズ。
フィンランドミステリーです。
日本での発売は2冊目だけど、本国での発売は5冊目、かな。
今回は、フィギュアスケートの選手が殺されてます。
北国だもん、フィギュアは盛んですよね、フィンランドも。
でもって、被害者の日記がノート書きだったり(今なら確実にツイッターかブログ)、
次の長野には絶対出たい、みたいな記述があったり時代を感じさせます。
20年くらい前の話なんだなあ…。

ところで、外国人の書いた小説って、やっぱり、
日本人の書いた小説に比べて読むのに6倍くらいの時間がかかります。
けど、これって、単純に1ページの文字数が多いってのもありますよね。
行間も詰まってるし字も小さいし、絶対数倍の文字が詰まってる!

それはさておき内容です。
前作に引き続き、ミステリーとはいえトリックをあれこれ考える要素は背後に回され、
警察官である主人公と同じ目線で日々をすすめ、その日常や心境を味わう種類の小説だと思います。
主人公が気持ちのいい女性なので、それがむしろ面白いのですよ。
でも、そんな日常業務での聞き込みや捜査の中に事件の全容を掴むパーツがちりばめられていて、
いつの間にか全部のヒントは揃ってるんです。
最後の最後で勿論主人公は犯人にたどり着くのですが、その時の種あかしで
「あー!!あそこか!!気付かなかったー!!」
という気分になりました。
…てことは、結局ちゃんとしたミステリーなのか。
主人公の生活がリアルでノンフィクションっぽくて幻惑されるけど。

今回主人公は妊娠7ヶ月目なので、妊婦さんの大変さとか、
フィンランドの保健制度とか色々わかるのも面白い。


目白台サイドキック 魔女の吐息は紅い (角川文庫)

太田 忠司 / 角川書店

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太田忠司著『目白台サイドキック 魔女の吐息は赤い』
これまた借りたので読みました。
ほんとに!日本人作者の本はすぐ読めるな~!
この作者の推理物、なぜかちょっとだけオカルト色がはいるけど、
作者が期待してるほど色ものにはならず、
伝統的な日本の推理小説、みたいな雰囲気のままなのがちょっと面白い。
描写が淡々としててあっさり進む感じ。
今回、またもオチ(動機部分)が「おいおい待たんかい」という納得しづらいアレでしたが、
(そんな理由のためにわざわざあんな仕掛けを…お前、暇なんか…?)
…いやいや、日本の推理物にリアリティを求めてはいかんよな。
トリックとかアリバイとか、推理の手順とかをコネコネして思考するのを楽しむものだもんな。


多読
読んでたロマンス小説、大体先が読めたのと、日本語訳されてた同じ作者のロマンスが
くそつまらんかったのとで途中で読むのをやめました。
代わりに、昔に買った「アボンリーへの道」のノベライズの中の、
特に好きだった回「アレックに乾杯」を読み始めました。
ドラマ見たのが昔過ぎて細部を忘れてたのを、思い出してちょっと楽しい。
ああ、へティーの傍若無人さとか、フェリックスの食いしん坊加減とか
こんなだったなあ!
アレック叔父さんはとにかく素敵な大人だったんだ。
タイプ的にはヘパイストス。
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by mi-narai | 2014-02-23 15:46 | 2014年上半期の読書
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