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『ギリシャ・フェニキア』 『バースへの帰還』 『イスラームの「英雄」サラディン』

どうも、更新をサボっちゃっていけません。
これからは3件くらい溜まったら小まめにアップしようかしら…

アマイタマシイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

杉本 亜未 / 集英社

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アマイタマシイ 2 (ヤングジャンプコミックス)

杉本 亜未 / 集英社



この作者の『アニマルX』とか、シリアスさにはついて行けないけど好きだったんだよなあ、などと思いながら
本屋で衝動買いした一品。

なんか、面白かった!!

頑固なお侍さんみたいな性格の変人シェフが、めちゃめちゃうまそうな洋菓子を作るんですが、
これがまあアンタ!生きてるうちにいっぺん食べてみたい!!と洋菓子好きの見習いをうならせるほど
おいしそうなのです!
シェフと周りの人の頓珍漢なやり取りもおかしく、コメディタッチなので、私と同じくシリアス苦手なあなたでも
大丈夫!(いったい誰に薦めているんだお前は)
続きが超楽しみです!


『PEN ギリシア・ローマ特集』
散髪屋でいつも、なぜか私の前には『PEN』が置かれるのですが、
今回上記のような特集だったので、すぐさまその足で本屋に寄って買い求めてみた。
観賞用です。
雑誌って、素敵な写真使ってますよね~!



古代美術とトロイア戦争物語

スーザン ウッドフォード / ミュージアム図書

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『古代美術とトロイア戦争物語』
古本屋で安くなってたので、ノリで買ってみた。
あれ?2011年出版?意外と最近だな。結構買いだったのかもしれません。
トロイア戦争関連の絵が描かれた壺とか、壺とか、壺の写真が載っている
薄めの図録みたいな本。
ざらっと写真だけ眺めてとりあえず満足する。


ナショナル ジオグラフィック [DVDブック] ビジュアル保存版 古代ギリシャ フェニキア 地中海に生まれた文明の興亡 (ナショナルジオグラフィック DVD BOOK)

ナショナル ジオグラフィック / 日経ナショナルジオグラフィック社

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『ギリシャ・フェニキア』
DVD付のやつを正月気分で買い求めてしまいました。
どっちかといえばDVDの方がメインで、本の方には大したことは載ってなかった…。
でも、近年の研究で、トロイアの城壁の全体像が書き換えられ、
狭いと思われてたけど、やっぱりけっこう広かったみたい、ということが
判明したらしい、と分かったのは収穫でした。
そうよね。トロイアは広くなくっちゃ!
スカイア門は城壁の近くなのね。

とはいえ、ギリシャ部分は、まあ、いいのです。
わたしのメイン目的はフェニキアですよ。
DVDがフェニキアについてだったので、付属本の方の叙述が少ないのは大目に見ます。
で、肝心のDVDですが、

判明したん、そんだけかよ!!

第一の感想がこれでした。
(まあ、映像とか、フェニキア(レバノン)の風景には、ものすごい浸れて楽しかったですが。)
でも、レバノンて、内戦があって発掘が遅れてたから、
シドンの遺跡とか手つかずなんですってね(2004年当時)。
まだまだこれからだと思うとワクワクします!
後、レバノンという国名が、地中海東沿岸をさすレバントから来てるって
初めて知った…!レバントという呼称は知ってたけど、国名とくっつけて考えなかったよ!!
ちなみに、レパントの海戦のレパントはまた別の地名ですよ。
パレスチナも、「ペリシテ人」から来てんのね…。わーお…。



バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ピーター ラヴゼイ / 早川書房

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ピーター・ラヴゼイ著『バースへの帰還』読了。
前作でバース警察を(正しくはエイヴォン アンド サマセット署)辞職したダイヤモンドが復職する話。
殺人の罪で2年前に収監された男が脱獄し、警察署の偉い人の娘を人質に取って
自分の無実を証明するよう警察に迫るのだけど、
彼が交渉役に指名したのがダイヤモンドだったの。
(↑2年もずっとムショ暮らしだから、ダイヤモンドが辞職した件を知らなかった)
で、数年前の殺人事件を再捜査することになるダイヤモンドの活躍が今回の見どころなのでした。
わたし、毎回このシリーズは最後まで犯人が分からない(ていうか、推理力がないので大体分からない)
のですが、今回もやっぱり分かりませんでした。
おかしいなあ、以前一度読んでるはずなんだけどな…
面白かったですよ!



猟犬クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ピーター ラヴゼイ / 早川書房

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ピーター・ラヴゼイ著『猟犬クラブ』読了。
続けて読んでます。
ラブゼイはダイヤモンドシリーズは一作ごとに作風を変えて書いてるんですが、
1冊目は警察小説、2冊目は追跡劇、3冊目はミステリ・サスペンス要素が増えた推理もの、
で、とうとう、この4冊目で

密室の謎。

ですよ。
殺された男が所属していたのが「猟犬クラブ」というミステリーサークルで、
そのメンバーがまたそれぞれのミステリーに詳しくて、
ミステリファンなら二度美味しい仕様。
これまた推理が二転三転し、最後まで犯人が分かりませんでした。
まさか、あの人が…
(しかし、作中で出てくる作家、読んだことあるの、クリスティと、セイヤーズとイヴァノビッチ、クィーン、
カーも読んだかな、そのくらいですよ。エルロイは映画見た程度。フレミングとか、ブラウン神父とか
(作者名忘れた)、その辺は名前しか知りません。
あ、でも『薔薇の名前』と修道士カドフェルシリーズは読んだ、
もちろんシャーロック・ホームズもね!)



イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男 (講談社学術文庫)

佐藤 次高 / 講談社

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佐藤次高著『イスラームの「英雄」サラディン』読了。
ホントはサラーハ・アル・ディーンとか、サラーフ・アッディーンとか言うんだけど、
一般に良く知られてる「サラディン」で統一します。
この人、イブン・ジュバイルの旅日記にやたらと絶賛されていたので、読みたくなって買ってみました。
知らなかったサラディンの生い立ちなど載ってて大変楽しい。
彼、クルド人なんですってね。
後、イスラムは中国と並ぶ記録大国で、色々文献が残ってるんですって。
日本で知られてないのは翻訳が進んでいないせいか(もったいない)、
まあ、根本に需要がない、というのもあるでしょうけども、
東南アジアとか中東辺りの歴史も面白そうなのになあ…。
(原文ではよう読まんので知識人にはガンガン翻訳したり本書いたりしてほしいです)

それはさておき、十字軍です。
ほんまこの頃の十字軍は超迷惑!
最初、順礼が通るのはいつものことだから西欧人たちを快く通してあげてたイスラム諸国も、
彼らがエルサレムをいきなり攻撃して占領したのにはビックリですよ。
なので、エルサレムを解放したサラディンが、アラブで英雄扱いされてるのもなんとなく納得です。
そらもう胸がすく出来事だったのだろう。
側近も、切れ者が揃ってたみたいだし、かっちょいいなあ。
でも、後世まで続くような体制を作らずに死んじゃったので、
アイユーブ朝はそんなに続かなかったらしい。すぐ後にモンゴルとかティムールとかがやってくるしな。
サラディン一人のカリスマとか人望とかで持ってた国だったのですね。
本人は自分では王だと名乗ったことないし、謙虚で、慎重で、思慮深い人だったみたい。素敵です。
ちなみに、彼が可愛がってもらってたシリアの王ヌール・アッディーンの配下としてエジプトへ赴き、
そこで宰相の地位についたのは30そこそこの時だったらしい。
割と夫婦生活も円満だったらしいし(若干アホな弟たちへの面倒見が良すぎる気はするが)
なんか、こういう、おおっぴらに「かっこいい」と明言してもこっちが恥ずかしくない人って、いいよなあ…
(某イタケの人とかテミ公とかは、きらりと光る部分もあるけど、ダメ要素が半端ないからな)
まあ、とにかく読んでる間中楽しかったッス!時代も人物も地域も好きなので!
そうそう、アサッシンの語源となったイスマーイール派の暗殺集団も出てきましたよ。
サラディンは間一髪助かったけど、狙われたどっかの王様が暗殺されてた…!
後、トルコが思いっきり田舎者扱いされてて時代を感じました(笑)。



奇談蒐集家 (創元推理文庫)

太田 忠司 / 東京創元社

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太田忠司著『奇談蒐集家』読了。
借りた本。この著者の推理物ばかり読んでいたので今度も推理物かと思ったら
幻想小説の類でした。
不思議だけどちょっと不気味、みたいな。
考えたら、この人「月読」とかオカルトチックな推理物も書いてるし、こういうのが好きなのかしら。
でも、目先が変わってちょっと面白かったかな。
読みやすかったので、朝の通勤時間だけで二日で読めました。



死が最後にやってくる (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー / 早川書房

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アガサ・クリスティ著『死が最後にやってくる』
古代エジプトが舞台の異色ミステリー。
墓守イムホテプと、墓に付随する農園などの経営で暮らすその裕福な家族たち、
長男夫婦、二男夫婦、生意気な三男、出戻った娘、年老いた女中、祖母、孫たち、経理人。
そこへ、イムホテプが若く美しい愛人を出張先から連れ戻ったことから悲劇が始まる―
…みたいな筋。
以前一回読んだことがあるんだけど、改めて読んでみたくなったのです。
なかなか面白いですよ…!!
クリスティの3番目くらいの旦那が確か考古学者なんだっけ。
ものすごい量の資料を回してもらったんだろな(身内に学者がいると得だな)と思わせるアレっぷり。
なんか、さらっと古代エジプトのとある一家の生活を描き出してるのがすごい。
話の筋が、どこの時代に持ってきても通用するような人間ドラマなのもある意味すごい。
事件が起こるまでが若干長くて前半はもじもじしますが、
一度起こってしまえば畳み掛けるような連続悲劇で、
しかもわたし、また、最後の最後まで犯人わからなかったーー!!!

動機などについては若干疑問が残りましたが、主人公が今後幸せになりそうな終わり方だったので
読後感は爽やかでした。
ミステリ好きの人も、エジプト好きの人も一度読んでみて!



今、『一神教の誕生』と『暗い迷宮』を読み進み中。



多読
春からずーっと、ロマンス小説のスピンオフを二日にいっぺん2ページずつほど読み進んでます。
6割くらい分からない単語なんですが、なんか、ロマンス小説を読み慣れてるからか、
分かる単語だけで勝手に話を予測して脳内変換している私がいます…。
全く英語理解が深まってる感じがしないッ!!
とりあえず、3分の1くらいまで読み進んだ。
ヒーローは早くヒロインのかわゆらしさに気づくべき。
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by mi-narai | 2013-02-03 20:16 | 2013年上半期の読書
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