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『ルー=ガルー』 『平安妖異伝』 『感覚の幽い風景』

『現代政治学入門』読み終わったー!
入門、と銘打ってあるとおり、これから政治学を勉強しようという学生のための
各教科の研究の詳細と手引き、みたいな本でした。
作者はイギリス人だからか、アメリカ式のデータをそろえて分析する方式の
政治学には若干批判的で、歴史関係からひも解いていくやりかたを推薦してる感でしたが、
政治学とは何かということが平明に述べられていて良かったのではないかと。
(大体忘れたけどな!)


分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)

京極 夏彦 / 講談社

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分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫)

京極 夏彦 / 講談社

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京極夏彦著『ルー=ガルー忌避すべき狼』読了。
友達が貸してくれたので文庫版で読みました。
近未来が舞台です。
人との関りや生とのふれあいが希薄で
雑多なもの(雑菌含め)を極力排除した世界で
起こった連続殺人を軸に少女たち(別ルートで大人たち)が
非日常に巻き込まれて(その過程で付随的に色々目を開かれて)行く話。

最初は世界設定だとか登場人物の淡白すぎる言動だとかに慣れるだけで手一杯で、
上巻の真中あたりまでは読みながら何度も寝そうになりましたが、
上巻の終わりあたりから加速度的に面白くなってきて、
下巻は一気読みしてしまいました。

殺人の動機に対する作者の意見、とかは、『魍魎の函』を思い出した。
いや、それにしてもこの本、
ここでこういう展開が来て欲しい!という読者の要求に
ぴったり物語のクライマックスが沿ってたというか、
ある種の爽快さがあってさ。(この読後感、佐藤賢一に似ている)

美緒ちゃんが好きだ。(いきなり)

いやあ、最後の辺りは気持ち良かった!ワクワクしました。

ちなみに、真相には、タイトルと世界設定から薄々気付いてはいたけど、
下巻の3分の1辺りで確信しました。
ちょっと「え?わたしって意外とかしこ?」などと一人悦に入りました(アホです)。

続きの2巻も借りてるので、1巻を忘れないうちに読むつもり。


分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)

京極 夏彦 / 講談社

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分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)

京極 夏彦 / 講談社

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数日後、2巻も続けて読了。
今度は前作で脇役としてちょろっとだけ出てきてた律子という女の子が語り役です。
前作の葉月ちゃんよりよほどしっかり者なので、
読んでる方もさほどストレスなく先へ進めます。
なによりテンポが良い。この子の関西弁は若干おかしいけどな。
(作者が不案内、というよりは、未来であることを見据えた上でわざと現在の関西弁より
標準語に近くなっている関西弁を話している、という可能性が濃い)
途中、律子が、メールより対面して話すほうが安心する、と述べるシーンがあるんだけど、
それにはものすごく共感しました。
メールとか書面とかのやり取りのほうが圧迫感は少ないんですが、
その代わり相手が自分の言葉を誤解してても分からないんですよね。
その点、顔を見て話すと、修正が効きやすいと。
それに、特に謝罪する時とか、面と向かって意を伝えることを尻込みする自分を
自覚してしまうと、却ってむきになっちゃったり。あほだよなあ。
それはさておき、

今回も面白かった!

まさか1巻のあの事件にそんな真相が!!
本編の方のネタはよくよく考えてみると笑える方向でおかしいのだけど
そのことをズバリ美緒ちゃんが言ってて、にやりとしてしまった。
後、歩未ちゃんの人外ぶりは異常。
中年の元刑事と美人元カウンセラーはくっつかないのかしら。


平安妖異伝 (新潮文庫)

平岩 弓枝 / 新潮社

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平岩弓枝著『平安妖異伝』読了。
平安時代を舞台に、藤原道長と少年楽師真比呂がさまざまな怪異(楽器関連)を
解決する、という短編集。
いや、これがなかなか面白かったのですよ。
さすがベテラン、文章がくどくもなくあっさりしてて
おまけに道長は男前!
いろいろな楽器についてさらっと書いてあるのも楽しかったです。


感覚の幽(くら)い風景 (中公文庫)

鷲田 清一 / 中央公論新社

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鷲田清一著『感覚の幽い風景』読了。
職場の元同僚が、なんども「こいつは何が言いたいかよく分からん」と
眉をしかめて言ってましたが、確かにところどころ頑張らないと
作者の意図がつかみづらい箇所なんかがありました。
でもそれは私が抽象的な事についての思考が未熟、かつ哲学的な書き方に
不慣れなせいで、清ちゃんの文章はとてもきれいな日本語だと思うんだよなあ。
普段何気なく考えてる、「五感」、触れたり見たり聞いたり、そういった、
言葉になる以前のなにか説明しづらい感覚というものについて、
その場面場面について、踏み込んで書いてある本。

これまで何も考えずに行っていた動作のアレコレを違った目で見てしまいそうになります。


今は『アステカ文明の謎』を読みかけてます。


多読
ケイ・ヘザリの『American Pie』(レベル4かな)
ハンバーガーの方が結構面白かったので、続けて他のエッセイも借りてみた。

アメリカ人は学校で個性的な人になりなさいと教わるとか、
日本食大絶賛とか、どうも日本人にはアメリカ人男性はフェミニストだと思われてるみたいだけど
全くそんな事ないぞコンチクショウ!とか、色々コメントが面白いです。
テキサスからNYに出てきたとき訛が気になって一生懸命直したとか、
どこでも事情は一緒やねんなあなどと。
違ってるところも同じところも面白い。


映画

『シャーロック・ホームズ』
1の方。
おお、思ってたより全然面白かった。
こういうのもアリかな。けっこうガイ・リッチー好きだったりします。

『情婦』
いわゆる、アガサ・クリスティの『検察側の証人』
騙された―!!

しかし、「証人」と打とうとして「商人」と変換してしまうわたしのマイ・パソコンよ…


『アメトーーーク』DVD
徹子の部屋芸人が最高でした。
徹子さん…!!
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by mi-narai | 2012-04-14 21:10 | 2012年4月の読書
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