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「よみがえる黄金文明展」図録 『K-20』

「よみがえる黄金文明展」図録読了。
最初と最後にブルガリアの歴史など載っているのですが、
あの辺りはほとんどさらったことがなかったので新鮮でした。
でもって

オスマン帝国の文字にときめいた。

トラキア、すごいですよ!
最初の辺りにばばーんと黄金製品の写真があった時は
「まあ、つかみだしな。最初は派手なあたりをもってこなきゃな」
思ってたんです。
でも、めくっても、めくっても、めくっても黄金。

黄金率高ぇ!!

さすが金の産地です。

後、当時のトラキアの生活や文化とか、風土とか、微妙に垣間見える宗教観などが面白かったです。
(復活祈願で死体バラバラとか。)
葬送競技→火葬→埋葬&塚作成 のくだりは、『イーリアス』でもそうだったので、
トラキア独自の風習みたいに説明されてるのが不思議な感じでした。
そうなの?
いや、23歌辺りのアレが『イーリアス』成立当時のギリシャの埋葬の風習とは
違うと聞いたことはあったので、過去の風習が叙事詩の形式の中に生き残ったのかと
思ってたんですが、それより周辺諸族の風習を反映させてたのかしら。
それとも、あの一体に広く行われていた埋葬の風習がギリシャでは廃れて
トラキアでは残ってたの?
(どうでもいいといえばどうでもいい話題)


金細工に関して言えば、金粒細工の装飾品に、エトルリアを思い出しました。
エトルリア展の図録にも、似たようなデザインのものがあったからさ。
地理的にも遠くないので、技術だけ伝播しただけかもしれないのですが、
ギリシャ経由でエトルリアの文物が伝わったのかな、などと想像するのも
また楽しかったです。

心の師匠K様。お貸しくださってありがとうございました!
(2番目に心に残ったことは、ブログの方に!)


『K-20』
妹が1月いっぱいまでしか使えない映画のチケットがあるというので
急遽申し合わせて見てきました。
以下、例によって見終わったあとの姉妹の会話。
(ネタばれ注意)



























私「かねしろくん可愛かったな~」
妹「一直線に駆け寄ってくる犬のようなかわいらしさやったな!」
(またこの姉妹はのっけからこんなことを話してます)
私「かねしろくんは『Lovers』の時といい、シリアスな役よりちょっとコミカルな方がイイよ」
妹「そうやなあ。今回も純朴な感じが良かったよな」
私「タイトルロール見たら今回監督さん女の人みたいやな」
妹「そうなん」
私「道理で女子的にかゆいところに手の届く演出やと思った」
妹「たとえば?」
私「『へいきちサマー!』とか『良家の子女のたしなみです』とか」
(※どちらもヒロインの決まり文句)
私「繰り返しが面白かった。それに、ヒロイン、もっとウザい女かと思てたけど
意外とへこたれへん嫌味のない仕上がりやったやん」
妹「あの味はまつたかこにしか出されへんよなあ」
私「確かに、かわいくてもあほそうなアイドルには無理かもなあ」
妹「平均年齢高かったけど」
私「主人公カップルはええけど、最後、怪人二十面相が可哀想やったわア」
妹「そうやな」
私「あの人、きっとツンデレやで。でもって、最後の最後、
なけなしのデレで手を差し出したのに素で振り払われてもてんで。うう、気の毒に」
妹「お姉ちゃん…(かわいそうな人を見る目で)」
私「でもよう考えたら怪人二十面相は…」
(以下、ひとしきり事件の結末とそこにいたる推理について会話)

妹「…結局あの後どうなるんやと思う?」
私「さあ。小林君が頑張るんとちがウ?小林君といえば、わたしチラッと小林君が黒幕かと思ったわ」
妹「わたしも!だって、あんな邪悪そうな顔で絵を眺めてんねんもん」
私「アレは単なる機会オタの血が騒いだだけやったんやな」
妹「紛らわしいわあ」
私「地味にアクションシーンも面白かったなあ。泥棒練習で街中走るシーンとか」
妹「途中でかねしろくんごく自然にジョギングでもする感じで「行ってくる」って出かけてたやん?
実はあの練習 ま い に ち してるんかと思って、ものすごい興奮した。すごいすごい」
私「そういえばな。わたしかつて『バットマンビギンズ』という映画を何かの間違いで見た事あるねんけどな」
妹「ふーん」
私「バットマンって、全部スーツの力やねん。でも、怪人二十面相って全部怪人本人の力やん。
めりか人め!見たか東洋の底力!」

あー、毎度馬鹿ですね。
「おーるうぇいず」には別段そそられないんですが、金田一とか二十面相とかの
レトロな日本はとても好きなので、個人的にはとても楽しかったです。
かねしろくん可愛かったしね!(その話はもういい)
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by mi-narai | 2009-01-08 22:00 | 2009年1月の読書
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